アスペルガーの館の掲示板(旧)
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おむに wrote:
>シュッツ wrote:
>>私の考えが特殊で、普通の人は管理人さんと同じように受け取るのならば、
>>確かに私の言い方、議論の仕方が悪いのでしょう。
>
>うーんと、多分、精神疾患のことを本人ではなく、
>他の人に聞いたのがまずかったと思います。
>
>あの書き方だと、やっぱり管理人さんのように受け取っちゃいます。
書き方が曖昧だったようです。
この一文については、私の発言全体に掛かるのではなく、
次の部分のみについてのことです。
>いうのを、自分だったらどうかとしばらく考えてみました。
>結論までには時間が掛かったのですが、次の二つのパターンになると思います。
>(1)言われた内容が間違いであり、自分には当てはまらない場合
>これは簡単です。どこが違うかを指摘すれば終わりです。
>(2)実際に言われた通りの「疾患」を自分が持っている場合
>この場合には、その「疾患」のために自分がどのような意見になるか、
>他人とはどのように違っていて、それが自分の意見にどのように反映されるかを
>議論の中に入れたいと思います。
そういうことでよろしいでしょうか。
シュッツ wrote:
>私の考えが特殊で、普通の人は管理人さんと同じように受け取るのならば、
>確かに私の言い方、議論の仕方が悪いのでしょう。
うーんと、多分、精神疾患のことを本人ではなく、
他の人に聞いたのがまずかったと思います。
あの書き方だと、やっぱり管理人さんのように受け取っちゃいます。
館の管理人 wrote:
>私はまたしばらく休みます。
もちろん休むのは本人の自由なので誰にも止める権利はないのですが、
せっかくここまで議論してきたことが中途半端に終わってしまうのは
なんだか寂しい気がします。
別に、どうしてもやっつけたいという訳ではなくて、
できるだけ理解し合いたいということです。
しばらく時間が経ってからでもいいですし、
メールでもいいので、もう少し話しませんか?
#私のメアドは事情によりここでは非公開なので、応じて頂けるのならば
#私からメールいたします。
私の方も、鬱が軽い時なら、もうちょっとましな議論ができると思いますので。
別に私は議論好きと言うわけではなくて、むしろ苦手な方です。
しかし中途半端な形で終わるのは気持ち悪いんです。
シュッツ wrote:
> それから、最後の4行については、その通りだとは思うのですが、
> 現在の議論にどう関係しているのかが私には分かりませんでした。
すみません。議論しているという認識がなくて、ついでのことを書いてしまいました。
シュッツさんを苦しめてしまったようで、申し訳ないです。
私はまたしばらく休みます。
今激鬱でつらいのですが、考え出すと止まらないので、
リタリン飲んで頑張って書いてみます。
そういうことなので、もし自己矛盾があったら鬱のせいだと、見逃して下さい。
館の管理人 wrote:
>しかしですね、意見が対立して議論しているときに、相手の精神的疾患などをとりあげるということは、ルール違反だと私
>は思うのですが・・・。
だから私は、
>肉体の病と心の病とを同じように見なしていたこと
と書いたんですが、そう言う意味ではないんでしょうか。
それと、診断名を付けるというほど大げさに書いたつもりはないのですが。
>「あんたは人格障害だ」「おまえこそ人格障害じゃないか」・・・。そんな馬鹿馬鹿しいやりとりは見たくありません。
そうなってしまったら確かに馬鹿馬鹿しいですね。
でも私はそうなることを考えませんでした。
というのは、もう少し前の記事になりますが、
>とくに議論している場で、異なった意見を述べる人に対して、あれは「××型人格障害だ」などとレッテルをはることが、
>どんなことになるか考えてみてください。
>私は自分がASかも知れないし人格障害かも知れないとしても、自分の考えを述べているときに人からそんなことを言われ
>たくはないです。
というのを、自分だったらどうかとしばらく考えてみました。
結論までには時間が掛かったのですが、次の二つのパターンになると思います。
(1)言われた内容が間違いであり、自分には当てはまらない場合
これは簡単です。どこが違うかを指摘すれば終わりです。
(2)実際に言われた通りの「疾患」を自分が持っている場合
この場合には、その「疾患」のために自分がどのような意見になるか、
他人とはどのように違っていて、それが自分の意見にどのように反映されるかを
議論の中に入れたいと思います。
私の考えが特殊で、普通の人は管理人さんと同じように受け取るのならば、
確かに私の言い方、議論の仕方が悪いのでしょう。
ところで、自分の書いたものを読み直してみると、恐らく私の観点はASよりも
鬱の立場に立っているような気がします。
管理人さんは、AS自体による困難ではなく、その先の鬱その他の「心の病」は
持っていますか、あるいは過去にありましたか。
また、多くのメンタル系のHPを見ていますか。
この質問自体の答えを求めているのではなくて、鬱の苦しみを知っていれば
話がしやすいだろうし、もし知らなければ理解して頂くと私としては
幸せだと思っただけのことです。
それから、最後の4行については、その通りだとは思うのですが、
現在の議論にどう関係しているのかが私には分かりませんでした。
はーーー。仕事忙しいのに、勢いに乗ってしまって、止まらなくなってます。
困りました。どうしましょう。
自閉スペクトルのどっかに乗っかってる皆さんなら、分かってくださいますよね、
切り替えの遅さ、こだわりっていうやつを。
本当にもう・・・ 時間管理の敵ですよね、こだわりって(^^;
本題です。
私は1年9か月前に、アスペルガーって診断されたのですが、
診断されたからって、そんなに実用的なレベルでの変化はありません。
もともと、アスペルガーだって思ってなかったのですが、なぜかというと、アスペルガーの「症状」と言われる部分、実用的に不都合と言われる部分の実害っていうのがそんなに自覚できてなかったからです。
確かに人間関係はヘタクソなんですが、もともと人づきあいをそんなに求めていなかった。友だちがほしいと思ってなかったので、友だちができなくても平気だった。就職とかはできないけれど、一人で仕事してるから関係ないといえば関係ない。
あと、聴覚過敏を始めとする感覚異常には、とっても苦しんでいますが、昔からそうだし比較の対象がなかったので、みんながこうなんだと思っていました。自分が聴覚過敏だと知ったというよりは、世界の大多数の人たちはもっと静かな世界に住んで、もっと楽に暮らしている ということを知ったという方が実感に近い。
なにも、アスペで苦しんでないという意味ではありません。軽度だから、恵まれているから特別だろうっていう意味ではありません。苦労はいろいろしているようです。でも、そのほとんどは、生まれてからずっとこうなんだから、私の一部になってるんですよ。まあ、こだわりにふり回され、パニック起こしながら生きてるわけですが、そんなもんだろうと思ってたもので(笑)
さて、それでは診断というのは何で役に立ったかというと、症状とは関係ない部分の趣味・嗜好を恥しく思うのをやめられたということでした。これの影響の方が、大きかったのです。
具体的に言ってしまえば、「アハハ、それほめすぎ」で書いた、「受け売り」と「あと知恵」の再評価でした。それと、表現の内容より形式に目が行く性質です。こんなのがアスペと関係あるなんて知らなかった。診断してくれた専門家だってそんな話はしてくれなかった。みんな、自助団体で聞いたんです。
子どものとき、内容空虚で形式だけ整った作文とか書いていました。定型詩もすきでした。でもそういうのって、「真心がこもってない」とか言って、小学校では批判される。子どもどうしでも、点取りとかゴマすりとか言われる。
「型」が好き。伝統芸能の時代だったら良かっただろうに!
医療の現場で使う診断基準とか、あと、「症状」の記述は、実害のある性質だけを切りとっているわけですが、実害のない部分も私の特徴の一つなわけで、その部分が自閉圏に共通の特徴と知ったことで、それまで「嘘っぽい」「オリジナリティーがない」「本質を外して細部にこだわる」「くり返しが多く、冗長」などと否定的に見ていた性質と、闘うのをやめることができたのです。
こういうことって、医療の現場ではやってくれません。「内容空疎な美文を書く」っていうのは、実害ありませんからね。症状とは言いません。でも、自分がアスペだと知らないころは、「内容空疎な美文」を、自分が見栄っぱりだからだと思っていたのです。「くり返しが多く、冗長」というのを、「相手を引き留めておきたいから」「少しでも長くかまってほしいから」と勝手に思っていたのでした。
内容空疎な美文とか、くり返しの多い冗長な文というのは、実害がないのに、それの解釈、自分が考えた(あるいは人に言われてきた)説明の方に実害があったんですね。
あるいは、聴覚過敏は実害があるけれど、まあ、これはずっと変わらないでしょう診断がついても、聴覚過敏が治るわけではない。
でも、それまで私は、騒音のあるところに長時間いるとひどく疲れるのを、自分が怠け者で横着で無責任だからだと信じていました。音がうるさくて疲れるんだということを知らなかったのです。
診断がついても聴覚過敏は変わりませんが、診断が着いたことで、疲れるのは横着なせいではないことを知ることができました。
いらんことで自分を責めるのをやめられた、ってことですね。
> まよりです。
> パパはよほどつらかったらしくて、もう見ないと言ってるので、すみません。
まよりさん、いつぞやは困った噂話のことでフォローを入れてくれて、ありがとうございました。
まよパパさんが医者として書いてくれたことも、とても感謝しています。つらい思いをさせてしまい、申し訳なく思います。
まよパパさんに、どうぞよろしく。
こんにちは。マルハナバチです。
どうも頭がまとまるのが遅いもので、亀レスになってしまって、すみません。
リアルタイムが苦手な、あと知恵人間のマルハナバチなんです。
青さんに何か言いたいことがあるような気がしたのだけれど、
どうしてもまとまらなくて、困っていました。
そうしたら、
私が青さんへのレスとして書きたかったことを、
青さんご自身が書いていらっしゃったのです。
青 wrote:
>
>私も精神科医を気に入らないって言って何人か変えたんですが、今となっては結局最初の医者でもよかったんじゃないかとも思わなくもないんですよね。
>みんな信用できたんじゃないかって。
>結局私の心の整理のために必要だっただけの時期だったんじゃないかって。。
>みなさんはどうですか?
この部分なんですよ。
>私の心の整理のために必要だっただけの時期だった
っておっしゃってますけど、
私だったら、「だけの」はとっちゃいます。
マルハナバチ流のアレンジは、こうです。
「私の心の整理のために必要な時期だったんじゃないか」
青さんご自身、何人か先生を変えられて、それだけじゃなくて、その間、ご自分でもあれこれ考えられたりして、そういう時期を過ごされて、その結果、
>今となっては結局最初の医者でもよかったんじゃないかとも思わなくもないんですよね。
>みんな信用できたんじゃないかって。
って思えるようになられたんですよね。
ということは、青さんが批判されている人たち、「別の先生のところに行こうか」と思っている人たちだって、今、その「整理のために必要な時期」を自分で通りぬけている真っ最中なんだとは考えられませんか?
青さんだって、最初から、
>みんな信用できたんじゃないかって。
って思っておられたわけじゃないんでしょう?
青さんは、一歩先に、青さんなりの、とりあえずのゴールに到達されたんです(また先は別の話でしょう。私にはわからないので触れません)。
通りぬけてしまってから、これまでの道のりを見たら、下らんことしてたなあと思われるかもしれません(思われないかもしれません)。どっちにせよ、青さんにとっては、これまでの道のりは、クリアしちゃったゲームみたいなものなのかもしれません。
でも、他の人たちは、やっぱり一人ずつ、自分で、「心の整理のために必要な時期」を通り抜けるしかないんだと思います。
先に通りぬけちゃった方からしたら、「そんなことまだやってるのか」って気になるかもしれませんし、「こっち通ったら近道なのに」とか「そのアイテムは集めても無駄なのに」とかいう思いはあるかもしれません。
自分がしばらく前に犯したのと同じ失敗をしている人を偶然見かけたりなんかしたら、ちょっと前の自分に対する歯がゆさや「あのときああしておけば」という思いなんかも重なって見えてしまったりするかもしれません。
でもそれは、ゲームを最後までクリアした今だからこそわかることなのです。助けるつもりでそこで止めさせると、助けられた人は、その過程をすっとばしてしまいます。自分でクリアしなかったから、「今だからこそわかること」が永久にわからないかもしれないのです。
でも、みんな「心の整理」っていうのは一人ずつ自分でするしかないんですよ。先にクリアした人が、いきなり最終画面に連れて行ってやると言ったって、プレイまっ最中の人は納得しないと思います。
その人のゲームは、その人がクリアするしかないんです。
みんな、自分の足で一通り、歩いて通り抜けるしかないんですよ。
青さんが、やり終えたのと同じように。
青い鳥はチルチルとミチルが旅から帰ってみたら家にいたんですが、
それでも、チルチルとミチルが出かけなければ、青い鳥にはなりませんでした。
家の鳥は、出かける前は、黒かったのです。
青い鳥が家にいたからといって、ずっと家にいればよかったというわけではありません。
青い鳥は家にいたけれど、青い鳥を探す旅は無駄ではなかったのですよ。
と、いろいろ書いてしまいました(笑)
言いたいことを言いっぱなしにするのがアスペだとのご意見でしたが、
一応、お返事というか、意見交換になっていると思います。
これができてしまう私はアスペではないということでしょうか?
アスペとは思わずに相談に行ったら、専門家にアスペルガーですって
言われて「はあそうですかあ」と受け入れて納得したマルハナバチなのですが(笑)
シュッツ wrote:
> 私の考えていた状況は、例えば
> 肺の病気の人が話し合っている中へ、胸が痛いと言う人が参加してきて
> よく話を聞いてみたら肺ではなくて胸の筋肉の病気ではないだろうかと
> 想像して、他の人にもその意見を確認してみる
> というつもりだったのです。(この例えもおかしいかもしれませんが)
しかしですね、意見が対立して議論しているときに、相手の精神的疾患などをとりあげるということは、ルール違反だと私は思うのですが・・・。比喩とか日本語の問題とかそういうことではなく。
「あんたは人格障害だ」「おまえこそ人格障害じゃないか」・・・。そんな馬鹿馬鹿しいやりとりは見たくありません。
親切のつもりで、相手が何らかの心の病をもつのでないか、と言ったとしても、
怒っている人に対して「あなたは怒っている」と言うのと同じくらい意味ないと思います。
精神医学上の診断名で人をカテゴライズすることって、いろいろ問題あると思います。
体の病気と違って、どれもこれもあいまいなものばかりです。「人格障害」なんていったら、とくにそうです。その記述を読めば、誰でもいくらか当てはまるようなことばかりでないですか。かえでさんが、補足してくれているように、ASなどの発達の問題とも複雑に絡みあうし。医者によって、「ADHD」「アスペルガー症候群」「××型人格障害」・・・と診断名がいろいろ変わるっていわれるけど、とうぜんのことでしょう。医者に求められるのは、どういう診断名をつけるかではなくて、どういう処置をして患者を楽にしてくれるのかということだと思います。
医者と患者など特別な信頼関係の中でならともかく、それ以外のとこで他人に診断名をつけるなんてことは間違いのもとではないかと思います。
私のホームページ「アスペルガーの館」を見て、
「オレがそうだとしても、それが何だって言うんだ。余計なお世話だ!」
と、通りすぎていく人たちがたくさんいて、いいと思います。
そういう人たちにこそエールを送りたいと、私は思っています。
私の考えていた状況は、例えば
肺の病気の人が話し合っている中へ、胸が痛いと言う人が参加してきて
よく話を聞いてみたら肺ではなくて胸の筋肉の病気ではないだろうかと
想像して、他の人にもその意見を確認してみる
というつもりだったのです。(この例えもおかしいかもしれませんが)
しかし、私の比喩が下手で、かつ肉体の病と心の病とを同じように見なしていたことが、
批判を受けた原因だと思います。
自分としては管理人さんの話と矛盾したことを言っているつもりはないのですが、
私の文章表現があまりにも下手だったので、言いたかったことが違う意味に
取られてしまったのだと思っています。
だからこれからはとにかく日本語に注意して、勢いで文章を書かないように気を付けます。
例えば、特定の病名(症状名、疾患名など)はなるべく使わず、「心の病」などの
表現を使うなどの工夫を考えたいと思います。
そうすれば私の持つ鬱などもその中に入りますし、私がそう言われることもかまいません。
もちろん、状況に応じて、その言葉を使わない方がいいところでは控えるように努力はしますが。
唯一、区別をした方がいいと思うのは、先天的かどうかという点だと思うのですが、
それについてはどう思われますか。
しばらく体調が悪かったり忙しかったりで、
さらさらっとROMだけしてたのですが、
どうやら一段落といった所でしょうか?
つかれちゃったので、また書きたいことありますが
みんながいっぱいいろんなこと 言ってるとためになるので
またきます。
シュッツ wrote:
> PSW wrote:
> > 人格障害という言葉に少し誤解があるようなので、この辺で
> >再確認。余計なお世話かも知れませんが・・・・
> >人格障害については下記を読んで下さい。
> >インターネット上の健康ネット小辞典からコピー
> >しました。
>
> 私はこれそのものではありませんが、相当する文章から解釈したのですが、
> 文章の理解が間違っていたでしょうか。
人格障害にしても何にしても、精神科医が患者を診るときには意味があるのかもしれませんが、それ以外のところで、他人を判断するために不用意に使うべきではないと思います。
とくに議論している場で、異なった意見を述べる人に対して、あれは「××型人格障害だ」などとレッテルをはることが、どんなことになるか考えてみてください。
私は自分がASかも知れないし人格障害かも知れないとしても、自分の考えを述べているときに人からそんなことを言われたくはないです。
主治医に聞いた話ですが、人は生きていくにはその場に適応するために人格を形成していかなければならないわけで、人格障害というのは、その形成過程で環境などに問題があるとなるそうです。
だから子供の頃発達に障害があったような人は大人になると人格障害になる可能性が高いそうです。
PSW wrote:
> 人格障害という言葉に少し誤解があるようなので、この辺で
>再確認。余計なお世話かも知れませんが・・・・
>人格障害については下記を読んで下さい。
>インターネット上の健康ネット小辞典からコピー
>しました。
私はこれそのものではありませんが、相当する文章から解釈したのですが、
文章の理解が間違っていたでしょうか。
人格障害という言葉に少し誤解があるようなので、この辺で
再確認。余計なお世話かも知れませんが・・・・
人格障害については下記を読んで下さい。
インターネット上の健康ネット小辞典からコピー
しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人格障害
1、概念
人格とは通常の状態で日々の生活を送っている人を特徴づける情動と行動特性の
総和と定義され、比較的一定していて予測可能なものです。人格障害は、多くの
人に見られる平均範囲から逸脱した性格特性の偏倚の一つであると定義されます。
人格特性に柔軟性がなく、不適応を生じ、重要な機能障害もしくは自覚的な苦痛
の原因となる時のみ、その偏倚は人格障害と分類されるわけです。人格障害の
非常に根強くかつ柔軟性に欠ける不適応状態は、周囲と自分自身の両方に関連
して起こるのです。
人格障害の患者は精神科的援助を拒絶し、また、不安障害、うつ病性障害、
強迫性障害の人たちに比べて自分の問題を否定する傾向が強いと言えます。
人格障害の症状は外界改変的(外部環境を脚色、改変する)で自我親和的
(自我による受容が可能)であり、人格障害患者は、自己の不適応行動に
不安を感じず、社会が彼らの症状と考える問題に、ふつう苦痛を感じて
いないので、しばしば治療への動機に乏しく回復しにくいと言えます。
2、分類
人格障害は、精神疾患の診断・統計マニュアル第四版(DSM−IV)
において3群に分類されています。 A群は妄想性、分裂病質、
分裂病型人格障害からなり、これらの人格障害のある人はしばしば奇妙で
風変わりに見えます。B群は反社会性、境界性、演技性、自己愛性人格障害
からなり、これらの人格障害のある人は劇的で感情的で、移り気に見えます。
そして、C群は回避性、依存性、強迫性人格障害と特定不能の人格障害
(例えば、受動攻撃性人格障害、抑うつ性人格障害を含む)と呼ばれる区
分からなり、これらの障害を持つ患者はしばしば不安気もしくは心配気に
見えます。
多くの患者は、一つの人格障害に限定されない特性を示します。
患者が二つ以上の人格障害の診断に合致するなら、それぞれ診断
されるべきです。
A群
1)妄想性人格障害
人間一般に対する長年の疑惑と不信によって特徴づけられます。
偏屈者、不正収集家、病的に嫉妬深い配偶者、訴訟好きな変人はこの部類に
属します。
2)分裂病質人格障害
社会的引きこもりを障害に示す患者が該当します。彼らの対人関係における
不快感、内向性、温和で窮屈な感情は注目に値するとも言えます。
3)分裂病型人格障害
精神医学の専門家でない一般人にとっては著しく風変わりで奇妙ではないかと
思います。魔術的思考、独特な信念、錯覚と現実感消失は分裂病型患者の
日常の一部をなしているのです。
B群
1)反社会性人格障害
継続的な反社会的、もしくは犯罪行動によって特徴づけられます。
青年期と成人期における、発達に見合う社会的標準に従う能力の欠如とも
考えられます。
2)境界性人格障害
神経症と精神病の境界に位置し、非常に不安定な感情、気分、行動
対象関係と自己像があり、しばしば自傷行為に及んだりします。
3)演技性人格障害
興奮しやすく感情的な人で、華やかで劇的、外向的な行動をとりますが、
彼らのあくどい表現と共に過ごし、長期間、深い愛情を維持していく
事は不可能です。
4)自己愛性人格障害
自分が重要であるという誇大的な感覚と、何らかの点で自分がすばらしい
という大げさな感覚があり自分自身を特別な人と見なし、特別の待遇を期待
します。
C群
1)回避性人格障害
拒絶に対して極端な感受性を示し、それがために社会的に引きこもり
ますが、非社交的であるのではなく人と交際することを強く望むが、
恥ずかしがりやという感じです。
2)依存性人格障害
自分の要求を他人の要求より軽視し、生活における重要な領域では責任を
他人に預け、自信に欠け、長時間一人でいると激しい不安を感じることも
あります。
3)強迫性人格障害
情動の萎縮、準受精、忍耐、強情さと優柔不断があり、
この障害に不可欠な特徴
は、さまざまな形の完全主義と柔軟性のなさです。
4)特定不能の人格障害
前記の人格障害いずれにも適合しない障害のためのものである。
受動ー攻撃性人格障害、反抗、サディズム、マゾヒズムのようなせまい
行動様式や特性もここに分類されます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
SUN wrote:
>マルハナバチさんの表現には、いつもため息がでます。(賞賛の)
>どう言えばいいのかわからなかった事が、すごく的確にわかりやすく表されていて。
えっとね、私の言葉の、ほとんどは「受け売り」ってやつです。
私が出会って来た、仲間たちの。
私が困っていたときに、かけてもらって助かった言葉を、
リレーしてるんです。
盗作して威張るためじゃなく、本当に、「リレー」ってつもりです。
そして、「受け売り」でない部分は(つまりオリジナルの部分は)、
「あと知恵」っていうやつです。
私が、同じようなことを言われて、同じような思いをしたときに、
そのときすぐに言えなかった言葉というやつです。
なにも、「あのときああ言っとけばよかった」と思ってくやしいから
うだうだ考えるわけではありません。
単に、意識の切りかえが遅いから、いつまでも考えちゃうんですね。
私、「オリジナル」っていうのと、「リアルタイム」っていうのが、
苦手なんです。
昔は、それをずいぶん気にして、直そうとしていました。
でもね。
思いがけずアスペルガーですって言われて(私は、診断されるまで
自分がアスペなんて思ってなかったから)、
アスペって何だろう、自閉って何だろう、っていろいろ調べてて、
仲間たちの話を聞いたり読んだりしていて、思いがけず、気づいたんです。
「オリジナルが苦手」「リアルタイムが苦手」っていうのは、
どうも私たちの仲間に共通していることなんじゃないかって。
つまり、「受け売り」と「あと知恵」が多い私の文章スタイルって、
アスペ的スタイルなんじゃないかってね。
で、自分でふり返ってよく考えてみて、
これまで自分で「受け売り」って言って恥しく思っていたけど、
実は私は、「引用が好き」だったんだってことに気がつきました。
引用すること、くり返すこと、そのものが気持ちいいんです。
これってね、遅延エコラリアの発展したモノなんじゃないか、って
仲間たちは言っていました。そういわれて、なんか妙に納得するものがありました。
「あと知恵」が多いのは、こだわりのせいもあるのかもしれません。
でも、どっちにしても、私は「あと知恵」で物ごとを学んできたんですから。
「あと知恵」は、アスペに限らず、自閉圏のすべての人々の守り神じゃないでしょうか。
そんなわけで、「受け売り」と「あと知恵」が多いことを、
自分で恥しく思うのはやめることにしました。
だって、神話も伝説も口承文学もことわざも、みんな「受け売り」でしょう?
そして、「自分の嗜好・テイストを、恥しく思わなくなった」というのも、
思いがけず「アスペです」って診断されてすごく良かったと思う点の一つです。
以前は、ダサい、恥ずかしい、直さなきゃと思っていた認知スタイルを、
「これが個性だ」って思って、活用できるようになったんですから。
他人が心血を注いだ作品や発明を「自分のだ」と主張したら盗作だけど、
民間伝承は受け売りでいいんですよ。
オリジナルの曲だけが尊いなんて言ってたら、
クラシックとか民謡とかは成り立ちませんものね。
>上に続いて「不安」と「恐怖」のことや、バイクの押しがけやパソコンへのたとえも。
というわけで、押しがけのことは、ずーっと昔に、私が悩んでたときに、
思いつかなかったこと、言えなかったことでした。つまり「あと知恵」です。
あのとき、誰かがこの話を私にしてくれてたら助かっただろうに、
私がこの説明法を思いついたのは、もう、とっくに解決してからだったんです。
パソコンのソフトの話はね。
よその掲示板で知り合った成人のLDの人が言ってたことの、受け売りです。
再インストールの部分は、私が続きをくっつけたんだけど。
>頭の中でぼあぼあしていたものがはっきり目に見える形にされるようで、もっと書いて、もっと読ませて、って気持ちになります。
私も、聞いたときは、そんな気持ちになりました(笑)
私のオリジナルは、本当は少ないんですよ。
でも、私が言ってもらって助かった言葉っていうのは、
あとから来る人たちに伝えていったらいいと思うんですよ。
世界のことわざとか、説話とか、神話・伝説、
やっぱり健常者を対象にしたものが多いですから、
私たちにそのまま当てはまらないものも多かったりして。
だから、こういう「私たち用の、ローカル民間伝承」みたいなのを、
集積していったら、あとの人たちに役に立たないかなあ、なんて思うんです。
でも、本当は先輩たちの言葉なのに、オリジナルみたいな顔をするのは
やっぱマズイので、それは説明しとこうと思いまして。
#もうちょっと書きたいこともありましたが、
#夫のパソコンがいま壊れてて、共有してるので、
#順番代わってーとうるさいので、これくらいにしときます。
#あ、それ以前に、私、いま仕事いそがしくて、
#ネットでさぼってるばあいじゃないんだった。
#逃避ですね(笑) 私、意志が弱いの。
おむに wrote:
>青 wrote:
>>言いたいこと言ったので、これでみなさんがわからないのなら私の的外れな意見って事になりますね。
>>まあ聞く気ないのならそれでもかまいませんよ(笑)
>
>私は議論をするとき、いつも
>「自分の意見を理解してもらう前に、相手の意見を理解する」
>ということに気をつけています。
>
>青さんがもう少し皆さんの意見に耳を傾けていたなら、
>もっと有意義な議論になったかもしれませんね。
青さんの話は、私も含めて皆さんの意見に対応した内容になっていない戸思います。
実際に他人がどういう意見かは無視して「彼はこう言ったんだ」と勝手に決めつけて、それに合わせて自分の意見だけを訴える。
だから議論になっていないのでしょう。
素人には手に負えないタイプと言えるかも知れません。
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