アスペルガーの館の掲示板（旧）

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暁緋さん wrote:

>「精神遅滞を伴わない小児崩壊性障害」有ってもおかしくない様な気がす
>るんですが、違うのでしょうか？

ＤＳＭ－Ⅳよりも解説が細かいＩＣＤ－１０の方を確認してみました。
日本語訳によれば「予後は通常非常に悪く、大多数に重度の精神遅滞が残
る」となっております。つまりほとんどの場合は精神遅滞が残るが、精神
遅滞を伴わない小児期崩壊性障害の人がいてもおかしくはないことになり
ます。ただ、それでも中程度の遅滞であることが多いそうです。

　でも、暁緋さんの話を聞いていると自閉スペクトル（連続体）ならぬ崩
壊性障害スペクトル（崩壊性障害の連続体。あくまでわたしの造語）と理
解するのが一番すっきりするんですよね、あくまで素人判断ですけど。

「レット症候群」のサイトに書いてあった、歩行失調とか、てんかん等の症状は、全く無いです。
多少手先が不器用な所は有っても、身体的には健常です。
あと、この病気は進行性と書いて有ったけど、私のは大人になるにつれて症状が軽くなり、普通の人に近づいていったので(いや、完全に普通の人と同じって訳ではないけど)、どう考えても進行性ではないと思います。

saikaさん、はじめまして。
リゲルと申します。32歳のADD＋情動障害の独身女です。
アスペルガーではないのですが。

saikaさん wrote:
>１．学生の頃普通クラスでしたか？特殊クラスでしたか？

勉強だけはできる方だったので、普通学級でした。

>２．就職はどのようにされましたか？どんなお仕事をされていますか？

高校の時、祖母から薬剤師の仕事を薦められたのですが、
数学・生物・物理の成績が悪かったのと、「薬学部に入れた
としても、対人関係で情緒不安定になって行動障害を起こして
しまうかもしれない」という不安がありました。また、高校
の時の好きな科目が英語、地理、世界史で、成績も半分より
上だったので、将来のことを考えずに国際文化系の学科に
進学しました。大学４年生の時は、クラスメートの水○さん
などから「リゲルが会社勤めしている姿を想像できない」と
指摘されたこともあり、また就職することへの恐怖心が
酷かったので、大学院へ逃避しました。

大学院を修士で終えた後、就職先が決まっていなかったの
で、制御盤の配線図を清書するバイトをしました。定職に
付いたのは25歳の時。最初の勤務先はコンピュータ関係の
会社の非技術職で、職場の女の子との人間関係でノイローゼ
がひどくなって辞めました。
その後「プログラマになりたい」と思い、27歳の時に
小さいシステム屋にプログラマとして雇われたのですが、
結局上司の試作プログラムしか組ませてもらえず、
顧客先に出張をさせてもらえないくらいプログラマと
して適正がなかったのです。デバッグ中にノイローゼ、
精神不安になることもしばしばでした。仕事が出来ず、
「私は人間として役立たず」だと自己破滅的思考に陥り、
2001年頃から自律神経失調症になりました。
３年半勤務した後、「リゲルさんにはプログラマの適正がない」
「体調が悪いようでは困る」と解雇されました。
Word、Excelの操作は中級ぐらいできるので、現在はPCの
スキルを活かしたバイトをしています。

>３．ＡＳであることが役に立ったことはありますか？

私はADDなのですが、ADDであることが役に立ったと思った
ことはないです。
ですが、ASやADDの素敵な友達とオフ会を通して知り合って、
「発達障害ではあるけれど、良い仲間と出会えて嬉しい」
と思ってます。

>４．いわゆる、自分の稼いだお金で生活をする自立が出来ていますか？

自分の小遣いは自分で稼いでいるのですが、親元離れて
一人で生活することはできてないです。

>５．恋愛、結婚についてはどうでしょう？幸せですか？

恋愛していた時は幸せでしたが、好きな相手と別れた後
しばらくは辛いです。

結婚は、私のADDと二次障害（境界線人格障害）に理解のある
定職に付いた人とでないとまず無理だと思っています。
現在は、結婚しないで一人で生活することを考えています。

>６．自分が結婚したら子供を儲けたいと思いますか？
>　　また、失礼な言い方だったら申し訳ないですが、生まれて来た子が
>　　ＡＳであったら。。と考えたことはありますか？

あります。あります。私の実弟はLDです（小・中とも普通学級
でしたが）。仮に運良く結婚できてASの子供が生まれたら、
Nタイプの間で「常識」とされていることを厳しくしつけ、
手に職をつけさせるか、理系の専門学校か大学に進学させたい
です。

>うちの息子に自立するために必要な学習をさせて、就労につけるには
>どうしたらよいのかな？と宛てがわからず迷っています。

ASの人が就労にあたって一番苦労するのは、人間関係だと思い
ます。若い同世代のガテン系の男の子ばかりの職場だと、
いじめに逢う可能性があるので、お勧めできません。
Nタイプの人にはない息子さんの特技を伸ばせて、対人関係が
あっさりしたところへ就労するのが無難かと思われます。
（長くなりました。余計な御世話でしたら申し訳ありません）

#高校の時、理数系の苦手科目を克服して、薬学部へ進学すれば
#良かったと、後悔しているリゲルより。

すみません、間違えました。
>>４）頭囲の発育が生後５カ月～４歳の問に遅くなる
と書いて有ったら、３歳も含まれてますねι

こうもり wrote:
> なるほど。でもいつの日か自閉スペクトルの中に精神遅滞を伴わない小児
>崩壊性障害なんて診断ができたりして……。この世界はしょっちゅう概念が
>拡大されて診断の対象が広がっていきます。

「精神遅滞を伴わない小児崩壊性障害」有ってもおかしくない様な気がするんですが、違うのでしょうか？

シペラス wrote:
>
>そのあたりで、次のようなことはありませんでしたか？
>1.予防接種を受けた後で、体調が崩れてしまった。
>2.高熱にみまわれた。
>3.持続的な下痢。
>4.アレルギー疾患の発症によるステロイド剤の使用。

う～んιそれは、わかりません。
母子手帳とか見ても、確かに麻疹とか、水ぼうそう、おたふく風邪とか、
掛かった形跡は有るけど、別に予防接種で体調崩したとか、高熱にみまわれたとか、それっぽい事は書いてないし。
昔から、身体が丈夫なのだけが取り得みたいな子供だったからね。

Lulu_2440 wrote:
>御免つかまつります。
>
>最近、私が聞いた話なのですが、…
>
>「レット症候群」という病名、耳にされたことはございますか？
>ある日突然、手先が不器用になって物忘れが激しくなるなどの症状が起きる病気だそうです。
>私の知り合いにも罹患者がいまして、崇教真光の道場で時々一緒になるのですが、年齢に似合わぬ子どもっぽいしゃべり方をしますし、手先も極端に不器用です。
>この病気、罹患者のほとんどが女性だそうです。
>念のため、Yahoo!検索やＭＳＮサーチで「レット症候群」を検索し、そこから該当するサイトで詳しい情報を入手された方がよろしいかと存じます。
>
>もし私の勘違いでしたら、ごめんなさい。

早速「レット症候群」を検索して見ました。
ですが、やはりなんか違う様な気がします。
関連サイト読むと、この病気(？)の場合は、

４）頭囲の発育が生後５カ月～４歳の問に遅くなる

５）生後６～３０か月のの間に、獲得されていた手の合目的的な巧
　　　　緻性が失われ、コミュニケーション障害や社会的な引き辺りを伴う

と書いて有りましたが、私の場合その時期は全くの正常発達だったし、退行症状が現れたのは３歳頃と、時期が異なるのと、その後の経過は、言葉も少しづつ遅れながらでは有っても、だんだんとまたしゃべれる様になった(再びしゃべれる様になると、今度はおしゃべりでうるさい位になったらしいです)のと、確かに手先は不器用だったけど(いや、今も不器用だけど)、小学校に上がる前の検査では高い知能を持ってると言う結果が出たのが、違う様な気がします。
それとも、知能が高いと言うのが、誤診だったのでしょうか？

はじめまして（でいいのだったかな？）
昨日、ASの確定診断をいただいたばっかりの空音です。
最終学歴が短大（女子だけの食物栄養科）なので、自分の経験を書きます。

蛙さん wrote:

>・集団での旅行

入学してすぐに説明会兼懇親会の旅行がありました。
そのときはホテルのツインの部屋に二人ずつ泊まったのですが、宿泊に関しては別に私は困りませんでしたよ。
ベッドはお互い触らない、共用使用することはいつ使うのかなど声を掛け合う、で大丈夫でした。
もし寝言やいびきがあったらごめんね、って相手に言っておいたら睡眠も大丈夫でした。
最初に学校が同じ学科の人を５、６人で班を作ってくれてその中だけでのつきあいをすれば大丈夫だったので、気が楽でした。
ただ、学科の人全員が集まっての自己紹介をしなくてはいけなかったのが大変でした。
自分についての本当に言いたいことをちゃんと言えなかったです。
討論の練習という名目でメモを見ることを許されなかったので。
（人前が極端に苦手などは、私にはありません）

>・授業

小さな短大でしたので移動に困る、時間割が急に変わって困る、なんて事はあまりなかったですね。
あらかじめ教室や開講日時が変わるときは、掲示板に２週間前には予告されてたので良かったです。
そして当日に突然休講になったときは、図書館という居場所を見つけておいたので大丈夫でした。
ただし、とにかく宿題が多くて毎日毎日勉強しかできなかったです。
バイトも夕方２時間だけで、自宅に戻るとまたレポートを書いていました。
みんなは適当に手抜きをしていたようですが、私には手抜きが出来なかったのです。
先生は学生の手抜きを見越して、かなりの量の宿題を課していたのだと思います。
そのかわり成績は優秀でしたけど(^^;)

>・テスト

テスト範囲を実施前の授業で告知されるのですが、たまたまそのときの授業に出席できずに
試験範囲が分からなくて、それを先生や同級生に聞くということが出来なかったので
追試を受けるはめになったことがあります（苦笑）
人に何かを尋ねるということが苦手なんです。なぜなら、どこまで聞いて良いのかを判断できないからです。

>・実習科目の履修

私は聴覚過敏と嗅覚過敏がありますが、実験実習の多い学科だったので嗅覚で苦労しました。
調理実習や加工食品の実習はよかったのですが、腐敗した食品から菌を培養する実験は地獄でしたし
薬品の臭いにいつも耐えていたように覚えています。
最悪なのは解剖学実習で、カエルの解剖をやったときに見た目ではなくて、臭いでショック症状を起こし
極端に血圧が低下してぶっ倒れて保健室に担ぎ込まれました。

私個人の経験なので（しかも専門資格（栄養士）の学校）どこまで参考になるか分かりませんが、お役に立てるといいです。

御免つかまつります。

（#16939「POLINECIA」様）
>　「美しいPOLINECIAお姉様」とお・呼・び

POLINECIA様が女性だったとはつゆ知らず。失礼いたしました。
そういう私も、ニックネームが「さくらももこ劇場コジコジ」に登場する天使の女の子「ルル」に由来しているため、よく♀に間違えられるが、私は♂である。

Lulu_2440 wrote:

>私も自分自身混乱することがあります。
>一度、自分を白紙に戻してみては如何でしょうか？　元の姿が見えてくるとは思いますが。

Luluさんも混乱しますか？
一度白紙に戻したほうがいいですね。
お礼に次ぎの詩を送ります。

ほんじつにっぽんという詩です。

本日日本は晴天だった。
そして顎関節症になった。
私は顎関節症になりたかった。
そしてなった。
ほんじつにっぽんとは
よく言ったものだ

　　　　ｂｙ　kotobu

御免つかまつります。

最近、私が聞いた話なのですが、…
（#16970「暁緋」様）
>異変が起きた３歳頃に、親が色々と病院を連れまわしたけど、そんな時にある病院では「少し自閉症気味な傾向が有る」と言われた事が有ったのですが、他の病院では「情緒障害」と診断されたり、「言葉をしゃべれなくなったのは、祖母の家に預けられたのが精神的なショックで子供が帰りしたのだろう」と言われたり、結局ハッキリした事は判らないままになりました。
>小学校上がる前に受けた知能検査では知能に遅れは無い(むしろ、IQの数値が普通の子よりも高いくらいだったらしい)と言う結果が出て、そのまま小学校(普通学級)に上がったけど、多動が有ったりして授業態度も悪く、いじめにも遭いやすく、家でも親の言う事を聞けなくて怒られてばかりでした。

「レット症候群」という病名、耳にされたことはございますか？
ある日突然、手先が不器用になって物忘れが激しくなるなどの症状が起きる病気だそうです。
私の知り合いにも罹患者がいまして、崇教真光の道場で時々一緒になるのですが、年齢に似合わぬ子どもっぽいしゃべり方をしますし、手先も極端に不器用です。
この病気、罹患者のほとんどが女性だそうです。
念のため、Yahoo!検索やＭＳＮサーチで「レット症候群」を検索し、そこから該当するサイトで詳しい情報を入手された方がよろしいかと存じます。

もし私の勘違いでしたら、ごめんなさい。

saikaさん wrote:

>１．みなさんは、人の話を聞くとき
>相手の人がとても感情表現が激しく(たとえば、怒ったり、笑ったり、泣いたりしながら話す)、声のトーンも変わりやすく(たとえば口調が厳しくなる、声が大きくなったり小さくなったりする)話をされる場合、
>
>Ａ　相手の表情やジェスチャーを注目しますか？
>
>Ｂ　話の内容に注目しますか？

Ｂです。
激しくはなされてもかまわないんですが、あんまり激しくなると、話の内容が分からなくなることがあります。
話の内容をしっかり理解する必要があるときは、目を閉じて話を聞くことに集中することでしのいでます。
でもその場の「共感して！」って感じで聞いて欲しがる人の話の場合は
内容にそんなに注目しなくていいので「そうやねえ」で済ませることもあります。

>２．相手の話を聞く場合、
>Ａ　1番の人のように感情表現の激しい人の話と
>Ｂ　感情を入れないで(無表情など)一定の声のトーンや口調で話してくれる人では
>
>どちらが話の内容が理解したり共感しやすいですか？
>また、どちらを望みますか？

共感はＡ、理解はＢです。
私は自分が割と盛り上がってくるとハイテンションになるタイプなので(^^;)
人が激しく話されても嫌ではありませんが、理解してってなるとしんどいですね。
逆に淡々と話されると、内容の理解は出来てもその人がその出来事に対して本当はどう思っているのか、推測は出来ません。
理解と共感を同時にすることは私にはほとんど無理だと思います。
どちらか一方だけを望まれるのならいいのですが、そうでないところが苦労するところです。

暁緋 wrote:
>産まれた時は、健康優良児。人懐っこくて、人見知りは無し。活動的。
>最初に言葉をしゃべり始めたのは、生後１２カ月頃。
>１～２歳頃、よくしゃべる(普通の子よりも上手にしゃべれてた位)、人懐っこくて活動的。オムツも取れり様になって来ていた。ここまでは順調に成長していた。
>３歳頃、ある日突然に言葉を忘れてしまった様な状態になって、それまでしゃべれていた言葉をしゃべれなくなり、トイレも失敗する様になる。
>そして、視線も合わなくなる(それ以前は、視線も普通に合っていた)。
>こう言うタイプの自閉症って、本当に存在しますか？

そのあたりで、次のようなことはありませんでしたか？
1.予防接種を受けた後で、体調が崩れてしまった。
2.高熱にみまわれた。
3.持続的な下痢。
4.アレルギー疾患の発症によるステロイド剤の使用。

ぺんぺん wrote:
>暁緋さんは３才の時になにかショックなことがあったのかな？

その当時、未熟児で産まれた妹が病気になって親が妹の看病に付きっきりで、私は祖母の家に預けられていました。
異変が起きた３歳頃に、親が色々と病院を連れまわしたけど、そんな時にある病院では「少し自閉症気味な傾向が有る」と言われた事が有ったのですが、他の病院では「情緒障害」と診断されたり、「言葉をしゃべれなくなったのは、祖母の家に預けられたのが精神的なショックで子供が帰りしたのだろう」と言われたり、結局ハッキリした事は判らないままになりました。
小学校上がる前に受けた知能検査では知能に遅れは無い(むしろ、IQの数値が普通の子よりも高いくらいだったらしい)と言う結果が出て、そのまま小学校(普通学級)に上がったけど、多動が有ったりして授業態度も悪く、いじめにも遭いやすく、家でも親の言う事を聞けなくて怒られてばかりでした。

暁緋さん wrote:
>
>実は私も、もしかしてそれかも？と思って、今行ってる病院の医者に聞いて
>見たのですが、真っ先に違うと否定されてしまいました。
>医者がからは、「小児期崩壊性障害だったら、もっと重度な精神遅滞になる
>ハズだ。今のあなたみたいに、こうやって会話が出来る様な状態にはなりま
>せんよ」と言われてしまいました。

なるほど。でもいつの日か自閉スペクトルの中に精神遅滞を伴わない小児
崩壊性障害なんて診断ができたりして……。この世界はしょっちゅう概念が
拡大されて診断の対象が広がっていきます。

こうもり wrote:
>暁緋さん wrote:
>
>>３歳頃、ある日突然に言葉を忘れてしまった様な状態になって、それま
>>でしゃべれていた言葉をしゃべれなくなり、トイレも失敗する様になる。
>>そして、視線も合わなくなる(それ以前は、視線も普通に合っていた)。
>>こう言うタイプの自閉症って、本当に存在しますか？
>
> 自閉性障害の中でも小児期崩壊性障害はそうなる場合があるそうです。
>ＤＳＭ－Ⅳによると、「少なくとも生後２年間は正常な発達」なのですが
>、１０歳未満までに「言語」「対人的技能」「排便・排尿」「遊び」「運
>動能力」などのうちの2つ以上の機能の喪失が見られるそうです。
>
>　話を聞く限りはこれが一番近いみたいですね。

実は私も、もしかしてそれかも？と思って、今行ってる病院の医者に聞いて見たのですが、真っ先に違うと否定されてしまいました。
医者がからは、「小児期崩壊性障害だったら、もっと重度な精神遅滞になるハズだ。今のあなたみたいに、こうやって会話が出来る様な状態にはなりませんよ」と言われてしまいました。

　はじめまして、当事者のこうもりと言います。

蛙先生 wrote:

>４月からアスペルガーと診断されたという新入生が入ってきました。
>どのような配慮が必要なのでしょうか？

　これについては診断だけでは判断がつきにくいです。まずはできる
だけ身近で生活を共にしている人（家族ｅｔｃ）から聞き取り調査を
した方ができるのですが、蛙先生はご家族の方と話し合いを持つ機会
などはおありですか？可能ならばご家族の方（本人が障害を自覚して
いる場合は本人から聞いてもいい）からどのような配慮が必要なのか
を確認されるのが一番いいと思います。もし、ご家族の方から許可が
出るのであれば、そのＡＳ学生さんの主治医やカウンセラーあたりか
ら配慮すべき点を聞いてみるというのも1つの手です。

　で、以下は教科書に書いてある内容とかわたしが他の当事者と関わ
っている範囲での情報提供です。

>・集団での旅行

　当事者によっては変化が嫌いで旅行ができない場合，他の人との同
居が難しい場合があります。

>・授業

　ひとところにじっとしていられない，独り言をする，理系ならば共
同実験が苦手，ゼミなどでディスカッションがうまくできない，など
が考えられます。

>・テスト
>・実習科目の履修

　能力のばらつきが激しく、特定の教科でつまづくことはおおいに考
えられます。わたしの場合は作図が必要な科目がすごく苦手でした。

（その他）
・友人関係がうまくいかない
・提出物を期限までに間に合わせるのが困難
・地理感覚が悪く、教場移動がうまくいかない
・対人ストレスが強い
・聴覚過敏や触覚過敏や嗅覚過敏がある

など様々なものが考えられます。やはり共に暮らしている人の情報
が不可欠だと思います。

蛙 wrote:
>とある短大の教員です。
>
>４月からアスペルガーと診断されたという新入生が入ってきました。
>どのような配慮が必要なのでしょうか？
>
>たとえば、
>・集団での旅行
>・授業
>・テスト
>・実習科目の履修
>
>などです。
>
>ご自身の経験などをお聞かせいただければありがたく思います。

いずれも、その子の好み・人間関係のスキルの発達度・ストレス耐性等の要素に左右され易い事項なので、このへんのことは恐らくは多くの教員の方が苦悩してしまうところであろうと思います。

私の場合は、不幸中の幸いということになろうかと思いますが、自閉症スペクトラムの研究者がその大学の医学部にいたということもあるのか、大学の初めての健康診断の問診で著しい不安感を訴えた私に対して、保健管理センターの保健婦さんが『彼は、見守らないと…』と感じてマークしてくれていたようです。その時は、未診断でしたが…
　3年生になってひどいうつ状態になったときに、精神科の受診を勧めてくださったのも、その方でした。一週間に一度のペースで、『カウンセリング』を行ってくださり、悩みとか苛立ちを聞き受け止めてくれるだけでも、とてもありがたかったです。指導教官との間も、よく情報交換を行っていてくれて、『定期的に悩みを聞いてあげるように…』という進言があったのか、その先生も自分なりに私を部屋に招き、よく世の中のことや学会のルールなどについて、対話しました。
　

暁緋さん wrote:

>３歳頃、ある日突然に言葉を忘れてしまった様な状態になって、それま
>でしゃべれていた言葉をしゃべれなくなり、トイレも失敗する様になる。
>そして、視線も合わなくなる(それ以前は、視線も普通に合っていた)。
>こう言うタイプの自閉症って、本当に存在しますか？

自閉性障害の中でも小児期崩壊性障害はそうなる場合があるそうです。
ＤＳＭ－Ⅳによると、「少なくとも生後２年間は正常な発達」なのですが
、１０歳未満までに「言語」「対人的技能」「排便・排尿」「遊び」「運
動能力」などのうちの2つ以上の機能の喪失が見られるそうです。

　話を聞く限りはこれが一番近いみたいですね。

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