アスペルガーの館の掲示板(旧)
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新しいアスペルガーの館の掲示板
初めまして!初投稿の30(+?)歳の女性です。
小さい頃から人とのコミュニケーションが上手く取れず、いつも不安を感じていました。人の心の動きや、一人一人の性格の違いが分かりにくいです。話す力や判断力が不足しているようで、母の話し方や声色、話すテンポを真似していました。
それでも、学生時代は良い友達に恵まれて無事に過ごすことができましたが、社会に出てからやはりいろいろと苦労を感じるようになりました。
ここ4〜5年で、「私は普通の人とどこか違うようだ」と漠然と気付き始めて、自分なりに自閉症や障害の本を読んで調べていました。今年に入ってこのHPを知り、ASという言葉を初めて知りました。私はASとACが混ざっているような感じです。ただ私の場合、過去に一度カウンセリングを受けただけでお医者さんにきちんとかかった事がないので、あくまでも自己判断なのですが・・・。
ご相談したいのは「仕事」のことです。事務系のアルバイトを3回程経験しましたが、コミュニケーション力や判断力不足で周囲になかなか溶け込めず、迷惑をかけてしまい、仕事も遅いようで(恥ずかしいのですが・・)首を切られてしまいます。
今後どうしたらよいか悩み、会社勤めは自分には困難だと感じ始めています。唯一の望みは「在宅ワーク」です。これも、優れた技術が必要だし、現実は非常に厳しいのでしょうが、人とあまり関わらない仕事ならば何とかなるかもしれないと思ったのです。
そこで、ASや類似した状態の方々の中で、在宅で仕事をしておられる方がおられたら、是非お話を聞かせて頂けませんか?長々と書いてスミマセン!
あさかぜさんも長いこと鬱の時期があったのですね。
でも今は克服された。ご本人の気持ちの葛藤を制御するのも大変だったと思います。
私の鬱の原因は結局のところ、自分がした仕打ちがはねかえってきたことにあります。正直なところ、その反応が無かったら今でも反省せずに我が道を往く、で
人に迷惑をかけつづけたのだと思います。
自分がいかに身勝手でエゴに満ち満ちた人間だったか――、それが全て無意識だったのがまた恐ろしい。
きっと同じことをまたしてしまうんでしょうが、自分の身体にあらわれた
二次的な症状をとっかかりに、第三者に指示を仰ぎたいと思っています。
こーさん wrote:
>抜け殻のようになってるのかもしれません。
>はっきり言って未来への希望なんてありません。
↑こういう気分の真っ只中にいると気がつかないものですが、抜け出してみると案外なんとかなるものです、たぶん。医療機関を受診する気持ちになられただけでも、たいしたものですよ。わたしはそう思います。
>それと自分がたどりついたAS.私は本当にASなのかと思う不安もあります。
>とりあえず診断で何と出るか。人格障害、ということもちょっと考えています。
生物学的な基盤による障害だけでなく、二次障害も重なる症例というのはたくさんあるそうです。かくいうわたしも、長いこと鬱状態にいましたが……薬がなくても眠れるようになったし、絶望でふさぎこむこともなくなりました。それが当たり前だということはわかっているのですが、なんか不思議な気分です(笑)
わたしは今“元気が出る”とか“明るくなる”と銘打って、ドラッグストアに売っているサプリメント「セント・ジョンズ・ワート」を飲んでいます。SSRIを飲んでいたときより、調子がいいみたいです。少なくとも副作用はなくなりました。(←あくまでも、ひとつの例ですので、気にしないでください)
いまはじまったCBSドキュメント(TBS) で、ADHDの話をやるみたいです。投薬に批判的な内容っぽいです。
風呂さん wrote:
> 全然関係無い話題で恐縮ですが、
> 気になったので書いちゃいます m(_ _)m
> 全然関係無い話題ですが、
> 眼鏡を使う人も、多いかと思うので、
> 勇気を振り絞って書いてみました……(--;)
このカキコだけ読むとまったく脈絡が不明だが、じつはこのカキコ、以下のカキコを踏まえておる。
Lingkoさん wrote:
> もっとつらいのは、眼鏡の鼻当ての部分のかしゃかしゃいう音でした。
(『雪柳(was:Re: 桜』、No.11558)
風呂さんの名誉のために一応コメントしておく。
これに懲りずに積極的に発言し、なるべくならこの手のドジを怖れて臆病にならんでくれい。『アスペルガーの館の掲示板』ではけっこう重鎮と目されている(と思う)風呂さんが、こうしたチョンボをやってくれると失敗を怖れて発言したくても発言できないひとたちに勇気を与える。>風呂さん
文章が下手だろうがなんだろうが、とにかく言わにゃあ通じんのだ。だから書け。そして書ける奴は書けん奴をフォローするのが努めである。もちろん思いっきり馬鹿にしたい奴はどしどしやってくれ。おれが徹底的に叩いてやるから(-_^)b~*。
(Mr.Moto)
いま考えている団体のイメージについてちょっと書くことにします。
ひとつは、あたしが過去に『アスペルガーの館の掲示板』でちょこちょこやっていた、文章講座・「PoP! セミナー」の活動の続き。仕事をする上でも文章力は必要だし、自分を表現できるという自信は大事だと思います。
もうひとつは、同じくこの『アスペルガーの館の掲示板』でちょこちょこ(できれば出張して行なう)パーソナルコンピュータ講習。電子掲示板や電子メールが使えると、やっぱり世界が広がります。 Word や Excel が使えると、仕事をするときにも有利だしね。
上記二つは公共性もあるので、内部の活動だけではなくて、外部の人も含めて講習の対象にし、ついでに寄附(ライオンズクラブなんかでは、「ドネーション」といいます)も受けつける、といった形もいいんじゃないかと。「講師は全員自閉症です」とかいうのは……ダメか(-_-;)。
オフ会の開催と、他のグループに呼ばれての講演……ちゅーか、茶話会みたいなものが持てればいいと思います。「実際の自閉症の人を見たことない」という人は多い(べつに「私は自閉症です」って看板立てて歩いてるわけじゃないから見てもわかんないし)ので、独りでずっと悩んでる親御さんなんかと実際に話をしてみて安心するなり絶望するなり(←おいおい)してもらうのもいいかなー、と。興味本位で「自閉症の人間を一度見てみたい」という人に「つまらん……(-_-;)」とガッカリしてもらうのもいいかも知れないし。マスコミに興味本位で取り上げられる前にツブしておくとか、逆に良心的なマスコミをオルグしておくとかいった効果はあるかもしれないけど。
まあ、もちろん自閉症なりの苦労や医療機関・社会制度・周囲の人間の無理解その他に対する恨みつらみをぶちまけてストレスを解消する、というのも悪かぁないし。
その延長として、体験談文集みたいなものの発行。「他の人はどうやってんだろ?」みたいなことは、けっこうみんな知りたがってると思います。
そんなわけで、ハンドルは2つ以上必要です。ネットの外(オフ会など)“でも”使うハンドルと、ネットの中、あるいは文章の中“だけ”で使うハンドル。「自閉症方面の人間はどうやって異性(←もちろん同性の場合もある)を口説いたのか」とかいった話をするときには、オフ会で「この人」と特定されちゃうのもアレだしな。
あとは、自分の子供が「自閉症」と診断されたとか、私は自閉症と診断されたんだけどどうしたらいいんだとか、ひょっとしたら自分は自閉症じゃないかとか、そういった人をケアする活動。
それから、ミニコミ誌の発行、ニューズレターの発行、メーリングリストの運営、掲示板の運営、自閉症に関する研究をしている人への協力なんかがあります。
つまりは、今まで『アスペルガーの館の掲示板』その他を通じてあたしたちが行なってきたことを、もうちょっと自分らにとって楽に、そしてあたしたちのことを必要としている人の要望により適確に応えられるように、組織として整理しよう、ということだったりします。
マスコミや国に対するアピールだとか、就職支援やら生活支援だとかいうと今のところちょっと荷が重いな。
あたしたちが表立って活動することにより、孤立型の自閉症のひとがかえってつらい思いをすることはあると思います。ヘレン・ケラーや乙武くんやパラリンピックの選手が障害者だと思ってもらっても困るのと同じにね。だから、あたしたちが重度の自閉症の人のケアに実際に取組むとか、自閉症児童の一時預かりとかを行なってお母さんに羽根を伸ばしてもらうとかいうのは活動としてかなり面白い(「重要」って言ったほうがいいんでしょうけどね)と思います。それで苦労したら苦労したで得るところがあるし、「お仲間」ということであんまり苦労しなかったらそれもまた得るところがある。
あたしの知っているアスペっ子は、自閉症者のことを「耳をふさぐひと」と表現しました。で、同じ年頃のアスペっ子と、「耳栓いいよー」「ふーん」みたいな話をしてたそうです。わかるなぁ。
自分がこれから出てゆかねばならない世の中に、自分と同じようなひとたちがいて、自分のことを温かく迎えてくれる、というのは、けっこう重要な気がするのですね。そんなわけで、「アスペっ子と遊ぼう」みたいな企画は、面白いと思います。みんなしてぐるぐる回してたりするの。ぐるぐる。(←こらこら(-_-;))
実際問題として、いつもはマイノリティとして周囲の目を気にしつつおどおど生きてきたひとが、マジョリティの側に立つというのもけっこう爽快です。ストレス解消になります。しかも「濃ければ濃いほど尊敬される」というのがまた快感です。逆に薄いひとが「おまえなんか自閉症じゃないやい。えいえい」とかいっていぢめられるのも快感かもしれない。「自分はまだ軽度だから」と思って安心する、とかいうんじゃなくて、「障害」から「個性」へのプロセスを一段登ったという確信が得られるからなんですね。
『エースをねらえ!』に、加賀のお蘭さん(だったと思う)が、「女なのに背が高い」というのにずっと劣等感を抱いてたのに、コーチに鏡の前に引きずられていって、「なぜその上背を活かそうとしない! スポーツマンたる者がどれだけ上背を欲しがっているか知ってるのか!」と叱正されて自分の資質を活かす道を知ったというエピソードがあります。あたしも高校時代「バケモノ」と言われてほくそ笑んでいました。それは学校の先生や友人が、「知性と論理に裏付けられたユニークさ」というものを、研究者にとっての最大の資質として評価してくれたからなのですね。
まあ、これもじつはけっこう失礼な話なんですよね。だったら才能に結びつかない障害というのはどうなるんだぁ、みたいな話になっちゃいますから。だけど、自閉症の場合は具体的なデメリットが明らかでないからこ中途半端な保護しか受けられないわけで、「あたしらはあたしらで自立してやってくから保護なんていらないわ」と自主的にコミュニティを作り、納税者として発言し国政に影響を及ぼすとかいう選択というのは、けっこう理想的なわけですよ(ユダヤ人とかはこれに近いイメージがあります)。
国家としてのイスラエルは嫌いだけど、「ユダヤ国家としてのイスラエル」のありかたに関しては、「確かにそういうありかたも可能だな」という意味で学ぶところがあるように思います。
そんなわけで、組織化する意味は、あるんじゃないかと。
(Maria)
以前相談させていただいた、こーです。
あのときは、丁寧なレスやアドバイス有難うございました。
私もとうとう再来週くらいに精神科に行って
自分の思いをぶちまけてこようかと思っています。
毎日が何をしていても過去の嫌で辛かった記憶とつながってしまい
結局ひどい落ち込み状態になっていくのです。
私の場合、自分がASかという問題よりも自分が今まで社会と言われる世界で
人を傷つけたり逆に自己嫌悪に陥ったりという繰り返しの果てで
抜け殻のようになってるのかもしれません。
はっきり言って未来への希望なんてありません。
人間は一人では生きていけない。そんな当たり前のことでさえ私には適応できる
能力がないみたいですから。
それと自分がたどりついたAS.私は本当にASなのかと思う不安もあります。
私は電車にも乗れるし、ドラマや映画も普通に抵抗なく見られます。
人の顔は初めは覚えられないけど3回目くらいには区別できるようになります。
出来ないのは、とにかく対人関係。特に性格がきつく感の鋭い人とは拒絶反応が出るくらい。人を頼っても自分が人に何かしてあげようとすることがないから(出来ない)結局孤立することばかり、という状況なんです。
とりあえず診断で何と出るか。人格障害、ということもちょっと考えています。
武田好史 wrote:
>武田好史 wrote:
>>かおやま wrote:
>>>はじめまして。
>>>現在20歳で大学に通っているものです。
>>>
>>>突然で大変不躾なのですが、質問させてください。
>>>アスペルガ−症候群という医療的診断は、どのようなところで判定していただけるのでしょうか?
児童青年精神科といって、発達障害や不登校・拒食など幼少期から青年期にまつわる、精神医学的・心理学的な問題を抱えた子供たちのケアをするための診療科で診断してもらえます。
>>>私の兄は、重度自閉症です。
>>>母方の祖父も、軽度の知的障害をもっていました。
>>>その他の遺伝的なことや、何より自分が診断基準をほぼ完全に満たすということで、私はいま自分がアスペルガ−症候群ではないかと、考えています。
こういった例はかなりの率で見受けられるようです。ASの人の中には、兄弟や親族に重度の自閉症・抑うつ傾向・統合失調症(旧分裂病)の方がいるという人が多いのです。
Lingko wrote:
>Mariaさん wrote:
>
>> そしたら、例では、完成図は実線、被験者が描く線は点線で描いてあったのね。
>>
>> 八歳四か月のあたしは、わざわざ点線でつないでおったのどした(T_T)。ひー。
>>
>私、「黒板を写せ」って言われて、書いてある字を白抜きで書いてノート塗りつぶしたわ。
全然関係無い話題で恐縮ですが、
気になったので書いちゃいます m(_ _)m
最近よくある100円ショップの「ダ○ソー」に
「メガネすべり止めセット」という商品が売ってます(勿論、100円)
医療用品にも使われるシリコンゴムで出来ていて、
眼鏡の鼻の当たる部分と耳の部分に付けるように出来ています。
鼻の部分はシールで貼るように出来ているのですが、自分の眼鏡の形に合わせて、ハサミなどで巧く形を整えて貼るとイイと思います。
この鼻の部分のゴムと耳の部分用のゴムをつけると、かなり顔にピッタリとフィットします!
激しい運動とかはムリだと思いますが、普通の生活には問題無いくらい顔にくっついてくれます。
僕の場合は顔汁が多い方なので(^^;
このシリコンゴムを付けてから、かなり快適になりました。
1セット100円なので、何個か買ってみて
眼鏡が顔に触れる部分に貼りまくるのも良いかもしれませんね。
全然関係無い話題ですが、
眼鏡を使う人も、多いかと思うので、
勇気を振り絞って書いてみました……(--;)
風呂
はじめまして。
現在20歳で大学に通っているものです。
突然で大変不躾なのですが、質問させてください。
アスペルガ−症候群という医療的診断は、どのようなところで判定していただけるのでしょうか?
今、必死にその情報を探しているのですが八方塞になってしまい、このお部屋に駆け込ませていただきました。
私の兄は、重度自閉症です。
母方の祖父も、軽度の知的障害をもっていました。
その他の遺伝的なことや、何より自分が診断基準をほぼ完全に満たすということで、私はいま自分がアスペルガ−症候群ではないかと、考えています。
私は中学校のころから精神科にかよっておりまして、今も断続的に通院しているのですが、薬があわないのか、体調がかなり悪くなってしまいました。
家庭の状況、とりわけ経済的問題も大きく、大学を休むわけにはいきません。
かと言い、先頃からパニックの発作がひどくて服薬を止めると、生きているのさえ苦しくなってしまいます。
適切な診断を受ける事が出来れば、社会生活も何とかやっていけるのではないか。。。
私は今、その考えに一縷の望みをかけている状態です。
初顔なのに、こんなにも勝手に書いてしまって申し訳ありません。
でも、もしどなたか上記のような情報をしっている方がいらっしゃいましたらどうか、どうかお教えください。
宜しくお願いいたします。
それでは。
てらば wrote:
>武田好史 wrote:
>> あなたは行政側が軽度発達障害者に行う支援として、どのようなものを望みますか?
>
>出来ればジョブコーチを就けた就労支援や失業した時の給付金をつけてほしいです。
>あと、職業能力の高い人は能力以上のことを強いられて苦しんでるのです。
>その人たちの精神的、能力的サポートをしっかりするべきだと思います。
これはもちろんそうなのですが、私が今一番に求めたいことは、「生活の場の提供」です。これは特に25歳以上の軽度発達障害者にとって、死活問題だと思います。
ASの中には親から自立して家庭を持っている人もいるにはいます。しかしそれは単に氷山の一角を見ているに過ぎず、その裏にはあまたの「普通適合」に疲れきってしまった人たちが存在しています。
そういった人たちが集まり・助け合い・協力し合って、社会に対してアクションしていくための拠点となる施設…例えば「グループホーム」があればいいなと思います。現にアメリカのN・カロライナ州では、AS・ハイファンクション向けばかりでなく、やや重い自閉症の人向けのグループホームが作られています。日本でも表向きは『知的障害者のためのグループホーム』として作られた、中度くらいの自閉症の青年期者対象のグループホームが、既に横浜にいくつかオープンしています。
ASその他の軽度発達障害の深刻さが世間に認識されてくれば、それ自体のためのグループホームができてきたりといった動きが出てくると思います。ただそれはあくまで「地域での活動を支える拠点」であって、従来の知的障害者更生施設や精神病院のように「どうしようもない人を隔離する牢獄」であってはいけないと思います。
Maria wrote:
> 法人化は視野の隅っこに入れるだけは入れておいて、とりあえずあたし
>たちの利便のために組織化しよう、ということです。
了解だす。
> 会員名簿を作る。
> 役員のような「活動可能なスタッフ」のリストを作り、会員から委任
>を受け、活動を代行する人間を決める。
> 会費を集め(学生会員みたいな、経済的に無理な負担をしなくていい
>会員も認める)、それを管理・運用する。
> ミーティング等を主催し、掲示板・メーリングリストなど、会員間の
>コミュニケーションの手段を提供することで、会員の意志を会の活動に
>反映させる。
> ニューズレター(メールマガジンを含む)や冊子を発行するなど、会
>員の創造的な活動を支援し、会員の意志を対外的にアピールする。
>
>といった組織を作っておくと便利なんではないかなー、と思ったわけで
>す。
賛成。特に最後の会員の活動の支援の部分。これがあれば、今やって
いる作業はもっと楽に終わったのに…。シクシク
>ブックレットを何百冊も印刷・製本するのだって、けっこう大変だし
>な。業者に頼むと高くつくし、一部一部揃えて接着剤塗って表紙つけ
>てギロチン(断裁機)で小口を揃えて……とかいうの二三人でやって
>たら堪んないぞ)。だから、なるべくスタッフの負担(精神的にも肉
>体的にも金銭的にも)にならない範囲で、協力体制を作っておくのは
>いいんじゃないかな、と。
シクシクシク。(今の自分の状態を思い返して涙している状態)
> こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m。
まあ、今はその作業のため1日3時間の睡眠で動き続けている状態
ですから、具体的に動けるのはやはり4月の中旬ぐらいからだす。
> 自閉症の診断を受けてしまうと、仮にLDやADDやADHDの診
>断を受けていても、その中では活動しにくい(「自閉症は特別だ」と
>いう認識がある)というのがあるらしいのですね。そんなわけで「自
>閉症」枠で集まる必要がある。ところがそこに非・自閉の人(“自称
>”自閉症の人。あたしもそうです)が入ってきちゃうと、主体である
>はずの「自閉症」の人たちがまた肩身の狭い思いをしなきゃいけなく
>なっちゃうのではないか。そういう不安がありそうな気がするのです
>よ。
ああ、それはあるかもしれない。ASの診断を受ける前から、ちょ
っと異端分子扱いだったもんな。教育学的LDとだけ判断されていた
頃のわし。
> 理工学関係の学会では、学生会員(アカデミック)は受けられるサ
>ービスが違うわけです。つまり、義務と権利の関係は、会員全員が同
>じである必要はないわけですよね。中には「本人は自閉であると強く
>疑っているのだけれど、診断ではそうでないと出た」みたいな場合、
>支援を受けられないとかいったことも出てくるので、なかなか「診断
>/未診断」で割切れないところもあるのですが(とくにアスペルガー
>症候群の場合はそうです)、会員側が「選び取る」部分と、コミュニ
>ティー側が「判断する」部分が、うまく折り合えるようなシステム、
>というのが、将来的には必要になってくるのではないでしょうか。
どうしても、診断済みの人と未診断の人では受けられる支援とかは
変わってきてしまいますけど、それぞれに応じた便宜を図れればと思
います。
武田好史さん wrote:
>ようやく雨が降った。
>(^O^)
こっちは雪ざんす〜。
川上から横殴りにパタパタと(細かい粒の雪が)あたってくるので、釣りどころではないのでありました。寒いよぉ。
(ToT)
こうもりさん wrote:
> これは、自主グループを結成してしまおうということですか?それとも、NPO法人として正式に認可されるグループを結成しようという意味ですか?
法人化は視野の隅っこに入れるだけは入れておいて、とりあえずあたしたちの利便のために組織化しよう、ということです。
> ちなみにNPO法人になることはちょっと検討したこともあったのですが、ボランティア先のNPO法人化を見てすごく事務量が増えてしまうことが分かり、ちょっと躊躇してしまった経緯があるのですよ。
そう。法人化はめんどくさい。「外に向かっての大規模かつ広範囲な活動」をする場合を除き、あんまりメリットはないんじゃないか、と思います。
たとえばの話、オフライン・ミーティング(オフ会)を開くにしても、誰にどうやって連絡し、その費用と手間を誰が引き受けるのか、みたいなことが毎度毎度問題になるわけですよ。ですから、
会員名簿を作る。
役員のような「活動可能なスタッフ」のリストを作り、会員から委任を受け、活動を代行する人間を決める。
会費を集め(学生会員みたいな、経済的に無理な負担をしなくていい会員も認める)、それを管理・運用する。
ミーティング等を主催し、掲示板・メーリングリストなど、会員間のコミュニケーションの手段を提供することで、会員の意志を会の活動に反映させる。
ニューズレター(メールマガジンを含む)や冊子を発行するなど、会員の創造的な活動を支援し、会員の意志を対外的にアピールする。
といった組織を作っておくと便利なんではないかなー、と思ったわけです。
まあ、こういうのの役員とかって交通費とか食事代とかも出ないし、手間賃なんかはなおさら出ないので、会が大きくなればなるほど役員の負担が大きくなって行きづまっちゃうことが多いんですよね(それを考えると、ある程度大規模な活動になると、「ボランティア登録会員全員に有償ボランティアの公募をしてオークションにかける」みたいな大胆なことをしないといけないかもしれない。ブックレットを何百冊も印刷・製本するのだって、けっこう大変だしな。業者に頼むと高くつくし、一部一部揃えて接着剤塗って表紙つけてギロチン(断裁機)で小口を揃えて……とかいうの二三人でやってたら堪んないぞ)。だから、なるべくスタッフの負担(精神的にも肉体的にも金銭的にも)にならない範囲で、協力体制を作っておくのはいいんじゃないかな、と。
それに、「こういう団体やってます。こういう活動してます。こういう冊子とか出してます」といった形で「形」があると、スタッフも動きやすいし、対外的な協力も得やすい。それに、「個人」ということで「いいこと」をしようと思っても、なかなか勇気というのが出てこないんだけど、「ボランティア団体の一員として活動する」と、心理的に活動しやすいというところもあります(とはいえどこぞの人権保護団体みたいになっちゃうと、「組織力を背景にしていて不愉快」みたいに見られることもあるんだけどさ(-_-;))。
> でも、どっちにしろ、まずは関東にASのグループも作りたいな、とは考えておりました。今やっている企画が一段落したら4月の中旬ぐらいから動き出してみる予定はあったんですよ。企画に是非とも乗らせてくださいまし。
こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m。(←やべー(-_-;)。そうすっとこっちもちゃんと活動しなくちゃなんなくなっちゃったな。まあ、「メンバーが集まんなかったから、あの話はナシ」とか言って済ましちゃえばいいんだけど……集まったりするのだな、これが(^_^;)。喜んでいいやら(喜ばなきゃいけないんだろうけど)悲しんだらいいやら)
> ちなみにグループに対する個人的な意見。既存の自閉者の支援団体というのは、診断がついている人しか参加できないところが圧倒的に多いです。これは自閉という障害の特徴が関係しているのかも知れませんが、LDやADHDなんかの支援団体に比べると、確実に狭き門になっております。
コンピュータがまだ海のものとも山のものともつかなかった時代、『電気通信科学会』では、コンピュータなどという訳のわからないものについて発表するというのは、あまりいい顔をされなかったのだそうです。で、そういう肩身の狭い思いをしているのが厭だ、というので、東京大学の高橋秀俊先生が中心になって、『情報処理学会』というのを旗揚げし、「裏切者め」と言われたそうです。
自閉症の診断を受けてしまうと、仮にLDやADDやADHDの診断を受けていても、その中では活動しにくい(「自閉症は特別だ」という認識がある)というのがあるらしいのですね。そんなわけで「自閉症」枠で集まる必要がある。ところがそこに非・自閉の人(“自称”自閉症の人。あたしもそうです)が入ってきちゃうと、主体であるはずの「自閉症」の人たちがまた肩身の狭い思いをしなきゃいけなくなっちゃうのではないか。そういう不安がありそうな気がするのですよ。じっさい、『情報処理学会』は、その後「コンピュータは金になる」という時代になったものだから、企業が大挙して入会してきて、純粋に研究的な発表はしにくくなっちゃった。学会の大会とかいうと、会場にいるのはみんな背広ネクタイ、発表の内容は海外の研究成果の追試みたいなものばっかり、で、自分の発表が終わるとさっさと帰っちゃって、会員同士の交流はほとんどない、みたいになってしまいました。で、「こんなのやだ」というので、『日本ソフトウェア科学会』が旗揚げされたそうです。
で、これは『日本ソフトウェア科学会』の総会であった話なのですが、「とりあえず入っている」みたいな会員が増えて(困ったことにあたしもそうなのですが)、総会の成立に必要な三分の一の出席(委任状含む)に満たなくて、総会が成立しない、ということになったことがありました。で、慌てて電話やらFAXやらで委任状をかき集め、ようやく議事が終わったら会場の岩波ビルの会議室から「時間ですよ」と追い出されることになり、懇親会用に用意したビールを立ち飲みして片付けて部屋を空けたことがあります。
そんなわけで、「多数決(のみ)によらない意志決定のシステム」っていうのが、どうしても必要になってくるんじゃないかなー、と。ある意味封建主義に逆戻り、という感じはするのだけれど、そうでもしないと会が変なほうに行っちゃうおそれがあります。どっかの宗教団体みたいに長老制とか会堂制とか階位制とか採用しないとダメかも、と思ったりします。
まあ、こういうのは会が大きくなってから考えりゃいいっていう気もしますけどね。
> 診断・未診断を問わず、自閉圏に所属意識(ないしはアイデンティティー)を持っている人なら誰でも参加できるようなコミュ二ティーが作れないものか?今はそんなことを考えております。
理工学関係の学会では、学生会員(アカデミック)は受けられるサービスが違うわけです。つまり、義務と権利の関係は、会員全員が同じである必要はないわけですよね。中には「本人は自閉であると強く疑っているのだけれど、診断ではそうでないと出た」みたいな場合、支援を受けられないとかいったことも出てくるので、なかなか「診断/未診断」で割切れないところもあるのですが(とくにアスペルガー症候群の場合はそうです)、会員側が「選び取る」部分と、コミュニティー側が「判断する」部分が、うまく折り合えるようなシステム、というのが、将来的には必要になってくるのではないでしょうか。
(Maria)
ちょっと参考までに。
「ウイングによる対人関係の分類の3類型」については『高機能広汎性発達障害』(ブレーン出版)のP105から“愛着という視点から見直すことが可能”云々という記述があります。(数ページにわたるため、引用はしませんが)
“「孤立型」は一般に知的な遅れも強いため、高機能症例では見あたらなかった”という説明もありますので、自閉症全般を対象にした話をする場合以外はあまり使われない類型だと思います。
で、こうもりさんのおっしゃったように「一般の人は“自閉症=孤立型”だと思いこんでいることが多い」という点と、Mariaさんが「孤立型に関してははっきりしたことがいえません」とおっしゃることを重ねると、「孤立型」は典型的な自閉症の対人関係類型として一番よく知られていて、なおかつ一番分かりにくい型でもある、とわたしは思ったのですが、まちがっていますでしょうか。
積極奇異と受動についてわたしが考えたのは、高機能あるいはアスペの場合を対象にしていたからです。
だってねー、こども病院で初診を受けたあとで医師から「この本を読みなさい」と指示されたのが、『高機能広汎性発達障害』『発達障害の豊かな世界』の二冊だったんですから。“どひー、先生これキツイよー”ってあとで思ったんだけど……せめて『自閉症の手引き』あたりから始めてもらったほうが、わたしは混乱しないで済んだような気がします。(あの時点では“アスペルガー症候群”ということばもはじめて聞いたばかりだったし……)
医師の対応の仕方としては無難な線だったのだろうけど、印象は悪かったです。のちに(四度目の受診時かな)けっこう好きになりましたけどね。神経科のお医者さんです。(先生、ここ読んでないだろうなぁ。最近は“なんか変わってきたわよ”“あの先生なかなかいいわよ”というお母さまがたも増えています)
Mariaさん wrote:
> あたしは「積極奇異型」と「受動型」を、「主体性を踏みにじられた人間が相手に抵抗している」のを、「無自覚に主体性を踏みにじっている相手」が観察した結果、相手の反応を二種類に分類したものだと思っています。
当てはまりそうだという気がします。幼児期の主体性をどの辺まで認めるかによっても変わってきそうですが。(発達段階の変化によって主体性の度合いが変わってくると仮定すれば)
> 似たような状況で、犬がノイローゼになってしまうことがあります。飼い主は自分や自分の親しい相手には、犬が尻尾を振ることを望んでいます、逆に、自分の嫌いな相手には牙を剥いて唸ったり吼えたりすることを望みます。
>(中略)
> そうすると、犬は「攻撃/威嚇せよ」という命令(深層レベル)と「攻撃/威嚇をするな」という命令(表層レベル)の両方を受取るという、ダブル・バインド(二重拘束)の中に置かれてしまうわけです。その結果、無気力・無抵抗になって人間に関心を向けることがなくなる(受動型)か、飼い主を含めて誰彼無しに咬みつく(積極奇異型)のどちらかになってしまいます。
↑これが一番わかりやすかったので残しました。
ダブル・バインド(二重拘束)は重要な問題だと考えます。日常生活では人はダブル・バインドの中に置かれることが非常に多いと感じますので。自閉症方面の人にとっては、もっともわかりにくい状況であり、判断に迷う状態であると思います。特に子どもにとっては、苛酷かな……と。
おや? 上記の書きかただと自閉症方面の人は(子どもであっても)、“ダブル・バインドを感じ取る能力がある”という前提が必要ですね。わからなくなってきました……。
思考が散逸してしまいましたので、今回はこれにて。
成人LDの会という自主グループの住人こうもりです。
Mariaさん wrote:
> そんなわけで、とりあえず集まって「NPO」として旗揚げしちゃうとい
>うのは、どうだろうか、と思うのですね。
これは、自主グループを結成してしまおうということですか?それと
も、NPO法人として正式に認可されるグループを結成しようという意
味ですか?ちなみにNPO法人になることはちょっと検討したこともあ
ったのですが、ボランティア先のNPO法人化を見てすごく事務量が増
えてしまうことが分かり、ちょっと躊躇してしまった経緯があるのです
よ。
でも、どっちにしろ、まずは関東にASのグループも作りたいな、と
は考えておりました。今やっている企画が一段落したら4月の中旬ぐら
いから動き出してみる予定はあったんですよ。企画に是非とも乗らせて
くださいまし。
ちなみにグループに対する個人的な意見。既存の自閉者の支援団体と
いうのは、診断がついている人しか参加できないところが圧倒的に多い
です。これは自閉という障害の特徴が関係しているのかも知れませんが
、LDやADHDなんかの支援団体に比べると、確実に狭き門になって
おります。
診断・未診断を問わず、自閉圏に所属意識(ないしはアイデンティテ
ィー)を持っている人なら誰でも参加できるようなコミュ二ティーが作
れないものか?今はそんなことを考えております。
武田好史 wrote:
>1.あなたはAS・LD・ADHDなどの軽度発達障害者には、障害者手帳が必要だと思いますか?
私は必要だと思います。
>
>2.手帳はどのようなものが良いですか?
私はCかDだと思います。精神障害者保健福祉手帳は福祉のサポートが受けられる
代償が大きいのだと思います。高次脳障害や私達高機能者やLD、ADHD者達の
専用の手帳を作るべきだと思います。
>
>3.障害者手帳というものは、種々の行政が行う福祉サービスを受けるためのパスポートになるものです。そこで質問です。
> あなたは行政側が軽度発達障害者に行う支援として、どのようなものを望みますか?
出来ればジョブコーチを就けた就労支援や失業した時の給付金をつけてほしいです。
あと、職業能力の高い人は能力以上のことを強いられて苦しんでるのです。
その人たちの精神的、能力的サポートをしっかりするべきだと思います。
てらばさん wrote:
>>(2)トライアル雇用
>職業センターにいってるのにも関わらず大急ぎに工場やスーパーのバイトに
>行ってしまったので、後で「上手くいかない!」と嘆いて親や職業センター
>を困らせています。
>トライアル雇用があったのなら、急いでバイトに応募することはなかったの
>に....
>後悔してます。
トライアル雇用の制度は医師の診断があれば利用することができます。こ
れは必ずしも軽度発達障害でなくてもOKです。
まだ利用することがなくても、職業センターの人と相談しておいてはいか
がでしょうか?
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