アスペルガーの館の掲示板(旧)

あなたは 番目のお客様です。

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除
一度に表示する件数を 件に
《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5225へのコメント
No.5228  Wed, 6 Jun 2001 01:47:44 +0900  みどり [この発言にコメントする]

さくらかのえさん wrote:
>うちの母もそうでした。
>物心ついてから親にほめられた記憶ってない。

30も半ばになって、やっと「そういえばほめられた記憶がないぞ」と気がつきました。
あまりに当然のことで、気づかなかったのです。(大学を出るまで、身近に私のことをほめてくれる人はいませんでした)

30過ぎたおかげで、やっと母とも同等に話ができるようになりました。
私が鬱をわずらって長いせいか、ある日母が「ほめて育てなきゃいけないのよねー」と言い出しました。
そこで、「じゃあ私のことをほめられたらほめてあげよう」ということにしました。
しかし、実際にほめられてもよさそうな状況で「そらほめてみろ」と言っても、「でも〜じゃないと」となかなかうまくできず。
結局まる2週間かかって、やっと一度だけほめてもらえました。(買ってきたものを「おいしい」と言ってくれただけですが)
そしてさらに2週間、まだ二度目はありません。

>でも、わたしのとどまることを知らない雑談を聞いて、適切な反応を返してくれるのは、
>母しかいなかったりする。そしてやはりどこか似ているような気もします。

うちもそうです。いちいちケチつけられる点を除けば、話していて楽だなあと思います。
これも20歳半ばのある日気づいたのですが、わが家の会話には話のつながりというものがなく、みんながそれぞれに、話したいことを話したいように話してるだけでした。
たぶん、話の流れなどに気を使わなくていいのが楽なのでしょう。全員おしゃべりの早口なので、他人からみたらすごくうるさいのではと思います。


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5215へのコメント
No.5227  Wed, 6 Jun 2001 01:33:50 +0900  ぺりこ [この発言にコメントする]

武田好史さん wrote:

>あなたにとって、「家族」とは何ですか?

私の命をつくり、人格の基礎を築いた小さな社会。
ある時は娘だったり、ある時は兄弟だったり、どんな場合にも役割があって、その役割の前につく修飾語によって、色々な感情が芽生えてくる所。
例えば、”優しい母”には”好き”という感情が、”怖い父”には”嫌い”という感情が芽生える。

日々の生活の中で、修復可能な気持ちと、不可能な気持ちをつくっていく人たち。


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5225へのコメント
No.5226  Wed, 6 Jun 2001 01:01:40 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

さくらかのえ wrote:

>でも正直なところ、相続税で苦労しない程度の財産残して
>早く死んでくれないかな、とか思ってたりもするな・・・
>人格はいらない。金だけほしい。
>でも葬式がめんどくさそう。

とはいうものの、やはり人生の長い時間を身近にすごし、
育ててくれた恩もあり、他の人に較べればよく知っている人たちなので、
それなりに愛着はある。死んだら悲しいだろうと思う。

たぶん、彼らがもっと歳とったら介護することになるんだろうなぁ。

そういえば母も、自分のことを「どこか変わっている」と思っていたのだそうだ。


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5221へのコメント
No.5225  Wed, 6 Jun 2001 00:50:06 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

>>>あなたにとって、「家族」とは何ですか?

うざい。でもいないと困る。
親の経済力があるから、今の生活も成り立っているのだと思う。

みどりさん wrote:
>私も90点のテストとともによくおこられました。ただ、うちの母は「なんで10点分間違えたの」と言って怒ります。
>母にとっては100点が当然らしく、100点を持ってかえってもほめられたことはありません。

横レスです。
うちの母もそうでした。
物心ついてから親にほめられた記憶ってない。
親と一緒に暮らしていた間(18年間)、小言を言われずに済んだ日は、
合計で10日もないと思う。
夕食の時間はたいてい小言タイムで、きちんと味わうこともできず、
おかげでどうやらわたしには「食事は楽しい」という概念は育たなかったようです。

でも、わたしのとどまることを知らない雑談を聞いて、適切な反応を返してくれるのは、
母しかいなかったりする。そしてやはりどこか似ているような気もします。

でも正直なところ、相続税で苦労しない程度の財産残して
早く死んでくれないかな、とか思ってたりもするな・・・
人格はいらない。金だけほしい。
でも葬式がめんどくさそう。


ASとADHD/ADDはどう違うの?
No.5224  Tue, 5 Jun 2001 23:42:23 +0900  yukit [この発言にコメントする]

どなたか教えてください。

http://www.hi-ho.ne.jp/sugiyuki/


Re: 生命の根拠 5074へのコメント
No.5223  Tue, 5 Jun 2001 23:30:32 +0900  さとるの自転車 [この発言にコメントする]
>
>『なぜ生きなければいけないのか』
>

俺の場合は、「少しでも幸せを感じるから」です、
生きなければいけないと言う決まりはないと思います。
けして治る事のない重病におかされ
自分が生きていても苦痛しか感じないと判断した人が、
自ら死を選ぶ場合もある様です。
俺はそれほどの苦痛を感じたことはないので、
その場相死を選ぶことの是非はわかりません。
ただ、俺は幸せを感じることができます、
そして訓練次第では、もっと幸せになれると信じています。
「幸せのために生きる」というと、科学や哲学を熱心にやっている人達の、
一部の人に、馬鹿にされることがあります。
だけど、単純に考えてもいいと俺は思います。
俺や、あなたが生きていること事体、
生きることの肯定にならないでししょうか?
少なくとも俺達は、私達は、死ぬことと生きることを選ぶ権利は持っています
俺は死ぬのは恐いし、いくら辛くても本気で死のうとは思いません。
「生きたいから生きる」、「生きていた方がいいから生きる」
それでいいんじゃないかな?

Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5219へのコメント
No.5222  Tue, 5 Jun 2001 23:15:05 +0900  シンタロウ [この発言にコメントする]

ミッドランド wrote:
>武田好史さん wrote:
>>あなたにとって、「家族」とは何ですか?
>
> 僕にとっては「愛すべき存在、だけどもなかなか心が通い合わない存在」です。
 僕は家族から愛されたことが無い・・・・
>
> 僕の親兄弟は皆、社交的で友達も多く、人から好かれる存在です。その要素をもたない僕は、まさに家族の中では「特異な存在」だったのです。
 社交性なんていらない、そんな家族は僕たちを苦しめるだけ、健常者には僕たちの気持ちなんてわからない・・・・・
>
> 親も、僕があまりに自分たちと異なっていることで、不思議に思っていたようです。時にそれは僕へのいらだちとなって現れました。
 そんな親は殺したほうがいい・・・・・


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5220へのコメント
No.5221  Tue, 5 Jun 2001 23:02:14 +0900  みどり [この発言にコメントする]

>>あなたにとって、「家族」とは何ですか?

克服すべきものです。

母が気にするのはそれが事実かどうかだけ、事実であったらいかに相手が傷つくことでも言って構わないと思っています。

父はひたすら批判的なことしか言えない人です。批判だけで、アドバイスはありません。

ときどき自分の中に彼らの影を見つけて、ぞっとします。

シンタロウさん、私も90点のテストとともによくおこられました。ただ、うちの母は「なんで10点分間違えたの」と言って怒ります。
母にとっては100点が当然らしく、100点を持ってかえってもほめられたことはありません。


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5215へのコメント
No.5220  Tue, 5 Jun 2001 22:37:02 +0900  シンタロウ [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>みなさんこんばんは。
>今日はまたみなさんにお尋ねしたいことがあります。
>
>あなたにとって、「家族」とは何ですか?
 僕にとって家族はうざったい物体に他ならない。特に母親がうざったいです。
母親はいつも僕だけを干渉してきます。僕が中学生の頃、母はいつも「勉強しろ!」とうるさく言ってきて、僕の部屋に入ってきて「お前まだそれしかできてないんか!」とよく怒鳴ってきました。学校の定期テストがかえってきた時、理科は92点を取ったのに母は「この英語の点数はなんだ!9点だぞお前!」と怒鳴ってきて「この能無しめ!」と言ってきました。僕の母は僕のいい所に目を向けてくれません。現在も怒鳴ってきます。僕は母親を殺したいです。


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5215へのコメント
No.5219  Tue, 5 Jun 2001 22:22:30 +0900  ミッドランド [この発言にコメントする]

武田好史さん wrote:
>あなたにとって、「家族」とは何ですか?

 僕にとっては「愛すべき存在、だけどもなかなか心が通い合わない存在」です。

 僕の親兄弟は皆、社交的で友達も多く、人から好かれる存在です。その要素をもたない僕は、まさに家族の中では「特異な存在」だったのです。

 子供の頃、幾度となく「なぜだ?」と思いました。親の要素が全然僕に遺伝していない。もしかしたら血がつながっていないのでは?などと今思えばくだらないことを考えたりしていました。

 親も、僕があまりに自分たちと異なっていることで、不思議に思っていたようです。時にそれは僕へのいらだちとなって現れました。自分たちと似ても似つかない子が目の前にいて、どうすればいいのかわからずに、悩んでいたのでしょう。
 なおかつ当時はASのことなど知る由もなく、僕のことは「性格の問題」と捉えられたので、ますます問題をこじらせることとなってしまいました。

 最近になって、ASのことを親に話しました。すると向こうはすぐさま納得した表情を浮かべました。「やっぱり、そんな事情があったのか。」といった感じで。
 特に母親は、僕にいらだちをぶつけてきたことを反省するかのごとく、

「こんな風に生んだ責任があるから、普通の子に育てなければ、と思っていた。」

と僕に言いました。それを聞いたとき、僕は胸中複雑でした。
 責任なんかとる必要ないはずなのに、そんな強迫観念があったとは。でも無理もないでしょう。「発達障害」が「母親の愛情不足」に起因するという、間違った言説が流布していた時代だったのですから。

 家族が僕に「愛情」を注いでくれていたことに、僕は最近気づき始めました。しかし悲しいことに、僕はいまだその「愛情」に見合うだけの「愛情返し」ができずにいるのです。「心を通わせる」ことが何たるかがわからず。

 自分の仕事を持てたことでも「愛情返し」になるか?  ミッドランド


Re: 質問(あなたにとって家族とは何ですか??) 5215へのコメント
No.5218  Tue, 5 Jun 2001 21:29:14 +0900  Tien [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>みなさんこんばんは。
>今日はまたみなさんにお尋ねしたいことがあります。
>あなたにとって、「家族」とは何ですか?

こんばんは、武田さん。

関係が悪かったとき:
親の理想通りにならなくて争いが多かった昔は
もう逃げたくて逃げたくて仕方がなかった

関係が良くなった今:
私の精神的な弱さやつらかった経験等を分かってもらえている今は
やはりいろんなことを理解してくれるかけがえのない存在ですね...。


Re: 福岡オフ会のお知らせ 5214へのコメント
No.5217  Tue, 5 Jun 2001 20:59:01 +0900  くると [この発言にコメントする]

くるとです。見づらかったので再投稿します。

----
8月の福岡オフに先立って、メンバーを募集します。
くわしいことは、これから話し合います。

日時(仮) 8月5日(日)
時間 夜
場所 天神か博多駅周辺の静かな店 
予算 2000-3000円
参加者 福岡近郊軽度発達障害の成人 東京からのゲストも参加

連絡用のメーリングリストがありますので、参加希望の方は、
owner-fukuoka-a-type@freeml.com
にメールを下さい。

当日都合が悪い方でも、メーリングリストへの参加を歓迎します。
#オフ会第2弾や福岡本人の会結成に結びつくかもしれません(^^

-----

 そんな訳で、福岡およびその周辺にお住まいの皆様の参加をお待ち
しております。では


質問(あなたにとって家族とは何ですか??)
No.5215  Tue, 5 Jun 2001 18:12:55 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

みなさんこんばんは。
今日はまたみなさんにお尋ねしたいことがあります。

あなたにとって、「家族」とは何ですか?


Re: レスありがとうございました 5193へのコメント
No.5213  Tue, 5 Jun 2001 12:16:43 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

Tien wrote:
>みなさま、私の相も変わらぬ拙問にレス多数ありがとうございました。
>なんだか嬉しかったです。
>あの、またQ
>写真と絵画では、(視覚と言う点で)どちらがあなたの感覚に訴えますか?
>心に響きますか?
>...絵画教室探し中のTienでした。

 私は見た物を即座に絵にする能力が劣っているので、どちらかといえば「写真派」です。
 植物図鑑である植物の像を掲載してある場合でも、絵で示されているよりは写真のほうが、実物の植物をより早く見つけることができます。
 これは余談ですが、本格的に地質学や鉱物学・生物学等のいわゆる「自然系」の学問ををやろうとする人には、かなり高度なクロッキー・デッサンというような写生の能力が必要です。なぜならば、写真には写りにくい細かな特徴までそうやって記載しなければならないからです。私の先輩には、地質調査の時、崖に出ている地層の様子を「息をのむ」ようにきれいにスケッチできる人がいました。
 しかし私は、崖の広がり・幾枚も幾枚も重なった地層のすごさに圧倒されて、全く手が動かなくなってしまうのでした。しかしそれでも、何か特定のもの、例えば同じ時代の地層を探す手がかりになる白い火山灰の地層などは、けっこう見つけて調査に貢献しました。
 後で判ったことですが、私のこのような特性は、物を凝視することが困難であるという「注視障害」に由来するようです。

 


嘘も方便?
No.5212  Tue, 5 Jun 2001 11:07:02 +0900  KILROY [この発言にコメントする]


 ぶちさんやあさかぜさんや由佳子さんには非常に申し訳ないような気がするのだけれど、あんまり気にしないで聞いてほしい。

 私はルドルフ・シュナイダーが嫌いだ。
 ついでながら、「ローレライ」伝説を創作したブレンターノが嫌いだ。
 グリム兄弟も嫌いだ。

 早い話が「ドイツ・ロマン派」、あるいは「ロマン主義」という思想自体が肌に合わないのだ。

 ブレンターノはギリシャ神話の中のエピソードをパクッて物語を創作し、それを「ドイツの伝説」として発表した。
 グリム兄弟はフランスの宮廷作家シャルル・ペローのメルヘン集の中にあった『猫だんな、あるいは長靴を履いた猫』をパクッて、それを「ドイツ民話」として発表した。

 そりゃまあドイツという国自体が敗戦でどん底の気分だったから、国威発揚・民族意識高揚という意味ではある意味正しいかもしれない。けれど嘘はいかんでしょう、嘘は、と私なんかは思うのだが、悪意の不在、あるいはその目的を根拠に「いや、これは嘘ではない」と主張する「幼稚な連中」の思想も理解できる。

 「幼稚な連中」と言ったが、これは蔑称にあたらない。そもそも「ロマンティッシェ」というのは、フランス古典主義に属する人々がペローを始めとする文学者たちを「ロマンティッシェ」と馬鹿にして呼んでいたのを逆に自称するようになってから「ロマン派」が生まれ、「ロマン派」に対する言葉として「古典派」という名称が生まれたという経緯がある。つまり存在としては古典派が先、呼称としては「ロマン派」が先、というややこしい関係にある。

 で、ルドルフ・シュタイナーである。

 シュタイナーは教育は芸術であると説く。そして子供の魂を健全に育てるためには、「よいメルヒェン」を与えることが必要不可欠である、と説く。

 問題は、この「よいメルヒェン」というものがどういうものか、なのである。

 ある物語を示して、「世の中はこういうふうになっているんだよ」「こういうことをすると、こういうことになるんだよ」ということを教える、というのは確かに一つの教育のありかただと思う。
 しかし、である。「世の中はこういうふうになっているんだよ」「こういうことをすると、こういうことになるんだよ」という結論があって、その結論を引っ張り出すために「物語」を創造するというのは何かおかしくないか。

 「嘘も方便」という言葉が私は嫌いだ。

 以前toriさんというひととこの掲示板でフィクションの是非を論じたことがある。「つくりごと」が嫌いだからノンフィクションを読む、という人は多いし、私もそのひとりだ。その私がなぜ「推理小説」などという嘘の塊を書くようなマネをするのか、だ。

 私の書いた『ふたりで聖書を』は、めちゃくちゃ縛りのきつい小説だった。なにしろ『聖書』の文章は変えることができない。その解釈に対してもかなり厳密な考証によっているから、「『古事記』は古代朝鮮語で書かれている」みたいな荒唐無稽なことは書けない。少なくともプロの宗教学者・歴史学者・哲学者の批判に耐える程度の考証はしてある。
 登場人物の考証や作中における事件の数々は、これは嫌というほどリアリズムによっている。その業界の人間が読めば、「なんでお前があの件について知っているのだ?」と言われかねない話の連続である。つまりは電算業界では珍しくない似たようなトラブルの最大公約数的なところを持ってきてある。

 民話の力、フォ−クロアの力というのはこれなのだ。

 確かに特定の事件ではない。いくつもある似たような出来事が集約され、ひとつのパターンとして継承されてゆく。だからこそ説得力がある。こういったフォークロアの性質を「伝承性」と「説示性」というのだが、そこにこそこだわりたい、と私は思う。

 言ってることとやってることが矛盾してはおらんか、という批判には素直に「申し訳ない」と頭を下げるしかない。私は「典型的な旧世代のシステムエンジニア」でもなければ「典型的なハッカー」でもなければ「典型的なディベーター」でもないので、そこのところの矛盾を抱えているという部分から逃げてはおらんか、ということにもなる。
 もっともそれを言ったら私は自分以外の誰でもない。他人の苦しみを真に理解することができない以上、単に一般的な情報を提示する以外に助言などできるわけもないし、相手に対して「こうしてほしい」とか「こうしてほしくない」とかいった発言はできないことになる。

 だけど、本当にそうか? 本当に人間は分かりあえないのか?

 私の提出したひとつの答案が、「Maria」だ。

 「Maria」は絶対に「よいメルヒェン」の登場人物にはなれない。けれど、フォークロアの中に登場するありがちな女の子、というのは多かれ少なかれあんなもんだ、という気がする。

 規則だの制度だのにがんじがらめに縛られている現代の子供に、「よいメルヒェン」なんぞ与えてどうする、と言いたい。子供に「理想」を押しつけてはいかんと思う。むしろ「最大公約数近辺の居心地のいい場所」くらいを示してやるくらいのほうが親切なのではないだろうか。

 ブレンターノやグリムの罪は、「フォークロア」を「よいメルヒェン」にせっせと改造することを「正しい」と信じて続けてきたことだと思う。

 私は子供のための、そして大人のための「現代のフォークロア」が必要であるように思う。ただしそれは事実そのものではない。けれどフィクションでもない。
 「共同幻想」。そう呼んでもいいかも知れない。なんだか岸田秀や吉本隆明みたいだが。

 (KILROY)


Re: 2001年6月4日の日記 5209へのコメント
No.5211  Tue, 5 Jun 2001 09:42:25 +0900  Tien [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>ここのところ6月の上旬に「ミネラルフェアー」という国際的な鉱物・化石・磨き>石の即売会がある。学生時代に大学の先輩に連れてもらって行ってから、すっかり>鉱物の輝きに魅せられてしまい、今年も「引きこもり中だから止そうか・・・」と>思いつつも足を運んで、かなり買い込んでしまった。
> 中でも嬉しかったのは、オーストラリア・クーパビディ産の「貝オパール」で、>これまでは3000円だったのが1500円で買えた。これは大昔(白亜紀)に生

こんにちは、武田さん。のんびりしてますか?
ミネラルフェアー訪問うらやましいです。私は魚の化石は欲しいなあと時々
思います。アンモナイトは持っています。オウムガイの貝殻はこのあいだ
割ってしまってとても悲しいのです。鉱石といえども個性があるし、相性があるので楽しいですよね...。でもやっぱり一番好きなのはダイヤモンド♪


写真か絵画か 5208へのコメント
No.5210  Tue, 5 Jun 2001 00:27:03 +0900  みどり [この発言にコメントする]

チイママ wrote:
>Tien wrote:
>
>>あの、またQ
>>写真と絵画では、(視覚と言う点で)どちらがあなたの感覚に訴えますか?
>>心に響きますか?
>
>私の場合は、絵画です。
>大人になってからよく展示会や美術館などに足を運ぶようになりました。
>「絵」を見るとなんか心が癒されます。

私も絵です。でも、一部の現代物に限ります。
印象派とか、それ以前のやつは、「ふぅん、きれいね」って感じ。
写真はまだピンとくるやつに出会ったことがありません。

実は絵がらみの仕事をしているみどり。(全然感動しないからかえっていいのかもしれない)


2001年6月4日の日記
No.5209  Mon, 4 Jun 2001 22:10:20 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

 今日は、6時半頃目が覚めた。ゴミ捨てをしたり、朝食を取ったりしたあと、テレビを見た。
 NHKの朝ドラ「ちゅらさん」を見る。沖縄出身の女の子が看護婦さんになっていくまでの成長の様子を描いたドラマだが、その子が東京で暮らしてるアパートの住人がアスペぽくって味があっておもしろい。今日は、彼女が心臓の調子が悪いおじいさんの薬を取りに行くうちに看護婦という仕事のすばらしさに気づくというところだった。
 その次の「生活ほっとモーニング」では、「不整脈」のことをやっていた。脈の異常でも、急に一拍飛んだり・大きいのと小さいのが不規則だったり・拍動の間隔が普段の倍になったりして苦しくなったのは、危険であるようだ。
 10:00ごろ家庭菜園へ行く。ミニトマトやなす・里芋の苗やペッパーミントなどのハーブに水やりをする。隣の畑ではジャガイモの葉が青々と茂っていた。今年はかなり新ジャガが安く手に入りそうだ。
 12:00頃電車で、新宿へ向かう。ここのところ6月の上旬に「ミネラルフェアー」という国際的な鉱物・化石・磨き石の即売会がある。学生時代に大学の先輩に連れてもらって行ってから、すっかり鉱物の輝きに魅せられてしまい、今年も「引きこもり中だから止そうか・・・」と思いつつも足を運んで、かなり買い込んでしまった。
 中でも嬉しかったのは、オーストラリア・クーパビディ産の「貝オパール」で、これまでは3000円だったのが1500円で買えた。これは大昔(白亜紀)に生息していた貝のからが、時代がたつにつれてオパールに置き換わったもので、ミルクホワイトの地の中に虹色のきらめきが見えるものである。宮沢賢治の童話「貝の火」に出てくるウサギのホモイが、雀の子供を助けたお礼にもらった「貝の火」という宝珠はこれがモデルだとか・・・それからきれいな2cmくらいのルビーの結晶がなんと300円で買えた。信じられない!海外の鉱物商のみなさん不況にあえぐ日本人のことを気遣ってくれて本当にありがとう!
 
 

新しい話題を投稿 次の20件を表示 最新のログを表示 パスワード変更 発言の削除

《アスペルガーの館》に戻る / 新しいアスペルガーの館の掲示板


EWBBS.CGI 改 (WZ BBS対応 Web掲示板 T.Ikeda改 + s.murakami改
© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami