アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
sionさん wrote:
>はじめまして。sionと申します。7歳の自閉症児を持つ父です。実は息子の行動で
>前から気になっていることがあるのですが、どうして息子がそのような行動をとっているのかが判らないのです。
>
>・手を目の前でヒラヒラさせる。
>・紙とかを目の前でヒラヒラさせる。
>・物を指または手の甲でポンポン叩く。
ミッドランドです。こちらこそはじめまして。
さて、sionさんの息子さんの行動について、僕の体験をもとに述べます。(息子さんの知能がどの程度か判断できませんが、以下に述べることは知能が正常な場合です。)
そうした「常同行動」は、「強固な自己の世界」のあらわれです。
自分が安心できる「世界」であり、僕はこれを「マイ・ファンタジー」と呼んでいます。(専門書には、『自閉的ファンタジー』と記されています)
>カタコトの言葉しか話さない息子が、何かを表現するためにやっているのでしょうか?
その場合もありますが、多くは「マイ・ファンタジー」の中に入っていると思われます。
>私が同じことを彼の目の前で行うと、ヤメテと言わんばかりに私の手をおさえます。また、彼の意識(集中力)が衰えたときにやっているような気もするのですが。
それはおそらく、「マイ・ファンタジー」を壊されたと感じたからだと思われます。僕自身、幼少の頃「マイ・ファンタジー」にひたっているときに、外からの邪魔がはいると、よくパニックに陥りました。
また、意識うんぬんについてですが、僕も無意識のうちに「マイ・ファンタジー」の中にはいります。これは現在でも続いています。「意識が衰えたとき」というよりは、「意識しないで」行動にでるのです。
>追伸:息子は独り言も多いほうなのですが、それって本人は独り言を言っていることに気付いているのでしょうか?
断言します。気づいていません。
僕も独り言が多いと周りから言われます。つまり、人から指摘されるということです。この場合もやはり無意識のうちに独り言を言っているのです。僕自身が気づかないので、何度もそういった指摘を受けるハメになってしまいます。
こんな心もとない助言ですが、もしおチカラになったなら幸いです。
これからどんどん意見を交わしましょう。 ミッドランド
青りんごさんwrote:
>社会的にそうゆう位置に置かれている気がします。
>でも、自分のコントロールさえ難しいストレス過多の日常で自分以外の人を
>コントロールできるわけが無いと思いません?
>自分以外の誰かを変えることなんて出来ないと思うの。
>こちらが変ることによって相手との「関係」を変えていくしか手がないのでは?
大黒様(お坊さんの奥さん)が幼稚園児を殺害してみたり、裁判官の妻がメル友の奥さんに嫉妬してストーキングをしてみたり……
まさか「夫婦はそれぞれ独立した人格だから、妻のやったことは私とは関係ない」とも言えないし、「そこまで面倒見きれんから別れる」とも言えないし、誰かに相談すれば「そういう時は旦那さんが心の支えになってあげないと」と言うに決まってるし……確かに男性って大変ですよね。
「見る目がなかった」というのも分かるのですが、「じゃあ、見る人が見れば分かるのか」というとそうでもないし、だいいち相手が見せてくれるかというと見せてはもらえないんですね。相手が逃げられないところに身を置いてくれて、やっと安心して見せることができるという臆病な人は多い……というか、「普通」の人はそうみたいです。あたしなんかは見せるもんはさっさと見せちゃって(どーせ隠すほど大したもんじゃないし)、「で、どうする?」みたいなタイプなんだけど、そうすると相手は「なんか隠してんじゃないか」とかいって逆に勘ぐったりするし。自分のカードを伏せておいて、相手のカードは見たがるという人は多いです。
なんだか世の中全体が幼児化しちゃってる気がします。で、「ちゃんとしたひと」っていうのは、たいてい子供みたいな人に振り回されてるのね。世の中のきまりごとというのは、「ちゃんとしたひと」と「ちゃんとしたひと」の間で成立するようになってるから。で、男性というのは「ちゃんとしたひと」としての役割を背負わされているのですよ。
真面目に自分の役割を果たしているひとが幸せになれないのを見ているのはつらいです。だから、あたしはせめて自分の役割をちゃんと務めようとおもいます。
Maria
くると wrote:
>
> ところで、シンタロウくんはどんなことが得意で、どんなことが苦手で
>すか?きっとシンタロウくんのLDは苦手なところだけにあるんだと思いま
>すよ。
僕が得意なことは、一つは理数系の問題が得意です。学校ではいつも高い点をとってます。(時々低い点を取るけど・・・(^_^;))中学の時、理科が得意で最高で90点位取った事があります。
苦手なことは、文系の問題が苦手です。特に英語が苦手でいつも低い点を取ってます。(10点取るのがやっとで・・・(^_^;))
それではまた(シンタロウ)
はじめまして。sionと申します。7歳の自閉症児を持つ父です。実は息子の行動で
前から気になっていることがあるのですが、どうして息子がそのような行動をとっているのかが判らないのです。
・手を目の前でヒラヒラさせる。
・紙とかを目の前でヒラヒラさせる。
・物を指または手の甲でポンポン叩く。
常同行動っていうんですかね、自閉症の本にはそのようなことをするということは
多々書かれてあるのですが、どうしてそのようなことをするのかを書いてある本にはいままでめぐり会ったことがないんです。
カタコトの言葉しか話さない息子が、何かを表現するためにやっているのでしょうか?
私が同じことを彼の目の前で行うと、ヤメテと言わんばかりに私の手をおさえます。また、彼の意識(集中力)が衰えたときにやっているような気もするのですが。
どなたか、息子の行動を理解できる方、なぜ息子がそのようなことをするのかご教示戴きたいのですが。
宜しくお願い致します。
追伸:息子は独り言も多いほうなのですが、それって本人は独り言を言っていることに気付いているのでしょうか?
KILROY wrote:
> ボーダーライナーと直接かかわった人間としては、いろいろと恨みつらみもあったりする。
>
> ついでながら副題にある「青少年」の一語についてはいささか誤解を招きそうに思う。私がよく知るボーダーライナーは当時三十代なりたての女性だった。ソシアルな関係からプライベートな関係に踏みこんだとたんに社会性が消えて子供じみた聞き分けのなさが噴出し、感情的なゆさぶり(しがみつきと拒絶の繰返し)が始まるという悲惨な目にあった。「精神的に未成熟」という意味では「青少年」と呼んでいいのかも知れないが、被害者としてはサギにあったようなもんである。
年齢は関係なさそう。
高年齢で「精神的に未成熟」な人は確実に存在すると思う。
>
> ボーダーラインの治療におけるドロップアウト率は、前掲の『ボーダーライン 青少年の心の病い』にあるガンダーソンのデータでは六ヶ月以内で五十%、一年以内で七十五%、最終的には九十%という高率であり、町沢静夫さん自身のコメントとして「治療者の人格にもさまざまな波紋を投げかけ、いずれも悪戦苦闘になることが必至である」という。
当の本人が病院へ通うだけ「偉い」と思う。
関わった相手が通うケースが多いのでは?
>
> つまり、ボーダーライナーの女性に引っ掛かった男性は、一年以内にボロボロにされて棄てられる可能性がかなり高いということなのである。しかも相手には悪意がない。むしろ自分は被害者だと思っていて、下手をすると自分の不幸に酔っていたりもするのである。
「次々」と「男」を渡りあるいていくのでしょう。被害者を増やしつつ…。
>
> こういう存在を私はどう捉えていいのかわからずにいる。意見をお寄せいただければ幸いである。
>
「来る者はよくよく吟味し、去る者は追わず」しか手がないかも?
どうも男性は女性をコントロールしたがる傾向があるようです。
社会的にそうゆう位置に置かれている気がします。
確かにコントロールされているのは楽チンでしょう。自己決定権を握らないのだから、どうゆう結果でも被害者でいられる。「いいお相手」さえ見つければ、その後の人生も楽チンなのでしょう。(それに失敗したから悲惨な目に遭ってしまったんですが…。「男を見る目」が無かったのでしょう。未だに自信が無い。)
個人的には「男の人ってご苦労さんだな〜」と感じます。
誰がコントロールしてくれと頼んだのだろう…。創造主の女かいな?
でも、自分のコントロールさえ難しいストレス過多の日常で自分以外の人をコントロールできるわけが無いと思いません?
自分以外の誰かを変えることなんて出来ないと思うの。
こちらが変ることによって相手との「関係」を変えていくしか手がないのでは?
自分の限界を知って自分から「去る」という選択も悪くないと思う。
「去れる」環境に身を置くというのも自己防衛手段のひとつだと思いますよ。
「ズルイ男」「悪い男」と非難されたとしても「致命的なダメージ」を受けるより
被害が少ないと思います。そんなに男は強くないと思います。どちらかというと女性の方が弱いフリできるので、まだ生き易い世の中だと感じています。
男も女もご苦労さん 青りんご
武田好史 wrote:
>
> つまり「情緒障害」というのは、対処の仕方が判らないからそう呼ばれているのであり、原因が特定でき・それが消失・軽減できる方法が見つかれば、「障害」とは呼べなくなるのではないでしょうか?
>
>>みなさんは、どう思いますか??
そう思います。「情緒」にしろ「精神」にしろ、周囲の人の性格や遺伝的体質(たとえば感覚過敏など)とかが複雑に絡みあった「関係障害」だと考えてます。
家族内で一人だけが苦悩する必要はないのでは?と考えてます。青りんご
自分で調べたこと・MARIAのレスから、情緒・表情というものには、その人が持っている「本能的なもの」と、「文化的なもの」があることが判りました。
しかし、ひとつ府に落ちないことがあります。それは、「情緒障害」とは何かということです。
例えばです、ある自閉症の方がいつもいつも癇癪ばかり起こしていたとします。周りの人は、彼に「情緒障害者」というレッテルを貼ってしまうことになります。
しかし、その癇癪の原因が実は「彼が音に過敏である」ということであり、耳栓をして緩和することによって、癇癪が消失・軽減したとき、彼は「情緒障害」ではなく「聴覚過敏症」であって、「癇癪おこしやすい」という「情緒障害」はその結果であるということになります。
つまり「情緒障害」というのは、対処の仕方が判らないからそう呼ばれているのであり、原因が特定でき・それが消失・軽減できる方法が見つかれば、「障害」とは呼べなくなるのではないでしょうか?
>みなさんは、どう思いますか??
出先の中華料理屋で「肉うまにそば」を食べたら、野菜があんまり入ってない(カリウム不足)・うま味調味料がごってり入っていて塩気もきつい(ナトリウム過多)・ラードごってり(油分が多い)という悲惨な代物だった。こういう味は確かに若者受けはするだろうけど、身体がむくんじゃって今朝はえらいことになっている。近所の区営プールで汗を流し苦瓜・ピーマン・小松菜・ニラ・タマネギ等をもりもり喰い、鬱血を取ろうと思う。
さて、ボーダラインである。No.3628、No.4661、No.4666あたりで話題になったから、憶えておられるかたは憶えておられると思う。(←なんという無意味な定型句であろう)
私はボーダーラインは人格障害の一種だと思っている(実際に「境界性人格障害」と呼ばれてもいる)のだけれど、症候群、あるいは一歩かニ歩譲って性格傾向であると考えるひとがいる。
そういう見方には十分納得がゆくし、それを認めるのにも吝かではない。しかし、こう言っては何だけど、医者(精神科医)はあくまで第三者であって当事者ではない。しかも患者との関係を病院という組織と薬物療法を含む治療でコントロールすることができる。
ボーダーライナーと直接かかわった人間としては、いろいろと恨みつらみもあったりする。
……とはいえ、そういった部分を割り引いても、町沢静夫さんの『ボーダーライン 青少年の心の病い』(丸善ライブラリー 227)は分りやすくていい本である。興味のある方は一読をおすすめする。
ついでながら副題にある「青少年」の一語についてはいささか誤解を招きそうに思う。私がよく知るボーダーライナーは当時三十代なりたての女性だった。ソシアルな関係からプライベートな関係に踏みこんだとたんに社会性が消えて子供じみた聞き分けのなさが噴出し、感情的なゆさぶり(しがみつきと拒絶の繰返し)が始まるという悲惨な目にあった。「精神的に未成熟」という意味では「青少年」と呼んでいいのかも知れないが、被害者としてはサギにあったようなもんである。
いまどきの社会では大人に大人の分別を期待できない。それでも「病気」であればまだ治療を受けるよう説得することもできる。ところが本人に医療不信かなんかがあったらそれすら無理で、個人対個人として向き合い、苦しまなければならないのである。さらに「悪意の不在」が、心理的な逃げ場をなくしてしまっている。
そう考えると、「症候群」、あるいは「性格傾向」と考えるメリットというものもある。相手が「一時的におかしくなっている」のならば心理的にまともに向き合う必要はなく、「そういう性格なのだ」と思えばはっきり憎むこともできる。ところが「人格障害」となると、相手と人間的に深く関わり、癒しへと導かなければならない。ところがそのことに対する精神的・肉体的な負担はすさまじく、その結果として肉体的・精神的・社会的・経済的な破滅に追いやられるケースもある。ところが相手は一方的に関係を断ってどこかに逃げてしまうのである。
ボーダーラインの治療におけるドロップアウト率は、前掲の『ボーダーライン 青少年の心の病い』にあるガンダーソンのデータでは六ヶ月以内で五十%、一年以内で七十五%、最終的には九十%という高率であり、町沢静夫さん自身のコメントとして「治療者の人格にもさまざまな波紋を投げかけ、いずれも悪戦苦闘になることが必至である」という。
つまり、ボーダーライナーの女性に引っ掛かった男性は、一年以内にボロボロにされて棄てられる可能性がかなり高いということなのである。しかも相手には悪意がない。むしろ自分は被害者だと思っていて、下手をすると自分の不幸に酔っていたりもするのである。
こういう存在を私はどう捉えていいのかわからずにいる。意見をお寄せいただければ幸いである。
(KILROY)
少し前、私が眠剤とアルコール併用して飲んでるとカキコしたことで、武田さんや
Mariaさんにご心配おかけしました。痛み入ります。この件心配御無用。再度医師に確認しましたが、少量のアルコールならどうってことないということでした。少量とはどの程度かと聞いたら、それは人によるとのこと。このあたりの返答はさすが精神科医だなあと思いましたねえ。 (けど皆さんは私のまねしないでね。)
さるすべり(百日紅)さん wrote:
>質問です。
>「自閉症はなぜアイ・コンタクトがないのか」
>教えてください。
>
つい最近、このことを掛かりつけの医師とも話題にしたのですが、自閉症者は、人が人であることに余りこだわらないからじゃないでしょうか。つまり人が背後の風景と一体となって、そこに線を引けないからだと思うんです。じゃないのかしらん?。
どうも、わたしの基本表情は「楽しそうにしている」のようだ。
自分ではふつうにしてるのに「楽しそう」とか「テンション高い」とか
よく言われる・・・ そりゃあいっつもしょうもないこと考えてるけどさー。
あさかぜさん wrote:
> わたしは子供の頃「情緒不感症」というけったいな状態名をつけられていました。自分が記憶していたのではなく母に確かめたのですが、医者の診断を受けたわけではなく、学校の先生からそう言われたようです。
「情緒不感症」などというけったいな言葉、初めて見ました。
その先生の造語か?
わたしは自分がどういう表情をしているのかわかりません。
よく「道を歩きながらニヤニヤしていた」とか言われます。
自分としては腹を立てているのに、「落ち込んでいる」と言われたりします。
一生懸命あやまっても、「気持ちがこもっていない」「バカにしてる」と
言われることがあります。(前にも書いたなーこれ)
いつも一緒にいる人たちが黙っていると「怒っているのか?」と思います。
「文化的表情」は理解できるようですが、「本能的表情」を読むのは苦手・・・
シンタロウさん wrote:
> 僕は医療機関で診断されました。県立の子ども病院で診断されました。
じゃあ、たぶん医学的LDですね。その場合、「読み書き計算に部分的な
困難を抱えている」というのが診断基準になります。ただし、LDだからと
言って読み書き計算が全部できなくなるわけではありません。あくまで、
能力が落ち込んでいる部分だけがうまくいかなくなるだけです。
ところで、シンタロウくんはどんなことが得意で、どんなことが苦手で
すか?きっとシンタロウくんのLDは苦手なところだけにあるんだと思いま
すよ。
そんじゃ、また(くると)
すみません。名前変えてしまいました。yachan → strawberry
I wrote:
>お願いだから、のっぺらぼうのままの顔の私のままでいさせてよぉー。
ひぇー。またやってしまった。
^^;私には、目も鼻も口もあります。
私は時々、こんなおかしな表現を平気でしてしまったりします(汗)。
大森にはドイツ人学校があります。
ある平日の午後のこと。京浜東北線上り列車は空いており、乗客のほとんどはサラリーマン風の男性でした。
列車がJR大森駅に到着すると、そこに小学校三年生くらいの、二人の女の子が乗ってきました。おそらくはゲルマン系の、天使のような美少女ふたり。学校帰りらしく、ランドセルを背負っていました。で、ひとりの女の子が、もうひとりの女の子に、上下左右をせわしなく指差しながら、早口のドイツ語で何かを説明していました。もう一人の女の子は、頷きながらそれを聞いていました。
ふたりが頷きあい、両の拳を腰にに引いて、ぴたり、と斜めに構えます。
乗客は、それを見て見ぬふりをしながらも、緊張していました。
「Eins, Zwei, Drei,
あっち向いてホイ!」
……その時の乗客の表情を想像してみてください。
お互いがすがるような目で助けを求めていました。
「笑っちゃいけない。笑っちゃ失礼だ。だけど、分かるよな? 分かるよな!?」
奥歯を噛みしめ、ぶるぶると震えながら笑いを堪え、目だけは爆笑している。
それはそれは異様な表情なのですが、お互いがそれぞれ自分も同じ表情をしていることを知っている。で、それを目と目で赦しあっている。
俯いて、顔を覆って震えている人もいました。ときどき、涙だか鼻水だかをすすり上げています。
いい光景でした(^_^;)。「これこれ、電車の中で騒いではいけないよ」とかいって注意する人がいたら、他の乗客数名が飛びかかって、他の車輌に引きずってかれちゃってただろうと思います。
おいしい光景を見せていただいた二人のお嬢様に、お礼を申し上げたかったです。
(Maria)
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