アスペルガーの館の掲示板(旧)
あなたは 番目のお客様です。
《アスペルガーの館》に戻る /
新しいアスペルガーの館の掲示板
流星群さん wrote:
>こんにちわ 「えっ誰っ」て言わないで。
>私も同じ目にあいました。ついでしゃっばって出現したことをお許しください。
いえいえ、出現に感謝いたしますですよ!(涙出ちゃう)
>だから懇談ってにがてなのさ。私も先週から頭抱えています。
オウ、マイ・フレンドッ!! ガッツで乗り切れ!!
>がんばれ。あさかぜ!! そうさ信じるのさ!!!
まかしとけや。おいら元気だぜ!!
>こんな時は釣りだよね。釣り!! 最近行ってます?
>私は着膨れしながら毎週いってます。先週五十cmのカジカが釣れましたよ。
>竿が折れるかと思った。ちょっとストレス解消かな。
きゃう〜ん、きゃう〜ん!! 釣り……行きたいよぉぉぉ(ToT)
うらやましいです。川に行けるのは2月16日だし、海までは3時間。途中の山沿い地方が大雪で道が凍るし、海は荒れ気味の日本海新潟地方……。行〜き〜た〜い〜(すでにぷっつんしている)
今年買ったロッドとリールが海の藻屑と消えた、あの姫川へリベンジしたい!!
>がんばってね。本当に。 がんばろうね。本当に。もっと長い目でみてあげたいよね。素敵な子供たちだもの。
ありがとうございます。乗り切っていこう、お互いにね。気長にやりましょう。
> ちょっと励ましたかったの 流星だからすぐ消えます。
んまぁ、流星群って定期的に出現するのよ!(そういうことになってます)また会える日を楽しみに待つわ。励ましに感謝!!
こんばんは、るうさん。
応援ありがとうございます。
るうさん wrote:
>せめて母にはたすけて欲しかった。
良くも悪くも、母親の影響力ってとても強いんですよね。わたしもバイタリティある母に育てられましたから、自己評価の低さは並大抵ではありませんでした。どうしてもわかってもらえないミゾというか、暗くて深い淵が母とわたしの間に存在していたような感じです。
るうさんの気持ちが痛いほど伝わってくるような気がします。母には、母にだけは助けてほしかったし、わかってもらいたかった……。
やっと母がわたしを一人前と認めたらしいのは、ここ二年くらいの間のようです。皮肉なことに、娘の不登校とASの診断こそが、母がわたしを認めるきっかけになったんです。(今さら過去は取り戻せないんですけどね)
>お子さんを守ってあげて下さい。
>そして、ただ、盾となるだけでなく、闘い方も教えてあげて下さい。
ありがとう。わたしね、母からされたり言われたりしたことで自分がいやだったことだけは、絶対にしないようにしようって心に誓ったんです。そんなことしなくても娘はちゃんと育つんだって、信じているの。
闘い方の伝授はむずかしそうだけど、わたしなりの方法は教えているつもりです。うまくいくかどうかは神のみぞ知るってところですが……。
るうさんも、自分自身を信じてくださるとうれしいです。傷が癒える日がきっとくるはずだと、わたし自身に言い聞かせているあさかぜなのでした。
グルンサさん wrote:
> 私の場合、あさかぜさんとシチュエーションは違っていましたが、ガキの頃にこの(あさかぜさんの)言葉を、母親と教師につきつけてやりたかった!!(もちろん、当時はそんなふうに言葉になっていたわけじゃないんですが…。)
その気持ちはよくわかります。わたしだって、母と教師に言いたいことは山ほど(それこそ積もるほど!)あったのでした。いじめてくれた奴らにもね。
> あさかぜさんには大変失礼だとは思うのですが、私はあさかぜさんのお子さんを羨ましく思ってしまいます。(お母さんが、娘の味方になってくれてる…ってことに。)あさかぜさんにも、まだまだ大変なこともあるかと思いますが、学校なんかにゃ負けんなよっ!!(また、生意気な口調ですみません。)
おうよっ!(すぐノるわたし。てへへ) そうそう、先は長いんですよ。教師の言うことにいちいち腹を立てていたのでは、AS児の親なんてやってられません。やたら不安になるのも良くないですし。できるだけ味方を探して、ひとつひとつ階段を昇るようにじっくりと進んでいくつもりです。
すみません。さっき、失敗しました。
いつも読ませていただいていたのですが、初めてちょっと、書き込みます。
>>「僕はこういう気持ちなんだから分かってくれ」というのは押し付けがましい。
>>「こういうことをしました。こういう結果になりました。僕の気持ちがこのように動きました」という事実の羅列ならば、受け取ってくれる可能性も高くなるでしょう。
白さん、これには私も同意です。私はASではない(と思う)のですが、健常とも言い切れない、でも、どのようなずれなのかには、名前がつけられていないらしい、という立場の者です。でも、他者からの侵入、と感じられることは、以前からとても苦手です。
十代、二十代のころには、いいと思っていた男性でも、好きだ、好きだとあからさまに言ってよってこられると、不快と恐怖をおぼえて、避けていた記憶もあります。でも、あとで思うと、好かれていることがいやなのではなく、「好きだから、好きになってくれ」というように、「好きだから」のあとに必ずといっていいほど、なんらかの要求がつくこと、そのほうだったような気がします。「好きになってくれ」のあとに、「ぼくをわかってくれ」「できればセックスの相手もしてくれ」なんていうものが続く気がしたら、なおのことです。「私はあなたを好きです」伝えるのはここまでで、「だから」以下のない伝達、告白なんていう、いらない(相手の感情の)重たさのないものなら、おそろしくも不快でもなかったのだろう、と思うのです。
ただの事実として、自分の気持をさらっと伝え、相手のかたが手をのばしたときには、届く位置にいつづける、でも、それ以上はあえてあなたからは近寄らずにいる、というのは難しいでしょうか?
へりこさん、はじめまして。
気を悪くしたりなんかしませんよぉ(笑)レスありがとうございます。
へりこさん wrote:
>学校てとこは基本的に、とっとことっとこ金太郎飴作るみたいに生徒をおっぽり出したいところのようです。
キツイですよね。今みたいに不登校という言葉がない時代に不登校してたわたしですが、最近の学校のほうがはるかにキツクなっていると感じます。子どもが生きにくい社会って、基本的なやさしさに欠けているんだろうな……。
>そう、「私どもの手には余ります。」と言えばいいんですよね。自分たちの力が足りないのを人のせいにするんじゃない!
そうだ! 正直は大切とか教えといて、建前で人を責めないでほしい。学校に不適応を起こす子どもには、それなりの理由があるんですもの。(もちろん、わかってくださる先生もいますよ。特殊学級や保健室の先生とか)
はじめまして、
>「僕はこういう気持ちなんだから分かってくれ」というのは押し付けがましい。
>「こういうことをしました。こういう結果になりました。僕の気持ちがこのように動きました」という事実の羅列ならば、受け取ってくれる可能性も高くなるでしょう。
下のカキコを読んで思う。私は暗すぎる。娘が私のカキコを読んであきれていた。娘って母親に興味を持つものだ。そして暗いのをいやがるのは今の社会の風潮だ。私は娘にすっかりばかにされてますます落ち込んでいる。ASとADHDと鬱はほんとうは違うものなのに私の場合、もうAS、ADHDと鬱が不可分のものになっている。明るくなれない。つらい。そのことしか頭にない。何もする気になれない。困った。そしてネット中毒になっている。ますます何もできない。どうしたらいいのだろう。体を動かす気にもなれない。誰か助けて。
あさかぜ wrote:
>
> というわけで、怒りを闘志に変えて、学校からの攻撃をのら〜りくら〜りとかわしつつ、娘の能力発掘のためによりいっそうの努力を惜しまない日々を送るべくファイトが湧いてきたことを、ここに宣言する!!
>
あさかぜさん、拍手!!!ぱちぱちぱち。子供のために親はがんばらなくてはいけない。すぐレスしたかったんだけどレスを書き終わったとたん、ブレーカーが落ちてわたしのレスは暗い闇の中へと消えたのでした。で、また書き直しています。広汎性発達障害の親でいるのは大変疲れる。親でいることだけで疲れているのにそれ以上疲れさせないでほしい。先生、勉強して下さい。
気の弱い母親の私、同じく子供の教育に自信をなくしている知人と昨日、拝みやさんというところに行ってきました。聞いたことは二つ。職安から仕事を紹介されたけど今、就職していいものかどうか。それと、来年4月から中学生になる子供が登校拒否なんかにならないでしょうかということ。タハハ。親が言ってどうする。
で、拝みやさんがいうには2年ぐらい就職はしない方がいい。登校拒否はそういう傾向はありますねえということ。だからそのためにも私は就職はしない方がいい。生活を切りつめて、するなら人の手伝い程度。そうか。
私は学校が嫌いだった。当時としては珍しい登校拒否気味の生徒で親には責められて責められてでも行きたくないときは絶対行かなかった。学校に行くといじめれれたから。人が大勢いるところがいやだったから。じっとしているのがつらかったから。家庭内暴力少女で摂食障害があってリストカットして自己嫌悪から自分の首を失神寸前までひもで締め付けた。苦しかった。家でも学校でも。そういえばシンナーも吸ってたことがあったなあ。
だから娘が中学校に上がったときは不安でこちらが鬱状態になってしまった。でも娘は友人と明るく学校生活を送っている。休みは多いけど休みたいときは休ませている。
今度中学にあがる息子は娘より気難しいところがある。だから私の体験を思うと不安でたまらない。でも、きっと私よりはましな中学時代を送ってくれるだろう。なにか好きなことを見つけてくれるといい。今のところ、ゲームと本だけが彼の世界の全てのようだけれど。拝みやさんには好きなことを伸ばしてあげてやるように言われた。そんなことはもちろんわかっているのだけれど中学は私の人生でつらいことが始まった時期なので母としては必要以上に不安になってしまうのだ。
つらい思い出は人を卑屈にさせる。私はいまだに失った自尊心を取り戻せないでいる。でもがんばろう。子供のために。時々私はいない方がいい親なのではないかと思うことがある。私がいない方が子供は大人になるのではないかと思うことがある。でもきっとそれは間違いだろう。子供が学校を休みたいと言ったときは休んでいいよと言ってあげるためだけのためでも私はもう少しがんばろう。
私の子供はADHD傾向があり、AS傾向もあるかもしれない。でも軽度なので今のところなんとか学校に適応している。だからあさかぜさんよりずっと楽かもしれない。私自身がAS、ADHDであることに気がついてみると、けっこうそういう子は身近にいる。成績はすごくいいのになんとなく変わった子。多動で特別学級に行っている子。それは私の同級生に子供だったけれど、今まで一度も障害のことには触れたことがなかった。今度聞いてみよう。
ところで最近白君のカキコに触発されてみなさんの恋愛のことなどが話題にのぼることが多くなった。へりこさんの恋愛はすてきだった。みなさん、すてきな思い出があってうらやましい。エー、私は見合い結婚でした。当時鬱の真っ最中で私は夫と見合いの間一言も口をきかなかった。夫は世に中にこれほどしゃべらない人がいるのかと思って結婚したそうだ。夫も変わっている。結婚してそのことが大変よくわかりました。でもまあ縁ですので。でもかつて私に好意を持ってくれた人のことは当時は困惑したけれど今になっては私の心を温めてくれる思い出になっています。
シンタロウ wrote:
>
> 学校疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
> 疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
> つかれた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
> ツカレタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
> 人生にツカレタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
おい!大丈夫か!
どうしても、しんどいんだったら、迷わず病院へ行け!
今通っているところが嫌なら、保健所に「いいところありませんか?」って聞け!
間違っても「自殺」なんて考えちゃいかんぞ!
I wrote:
> きょうはあたしは家族やかつての上司に「お詫び」を言おうと思う。
> そんなわけで、あたしに個人的にかかわったみなさん、ごめんなさい。あなたがたを安心させてあげることができなくて。
……考えたら、これってかなり誤解を受けやすい表現だな。じつは、これは皮肉で言ってんですが(-_-;)。(←相当にヘコんでいる。)
(Maria)
はるか以前のことですが、たしかTienさんか誰かが「冷え性に効く薬はないか」みたいな話をしていたように思います。
特定の製品の宣伝になっちゃうみたいで申し訳ないのですが、「ウチダの浴剤(生薬)」(株式会社ウチダ和漢薬/東京都中央区日本橋本町4−2−8)が、とても温まります。
どのくらい温まるかというと、夏場に使ったらひっくり返りそうになるくらい効きました。そんなわけで、寒くなるのを待っていたら忘れてしまったのです。ごめんなさい。
あせも・荒れ性・しっしん・しもやけ・ぢ・ただれにも効くと書いてあるので、皮膚への刺激性は少ないようです。
なお、成分は以下の通り。(50g/一回分中)
カンゾウ 5.0g
トウキ 5.0g
ボウイ 5.0g
センキュウ 7.5g
コウブシ 5.0g
コウカ 5.0g
チンピ 10.0g
マツフジ 7.5g
以上です。
(Maria)
白 wrote:
> シュッツさんwrote
>>手紙というのはどうでしょうか。
>>ただし情熱的なラブレターではなく、出来事と白さんの気持ちを、因果関係をは>っきりさせることに注意してレポートのような形でまとめた文章です。
>
> これは押し付けがましくないんですか?
> それに、彼女、確かメルアドもないって話なんです。噂ですけど。
> でも、手紙くらいなら、いくらでも書く情熱はありますけど、・・・
押し付けがましいかどうかは手紙という行為ではなく、その内容にあります。
「僕はこういう気持ちなんだから分かってくれ」というのは押し付けがましい。
「こういうことをしました。こういう結果になりました。僕の気持ちがこのように動きました」という事実の羅列ならば、受け取ってくれる可能性も高くなるでしょう。
これは話を進めるきっかけと思って下さい。
彼女が好意を持つかどうかはアスペとは別の話なので、そこまで言及することはこの場ではできません。
繰り返しになりますが、アスペであっても性格はそれぞれ違うのですから、彼女をじっくりと観察することで行動を決めて下さい。
るうさん wrote:
> それができるほど寛容でなかった母は、学校を休ませてはくれなかったし、
> 父は、先に学校に不適応を起こしていた兄をただ殴るだけ。
> その兄にもいじめられ、私はただ黙るだけ。
きょうはあたしは家族やかつての上司に「お詫び」を言おうと思う。
「コミットメント」という言葉がある。たとえば「囚人」というのは「その場所にいること」にコミットされている人である。とはいえ「脱獄」とか「自殺」といったような、コミットから逃れる方法というのもないではないのだけれど。
現実社会におけるコミットメントというのは、通常、もっとゆるやかなものである。会社や学校に行かなければならない、というのは出勤や授業への出席にコミットされているということなのだけど、病気や法事を理由に欠席することはできる。
多くのコミットメントは、明示的ではない。わかりやすくいうと、「世の中にはこういう決まりがありますよ」というのは、はっきり示されていないのである。「他人のものを黙って持っていってはいけない」というのは確かに六法全書には書いてあるだろうけれど、そこいらへんにあるライターやボールペンを黙って使ってそれを無意識のうちのポケットに入れてしまう人は多い。会社なんかだと、引出しの中にライターやボールペンがじゃらじゃらしている人が、たまにいる。
コミットメントを確実にする方法はいくつかある。たとえば文書にすることだ。念書だとか契約書だとか公正証書だとか、そうした書類にはいくつかの種類がある。
ところが、そういった書類の「効力」というのは、あくまで社会通念とか道義的精神とか法律とか、そういった何かほかの「力」によっているのである。魔法じゃないんだから、書いておけばそれが達成される、というものでもない。「関係者以外はこの敷地内に立ち入ることはできません」とかいった掲示をしておいても、警備員を配置するなり柵をめぐらすなりしなければ、「立ち入ることができる」のですね。そんなわけで「立ち入ることができません」ではなくて「立ち入らないでください」と書いておいたらどうか、というと「いやだ。立ち入る」とかいって立ち入っちゃう人がいたりするかもしれない。
そういう人を「非常識」と決めつけることは、一概にはできない。国際関係においては条約を一方的に廃棄して相手の国に攻めこんじゃう場合が往々にしてあるし、ビジネスにおいては「お金を払ってください」と言っても「払う金がないからもうちょっと待ってくれ」とかいってずるずるずるずる支払を引き延ばしたり値切ったり、というのがしょっちゅうある。
でまあ、本来世の中では約束は守らなきゃいけないものだし守ってもらえるものだ、という「常識」が、しばしば通じないということが起きる。だもんだから、人は「相手に約束を守らせる」ことに心を砕いたりするのだ(もっとも、「いかに約束を守ったふりをして守らないか」という「やらずぶったくり」に血道をあげている人もいるのだけれど、今回は論じない)。
で、「相手に約束を守らせる」方法にはいくつかあって、有名なところでは「フリーハンド戦術」と「セルフ・コミットメント戦術」というのがある。前者は直情径行型、後者は有言実行型、といってもいい。つまり前者は「社会的制約に縛られない」ことをアピールする「感情的になると何をするかわからない」型のタイプで、後者は「これは単なる脅しではないぞ」をアピールする「やるときゃやるぜ」型のタイプである。
で、フリーハンド戦術は相手に「たかをくくられる」と失敗し、セルフ・コミットメント戦術は相手に「なめられる」と失敗する。
精神障害者や責任ある立場の人間は、一般にフリーハンド戦術を取ることができない。いつキれるかわからない人間というのは、社会的に信用されないからだ。もちろん「中東の暴れん坊」と言われたカダフィみたいなイラクのサダム・フセインみたいな一国の指導者もいるけれど、国際的には信用されない。フリーハンド戦術は、影響力のかわりに信用を失う戦術でもある。ただ、社会的な信用と相手からの信頼はまた別なものだから、親とか教師とか上司が子供や生徒や部下に対して喚いたり怒鳴ったりするという「フリーハンド戦術」を使うことは多い。だから、軍事独裁政権ではフリーハンド戦術を活用してのし上がってゆくタイプの指導者も多い。
ふつうの人の目から見ると、あたしたちは「得体が知れない」のである。まあ、それはあたしたちが自分を説明する言葉を持たない(というか、そもそもちゃんと解明されていないっていうのがあるんだけど)うえに、自分たちのことを説明しようとすること、わかってもらおうとすることに、疲れているというか、そういう努力を続けることがしんどい、というのも影響しているのだと思う。だから、ふつうの人は、あたしたちをどうコントロールしていいかわからないのである。
だから、普通の人にはあたしたちの「ノー」が怖い。理由がよくわからないからである。あたしたちにとってはとても自明な「ノー」であっても、相手が納得できるような形でなぜ「ノー」を言うのかを説明することは、おそろしく難しいということもある。
そんなわけで、普通の人があたしたちに対してきわめて感情的な対応を取るのは、たぶんフリーハンド戦術にハマっちゃったからなのである。フリーハンド戦術は、「ハマりやすい」という欠点が本質的にあるのだ。拳で脅してもだめならナイフで、ナイフがだめなら銃で、銃がだめならナイフで、というふうにエスカレートする。で、ときどき「実際に使ってみせる」というパフォーマンスを演じる必要もある。でないとフリーハンド戦術の効果は逓減してしまうのである。「がみがみ言う」のが効かなくなったら「もっとがみがみ言う」になっちゃうのである。
あたしは相手を「安心させる」ことができなかった。約束にしろ脅しにしろ説明にしろ、あたしは自分がそこにコミットしていることを相手に信じさせることができなかった。
「理解する」と「分かる」、あるいは「頭で理解する」と「腑に落ちる」のは別なのだ。あたしたちがコミットしていることを相手が信じられないから、相手もコミットしない。そこで使うのがセルフ・コミットメントだ。あらかじめ退路を断っちゃうのである。だけど、相手がこっちのコミットメントを信じなかったり、あるいは「こいつはカモだ」と思ってナメてかかったら、向こうがどっと攻めよせてきてこっちは壊滅する。袋小路に追いつめられているからだ。
「あたしたちが社会通念や日常の行動にどのような形でコミットされているか」というのを、「普通の人」にわかりやすく説明する……というか、普通の人があたしたちにとって望ましい行動に対してコミットするような説明を見つける必要があると思う。
ただ、「普通の人」はそういうことをあんまりしない。自分が「普通の人」であることをいちいちアピールする必要はないし、他人が「普通の人」であることを判断するときに相手の説明なんか聞かない。相手が普通か普通でないかを判断するのは、相手の論理的説明ではなくて、こちらがわの感覚だ、と思っている。欧米人はアジア人やイスラム人をわざわざ理解しようとはあんまり思わない。礼拝や断食は宗教的儀礼として頭では理解できるんだけど、それを文化として尊重することはあんまりなくて、「迷惑なこと」「奇妙なこと」と感じる。つまり、自分とはかかわりのないことだという気持がそこにある。そう、「コミットしたくない」というのは、「かかわりたくない」ということなのである。
はっきり言って、普通の人はあたしたちの特殊事情に「かかわりたくない」、つまり、「コミットしたくない」のである。なるべくだったら、ないことにしてしまいたい。だから、あたしたちもそれを隠すことになる。だけど、それではあたしたちは「普通の人間のふりをする」ことしかできなくなる。「ASっていうけど、あたしたちと同じなんですね」とか言われると、とても困っちゃうのである。同じなんじゃなくって化けてんだよ、って教えてあげたくなる。
「で、私は何をしたらいいのかな?」という言葉は、うまく動いている職場ではけっこう飛び交っている。説明はいらない、指示をくれ、というのは「積極的なコミットメント」を宣言することだ。反面、うまくいっていない職場では、説明しようが約束しようが命令しようが脅迫しようが、とにかく具体的なコミットメントに結びつかない。というか、こっちが相手にコミットメントを求めようとすれば相手は「コミットされないぞ」とがんばり、こっちがコミットメントを表明すると、相手はもっと強くコミットさせようとこっちを縛りにかかる。しょうがないから一人でがんばる。疲れる。潰れる。
イスラムを理解すればイスラムとの関係がよくなるかというと、ならないと思う。アスペルガー症候群に対する理解が進めば社会はもっと住みやすかという点に関して、あたしは最近なんだかとても疑問に思うようになり、思うように筆が進まなくて(キーボード打ってんだけどさ)困っている。人間は自動販売機は信用するのだから、自動販売機のように生きてみようかとも思ったけどダメみたいだ。自動販売機は「お金を入れると商品が出てくる」という関係にしっかりコミットしていると信じてもらえるのに、あたしたちはどういう関係にどうコミットしているか、という肝心な点がわからない。
そんなわけで、「コミットメント」という観点からちょっと人生のありかたを考え直している私だったりする。
そんなわけで、あたしに個人的にかかわったみなさん、ごめんなさい。あなたがたを安心させてあげることができなくて。
(Maria)
あさかぜ wrote:
こんにちわ 「えっ誰っ」て言わないで。
私も同じ目にあいました。ついでしゃっばって出現したことをお許しください。
> というわけで、怒りを闘志に変えて、学校からの攻撃をのら〜りくら〜りとかわしつつ、娘の能力発掘のためによりいっそうの努力を惜しまない日々を送るべくファイトが湧いてきたことを、ここに宣言する!!
>
> 負けるもんかよ。信じることと待つことができりゃ、たいていのことはうまくいくのさ!!
>
そうだー。
だから懇談ってにがてなのさ。私も先週から頭抱えています。
がんばれ。あさかぜ!! そうさ信じるのさ!!!
こんな時は釣りだよね。釣り!! 最近行ってます?
私は着膨れしながら毎週いってます。先週五十cmのカジカが釣れましたよ。
竿が折れるかと思った。ちょっとストレス解消かな。
がんばってね。本当に。 がんばろうね。本当に。もっと長い目でみてあげたいよね。素敵な子供たちだもの。
ちょっと励ましたかったの 流星だからすぐ消えます。
はじめまして。ヤモリと申します。
こちらの掲示板はよく拝見させていただいております。書き込みを
するのは初めてです。
私は30代♀で、白さんよりはだいぶトウがたっていますが、アスペ
ルガーというか、自閉というか、ADHDというか…まあなんとなくそ
の辺の傾向がありそうな男性とつきあっています。
※ 診断はされていません。日常生活に支障もありません。
一連の白さんの書き込みを読んで、なんだか私が感じていたことと
似た部分があるなあ、と思っていました。
> こんなにレスしてもらって、色々教えてもらったりしているのに、
> 僕はここでは、今なんかすっごく孤独です。
↑この感じが、なんとなく近いんです。
私は実は、[ADHDパートナーのためのスペース]というサイトの管理
人をやっております。ADHDとタイトルにつけていますが、実際には
私の相方はどちらかというとアスペルガーの方が近いような気もす
るし、そこら辺はひっくるめています。
訪れてくれる方は女性が多いし、一応成人を対象につくっているの
ですが、白さんは学生さんでもとてもしっかりした方のようですし、
気が向いたらいつかお越しください。
ここのように勉強になることはありませんが、「つらいよー」「か
なしいよー」という気持ちを吐き出したり、グチを言ってみたり、
そういう場所としては使えると思います。
後ろ向きで潔くないかもしれませんが、そういうことが役に立つこ
ともあるかもしれません。そんな時には思い出してください。
お邪魔しました。
-----
ヤモリ:aps@estyle.ne.jp
「ADHDパートナーのためのスペース」
http://www.estyle.ne.jp/aps/
あさかぜお母さんへ
私、子供の頃、本当に学校嫌いでした。いじめられ、授業に集中もできないし、
先生は、言葉のうまい人達が言うことばかりを信頼し、
私の言葉が口からなかなか出ないのを待ってはくれなかった。
感情を言葉にできない私は、家族に訴えることもできず、
いつも、先の見えない乾いた砂漠を一人で見つめていました。
現実世界に心が向いたのはそれから十年もたっていました。
せめて母にはたすけて欲しかった。
それができるほど寛容でなかった母は、学校を休ませてはくれなかったし、
父は、先に学校に不適応を起こしていた兄をただ殴るだけ。
その兄にもいじめられ、私はただ黙るだけ。
勉強は少しはこなせてたけど「人生を早送りにして、今すぐにでも終わらせたい」
と毎日真夜中まで眠れず、ずっと泣いていました。
お子さんを守ってあげて下さい。
そして、ただ、盾となるだけでなく、闘い方も教えてあげて下さい。
グルンサさん、こんにちは。ぶちです。
あいさつの言葉なんて、どうでもいいんですよ。私は癖で書くだけですから。
グルンサ wrote:
> 私事になりますが…世間に出されて10年近く、成績はさておき(職場では劣等性)決して得意とは言えない事をやり続けてきたってことも、「自分を褒める」に入れてもいいですか?
10年!それはすごいです。私は不得意な主婦業を7年半やってますけど、もうふーふーです。元気な時はまだいいんですけど、持病があってしょっちゅうへばってます。エネルギーが持病にとられ始めると、いきなり片付けがどーしよーもなく嫌になるんです・・・現在この状態、家の中はぐちゃぐちゃ・・・。
できればこういう仕事から解放されたいんですよね・・・不得意な事続けるって、すっごいエネルギーがいるんです。あー、グルグル・・・(目がまわる)
10年もやりつづけてきたって、本当にすごいです。仕事にエネルギー取られすぎて、倒れちゃわないように気をつけて下さいね。
(ぶち)
おひさしぶりです、あさかぜさん!(っていうのもヘンですか?)
あさかぜさん wrote:
> 学期末懇談会って何の意味があったんだろう? 学校の先生って何であんなにせっかちなんだろう?(中略)
>しかもね、ご丁寧に担任の先生だけでなく、校長先生からお呼びいただいて同じ言葉を繰り返されるとは……。
>
> さすがに温厚な(ぶはは!)わたくしだって、怒りますよ!!
> 発達障害児の歩む道はまだまだ茨だらけってことね。具体的で実践的なアドバイスをして支えてくれるってんならともかく、教師に脅しかけられるために娘を学校へ出してんじゃねーや!
> 「基本的人権」「教育」って言葉の意味をもう一回一から学び直してきてほしいもんだわい。
私の場合、あさかぜさんとシチュエーションは違っていましたが、ガキの頃にこの(あさかぜさんの)言葉を、母親と教師につきつけてやりたかった!!(もちろん、当時はそんなふうに言葉になっていたわけじゃないんですが…。)
> 学校教育制度のすべてを否定するわけじゃないけどさ、教師の立場ってものも理解しているつもりだけどさ、もうちょっと別の言い方があるんじゃないの?
> というわけで、怒りを闘志に変えて、学校からの攻撃をのら〜りくら〜りとかわしつつ、娘の能力発掘のためによりいっそうの努力を惜しまない日々を送るべくファイトが湧いてきたことを、ここに宣言する!!
>
> 負けるもんかよ。信じることと待つことができりゃ、たいていのことはうまくいくのさ!!
あさかぜさんには大変失礼だとは思うのですが、私はあさかぜさんのお子さんを羨ましく思ってしまいます。(お母さんが、娘の味方になってくれてる…ってことに。)あさかぜさんにも、まだまだ大変なこともあるかと思いますが、学校なんかにゃ負けんなよっ!!(また、生意気な口調ですみません。)
《アスペルガーの館》に戻る /
新しいアスペルガーの館の掲示板
EWBBS.CGI 改 (WZ BBS対応 Web掲示板 T.Ikeda改 +
s.murakami改)
© 1998 y.mikome, T.Ikeda, 1999 s.murakami