アスペルガーの館の掲示板(旧)

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Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3832へのコメント
No.3847  Wed, 4 Apr 2001 23:31:20 +0900  さくらかのえ [この発言にコメントする]

武田好史 さんwrote:

> 戦時中の日本の歴史で重視しなくてならないのは、「どちらが悪い」ということではなく、

事実関係については
いっそのこと、両説併記して「どちらが正しいかと争われている」と解説すればいいのじゃ。
戦時中のできごとが歴史的事実であるのと同じくらい、
そのことについての責任問題を50年以上も引きずってあーだーこーだやっているのも歴史的事実。

どのような観点に立った主張であれ、
「子どもたちに正しい(または「真実の」)歴史を!」などと言ってる人たちの存在にはぞっとします。
絶対的な「正しい」とか「真実」なんてあるのかい?


風鈴さん
No.3846  Wed, 4 Apr 2001 22:38:40 +0900  るおう [この発言にコメントする]

もう買ってしまいましたか?息子さんの生活用具。そうですよね。4月ですものね。


Re: 明日のにんげんゆうゆう 3806へのコメント
No.3845  Wed, 4 Apr 2001 22:21:37 +0900  チイママ [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 明日のNHK教育テレビ「にんげんゆうゆう」(19:30)は、ASの子供たちのことを特集するようです。親御さんはぜひ見てみて下さい。

見ました!!
教えてくれてありがとう。


Re: 明日のにんげんゆうゆう 3806へのコメント
No.3844  Wed, 4 Apr 2001 22:15:51 +0900  Mebius [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
> 明日のNHK教育テレビ「にんげんゆうゆう」(19:30)は、ASの子供たちのことを特集するようです。親御さんはぜひ見てみて下さい。

はい。私“親”でありながら親の仲間には入っていけない“本人”なのですが
・・・見ました。

自然な感じがとっても良かったです。
嘘偽りのないストレートさも良かったです。
ありのままが伝わって来て、画面の前でうなずきながら見てました。
アスペの会に拍手です。

久々に杉山先生のお顔も拝見できてちょっと嬉しいMebiusでした。


Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3822へのコメント
No.3843  Wed, 4 Apr 2001 21:48:20 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

 大切なのは教科書の内容量ではなく、「学び方」なのではないでしょうか。
 いちから十まで手っ取り足取り教えるのは、学びはじめ、学びたての子供たちにとっては、最重要項目ではあるかと思います。教科書はあくまでそのための手引書、教師は子供たちの、みずみずしく、あくなき知的欲求心の火付け役であるのが理想でありましょう。つまり「なにをいかにして学ぶか」を、段階を追って子供たち自身に考えさせ、目をひらかせるのは、教室を出発点として、人間社会すべてがフィールドなのであり...ありゃなんか私、あたり前のことばっか言っちゃってるよな。でも、私も自分が学ぶ年齢の子供だったら、「教科書を信じすぎたり、あてにするな」という言葉も聞きたかったよ。だってさあ、大学はいったとたん、「義務教育ってやつはいったい何を教えているのか」なんて、あたかも私ら(ここでいう私らとは、まかり間違っちゃって学士を志した連中のことね)のせいであるかのように、教授は嘆かれておられてね。ま、よく言われるように大学っていうのは「世の中」じゃないんだから、こんどは社会人になってからこっち、大学流ってやつも振るわなくなってきて、私みたいのはあっちでもこっちでもやっかい者扱いされていくことになるのね。ありゃ愚痴になっちゃった。
 とにかく「新鮮さ」「学究心」だけは失われることのないように、ウソを書いたんなら書いたなりに、どういった歴史的必然性があったのかを、ちゃんとわかるように説いていくのは生きた「からだ」、つまり教師たちな訳だからさ。私はむしろそっちのほうが心配だよ。いまどき常識も知性のかけらのへったくれもないような、へんな奴が多いからね。
 ...あ、教科書の話なんていうから、自分が数学の成績がLDなんじゃないか?てぐらい絶望的で、追試2度受けたこと両親に言えなかったり、大学入試(いにしえの共通一次ね)で自己採点結果23点だったりしたことを、思い出してしまった...こんな私に教育をどーたらいう資格など、ありませんでしたね。
 今なんて教科書もテスト用紙も、紙質なんて世界最高でカラーで、他国から見ればうらやましい限りなのに。私だって教科書の内容の方が貧弱で、あけてびっくり、なんていうのは悲しいけれど。逆に歴史の流れとともに教科書が複雑精緻になってゆくっていうのは、可能なもんなのかしら。
 教科書編纂者がAsならばあるいはね?結局その流れか(^-^)。 


Re: 精神状態かなり不安定・・・ 3816へのコメント
No.3842  Wed, 4 Apr 2001 21:47:01 +0900  Mebius [この発言にコメントする]

風鈴 wrote:
>来週には息子を北海道に送り出す為、ここ数日その準備に追われながら・・・
>なんか無性に淋しくなってしまって・・・荷造りしていても、生まれた頃からの思い出が走馬灯の様に駆け巡り、涙が溢れてくるのを悟られない様にするのが精一杯の毎日です。

風鈴さん、こんばんは。
息子さん、一人っ子なのですか? なんだか私、淋しい気持ちわかります。
私も息子をどこかに山村留学でもさせた方がよっぽどいいのかな〜、なんてずっと考えてましたから・・・。
(北海道には結構あるんですよ。自然に恵まれた(恵まれすぎた?)過疎地域で廃校寸前の学校。)・・・でも私には出来なかった。・・・心配だし淋しいし。
今だって、息子の将来の事、高校はきっと地元の学校だし、大学だって家から通えるところがいい〜!・・・なんてね。
(そういえば、我家から通える範囲にある唯一の大学は国立だった。(^^;) )  

ま、それはさておき、北海道・・・よいところです。
私は20年前に一人で北海道へやって来て、人生が変わりました。
大きな北海道の自然に身をまかせてみたら、いかに人間というものがちっぽけなものであるかがよくわかります。
所詮、人間など自然の威力にはかないません。ぜひ長期の休みなどには北海道を訪れて、疲れた心をリフレッシュなさると良いと思います。
息子さんにとっても風鈴さんにとっても、きっと良い事がありますように!
息子さんの北海道生活、陰ながら応援しています。

久々に書き込みました。
でも、風鈴さん、もうそろそろ忙しいのに読んでる暇あるのかな?
ま、いっか! 陰ながら・・・という事で。

                       −Mebius−


はじめまして
No.3841  Wed, 4 Apr 2001 21:20:33 +0900  うめ [この発言にコメントする]

はじめまして、4歳と2歳のむすこをもつ30歳のははです。
実は長男の幼稚園にもASらしき・・(まちがっていれば申し訳ないのですが)
お友達がいます。ただ、その子は悪気はないにしろほかの子供たちをたたいたり、
帽子をバスの窓から投げたりします。大人からみればしょうがないな・と思えるのですが、正義感の強い子供からすれば悪い子、自分をいじめることおもっているようです。
むすこが・・ちゃんはなんであんなことする?ってきかれたのですが、
私自身こたえられませんでした。
私自身勉強不足、理解不足です。これからこういうことがたびたびあると
思います。むすこたちには正しことを教えていきたいのですが、
なにかよい本などありませんか。


Re: 福岡の情報をおしえて下さい 3705へのコメント
No.3840  Wed, 4 Apr 2001 21:11:44 +0900  みちお [この発言にコメントする]

あつこ wrote:
>こんにちは
>いつも皆さんの書きこみを読ませてもらっています。
>お聞きしたいのですが、どなたか福岡の方で AS に理解ある
>先生をご存知ないでしょうか?
>福岡方面の情報をさがしています。
>よろしくお願いします。

院長先生やスタッフに話しを聞いてみました。

病院名 野添病院
住所  福岡県久留米市藤山町 
TEL 0942-22-5311

ASと診断した患者はいるらしいです。
治療は通院の場合130人いる患者を班分けしてあり、
班活動をしたり、
午前、午後で心理教育、社会技術訓練、話し合い、カラオケ、習字など etc...
のプログラムが組んでがあり、曜日ごとに変わります。
気の合った仲間で一日中話しをしてる人達もいます。

全国レベルで上位の病院らしいです。日本各地から見学に来りしています。
ASに関しては治療の難しい病気であると話しておられました。

私自身はASとは診断されていません。


Re: 障がい者? 3814へのコメント
No.3839  Wed, 4 Apr 2001 20:50:25 +0900  Xanadii [この発言にコメントする]

ゆーり wrote:
>  「害」は「公害」「被害」などに使われてイメージが悪いという
>   考えに基づく。”
>
>ひらがなに変えたって、使ってるもとの言葉がおんなじなんだから
>意味がないのでは?と思ってしまう。
>だいたい、そんなのけちなごまかしじゃないのか?
>漢字の間にひらがなが入ってるのも変な感じで落ち着かない。
>日本語としてキレイじゃない。

 ほんとそうよね。
 「障害」というのは、熟語として既存のものなのだから、ひらがなにしたからどうなったって言うんでい! という抗議の手紙は、、早速次の日から新聞社に舞い込んでいることだろうから、あえて追求しないことにして。
 大体さあ、新聞社の表記って、おかしなものが多すぎるんだよね。『いわゆる「日本人妻」』だの(ああこりゃテレビの謂かあ)だの覚醒剤を「覚せい剤」ってゆうのも。私はこれらの表記が使われ出した起源というものを知らないのだが、インテリの層の間でのご都合ってやつで、その言説が直接かかってくる対象(人間)と、その報道に関わる自分たちの社会的引責がどーたらこーたらいうのが、本音の部分だったりするんだろうな。
 彼らとしちゃ「十分な配慮と検討を重ねた結果」のつもりなんだろうけれど、なに、『障がい者』だって?語感からしていかにも「あんたがたは特殊なんですから...」てな感じで気ん持ち悪い。それともわれわれはバカだから漢字が読めないとでもいうんでしょうか。「害」という字が人に向けられた時点で、「おまえ普通じゃない」という意識があるのは十分明白なんですから、堂々と使えばいい。それで職失う覚悟もないような奴らに、仕事してほしくないよほんと。
 ご参考までに。
 中国語では「障害者」は「残障者」になるそうです。どーですかねーこれ。 


Re: <自己レス>法律に詳しい方、どなたかアドバイスください 3778へのコメント
No.3838  Wed, 4 Apr 2001 19:46:12 +0900  Hiro [この発言にコメントする]

皆さん、どうもありがとうございました
あれから、相手は何も言ってきませんでした。

パソコンソフトは、有料・無料に関わらず、損害の補償はないとのことです。
現に、私の使っているWindows2000の契約書(?)にも「免責事項」が書かれていました。

病院とかのコンピュータ・システムも無保証で危険なものなのでしょうかね?


Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3835へのコメント
No.3837  Wed, 4 Apr 2001 13:21:47 +0900  KILROY [この発言にコメントする]


 以下は、『コンピュータと数学教育』(別冊・数学セミナー、[コンピュータと数学]6、日本評論社、1985)の「LOGOと子供たち」(戸塚滝登(とつか・たきと)/氷見市立湘南小学校)よりの抜粋。

 + + +

 YY君は小学校2年生だが、算数の力がごく弱い、IQの面で境界線児童だと思われていたこともある。授業中にも落ち着かず、10分と机にじっとしておれない子だと言われていた。
 YY君はLOGOを先生と一対一で習いはじめた。床の上に形を書き、その上を歩き回っては身体でプログラムを考えていくのである。歩きながら、「えーと、まえ4ぽだったよ。」とつぶやき、忘れないようにチョークで床にそのまま書き留めていく。授業中もそうだが、あまり物もしゃべらず、初めのうちはしぶしぶLOGOと関わっているという感じだった。
 ところが、授業を始めて5日目、ついにこんな事が起こったのである。以下はそのときの記録からの抜粋である。

 『(YYは5日目にしてようやく正方形をLOGOで作り出すことに成功した。)YY児は手をたたきながら画面を見つめている。と、「今度、三角、書いてみる」と大声で言い出した。自分でチョークをつかむと、あっという間に床に三角形を描いた。すぐ計り出す。頂点の曲がり角に来ると、「先生、早く分度器かして。」とさいそくする。足もとにかがみ込むと一身に向きを測っている。……(中略)ついに独力で三角のプログラムを作り上げてしまった。彼はこれに「さんかく」と名前を付け、メモリーにしまいこんだ。この時点で教師は「もっとたくさん三角形を描くやり方もあるんだよ。」とくり返し命令を教える。YYはこのプログラムを実行させてみる。(すると図7のような絵があらわれた)(註:原書ではここに図。いわゆる「三つ鱗」の形)
 「うわぁーっ、これっ、先生、これえ、三つ山だよ。三つ山だよっ!」と大喜びする。
 このあたりから、YYの「かめ」に対する態度が一変し始めた。急にとりつかれたような雰囲気になってしまった。たいへん親しみをこめた言い方で、(教師にではなく)コンピュータに<向かって>(原文傍点)こう言った。「今度、四角を3つ書いてみるからね。」そしてうまく四角を3つ描いて見せた。
 この結果を見つめながら、YYはふいに気がついたようだ。息をはずませながら、「あ、4つえがけば田んぼになるよ。」と言うが早いか、たちまちプログラムを考え出し、田んぼの形を見事に作り出してしまった(原文ではここに図)。画面を指さしながら、「これ、田んぼという名にしてやろうよ。ねえ先生、(と、真ん中の部分を指さし)ここに、「‖」形のイネ植えたら田んぼになるよ。」としきりにつぶやく。「先生、もっと書ける、ぼく、もっと書ける!」と、座ったまま、椅子ごと身体をゆすって興奮している。(いろんなものが描きたくって頭が一杯なのだろうか、あまりに素晴らしい笑顔なのでえ、筆者はここで一時、記録を採る手を忘れてしまったほどだった。)』

 この時点で授業開始後1時間半近く経過していたのだが、その間に教師の介入は合計で10分にも満たないほどであった。あとはすべてYYが自分だけで学習を進めたのである。10分と机にじっとしておれない、と言われたYYを知る大人たちにとって、彼がまさかこれだけの長時間にわたって一つの事に熱中し続けたとは信じ難いことだった。
 結局、YY児はLOGOのカリキュラムの第1段階を終える7日間に、角度の初歩概念を理解し、基本図形の初頭的性質のいくつかを独力で発見さえしてしまうのである。(ちなみに、角度や図形の性質は現行の指導要領では小学4年生にならないと出てこない教材であることにも注意されたい。)


Re: 薬について 3829へのコメント
No.3836  Wed, 4 Apr 2001 12:53:04 +0900  ななは [この発言にコメントする]

PHOO wrote:
>不登校気味の小4男子(医療機関でADHDと診断されています)の
>母です。
>この掲示板はよく読ませて頂いています。
>環境の変化に弱い彼は新学期は落ち込みます。
>医師から抗不安薬(薬の名前は解かりません)を頂いています。
>朝飲ませても、夜飲ませてもいい。と言われているのですが、
>朝立ち上がりの悪い彼には、いつ飲ませたらよいのでしょう?

こんにちは、ななはと言います。
まず、お子さんがまだそんなに大きくないので、いわば先生との橋渡し役
はお母さんである PHOOさんじゃないですか、それなのに薬の名前が分からない
とかおっしゃるのが信じられません。ネットでもなんでも記号だけでも
薬を調べることが出来るじゃないですか?ネットもされてるんだし。
分からない薬を飲ませて不安じゃないんですか?

飲ませるのも、体調や個人差があるので、やっぱり先生とお母さんとお子さんが
よく話し合われて検討されてはどうでしょう?
あまりにも無防備・無知な感じがします。きつく聞こえたらごめんなさいね。

でも、一番お子さんを守れるのがPHOOさんだと思いますから...。


Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3832へのコメント
No.3835  Wed, 4 Apr 2001 12:30:18 +0900  KILROY [この発言にコメントする]

武田好史さん wrote:
> 今日文部科学省から、小中学校で使用する教科書検定の内容が発表されました。
 ぜんぜん関係のない話だけれど、私は武田好史さんをずっとタケダコウジさんだと思っていた。「よしふみ」さんなんですね。失礼しました。たしかに「史」に「ジ」の読みはない。

 で、教科諸問題である。

 じつのところ私は小学校の理科の「教科書」に関してはそれほど心配していない。むしろ教師の側の資質や教材の選び方のほうを問題にしたかったりする。トノサマガエルとトウキョウダルマガエル、モンシロチョウとスジグロチョウの区別もつかん奴に理科を教えられても困るのである。トノサマとダルマは確かに見分けがつきにくいが、「紋白蝶」と「筋黒蝶」はそのまんまなんだから。
 植物の数が三種に減ったというけれど、イネとダイズを題材に単子葉植物とマメ科植物くらい真面目にやっときゃ後はどうとでもなりそうな気がする。
 「月の満ち欠けの写真は2枚まで」とか言うけれど、ただ写真を並べておけばいい、みたいな安易な姿勢を批判する意味で、悪くない判断だと思う。私だったら実際の月の写真は一切載せずに浮世絵から夕方の月と朝方の月を持ってきて解説する。「十五夜お月さん」とか「立待月」「居待月」「寝待月」「十六夜(いざよい)」「上弦の月」「下弦の月」なんていう言葉の意味や、「晦日(みそか)」「望月(もちづき)」の「晦」「望」にどんな意味があるか、みたいな話は「理科」ではない、みたいに思っている固定観念はブッ壊したほうがいい。

> 算数では、「円周率は3」ということになるようです。こんなの「π」でよいと私は
>思います。普段はπで計算して必要に応じて3.14を代入してやればよいのです。
 あいにく「記号」という概念は小学生向きではないんですね。「円周率」は「円周率」で教え、手計算のときは3を使い、電卓を使うときは3.14を使う、という指導法になるようです。高校時代の天文部の顧問だった冨田先生は、授業中に円周率を3で計算し、「おかしい。教科書の数値と合わん。」とか言っておられたので、実害はなさそうに思います(^_^;)。ちなみに私は概算のときは「三を掛けてから二十分の一だけ増量(三・一五)」を基本にしています。ついでながら、「産医師異国に向こう、産後厄なく、産婦御社(みやしろ)に、虫散々闇に鳴く、お礼には早よ行くな」で小数点以下三十九桁(^_^)。ロサンゼルスに行ったときに向こうの航空エンジニア(女性)の前でスラスラッと書いてみせたら、「サンタ・マリーア!」と叫んでおりました。日本人おそるべし(^_^)。

 それより問題は小学校の算数のカリキュラムなんですね。遠山啓さんの「水道方式」による「二・五進法による加法の指導」「ゼロおよび繰り上がりのある・なしによる三桁+三桁の加算問題の分類」「一般から特殊へ/特殊から一般へ」「数え主義の追放/量による指導」とかいった指導理論が、いわゆる文教族との派閥争いによって教科書から退けられていて、その結果算数の学力が「押えこまれた」形になっており、それを解消する形で「公文式」が勢力を伸ばしてきた、という現状があったりするわけで……この「水道方式」による算数の教科書である『わかるさんすう』の採択問題については調べてみると面白いと思います。

 ついでながら人工知能の分野では、「子供はいかにして足し算を間違えるか」をコンピュータでシミュレートする「バギー」というプログラムがありまして、問題と計算結果から、「この子は足し算アルゴリズムのこの部分が理解できていない」みたいな原因を突き止めることができたりします。

 ほかにもシーモア・パパート教授が開発したLOGO言語によるコンピュータ指導が発達障害児教育に効果を発揮し、ADHDでとにかく五分と机に向かっていられなかった子供が一時間以上もコンピュータにかじりついていたとかいった話もあり、安野光雅さんの『はじめてであう すうがくのえほん』やらピアジェの『発生的認識論序説』やら……くそぉっ! とにかく山ほどの歴史資産が小学校の算数教育に関してはあるというのに、文部科学省(旧・文部省)および文教族の縄張り意識のためにそれらが活用されとらん、という現状があるのをマスコミはなぜ黙っとるんだぁぁぁあ!と、私は十数年来怒っておるのですね。

 ところが障碍者向けのユーティリティ・ソフトウェアや発達障害児向けの教育ソフトウェアを開発したいと言えば「儲からん」と邪魔をされ、水道方式に基づく算数教育用のソフトウェアを開発しようとすれば「お上のすることに逆らうな」と足を引っ張られ、「ええい、いつか見ていろ俺が福祉と教育ソフトの世界に革命を起こしてやるうっ!」と拳を握っとったんですが……まだ夢は捨てとらんぞ(-_-メ)。

 この件についてはフォローの書込みが必要かもしれない。続報を待て 所長


Re: 生まれ変わる? 3808へのコメント
No.3834  Wed, 4 Apr 2001 12:29:19 +0900  くると [この発言にコメントする]

みどりちゃん wrote:
>私自身はこのままでいいけど、
>世の中がもうちょっと変わってて、ASなど少数派へ
>の配慮がなされているといいなぁと思います。
>
>・・・ってことで、全く別の人生は望まないけど、
>今よりちょっと楽に生きられる世の中であって欲し
>いです。
>むしが良すぎるかしら?

なるほど、自分が変わるのではなく、世界が変わっ
てほしいということですね。確かに少数派が多数派
に一方的に合わせていかなければならない世界は疲
れますよね。

 いわゆる「普通の人」との同化にえらい時間をか
けてしまったわたしも同感です。


Re: 生まれ変わる? 3815へのコメント
No.3833  Wed, 4 Apr 2001 12:21:25 +0900  くると [この発言にコメントする]

 ゆーりさんへ
 成人LDのくるとです。今日たまたま仕事が非番になったので
コメントします。

ゆーり wrote:
>私がもし生まれ変わるとしたら、亀になりたいです。
>大きな海をぷかぷか泳いでみたい。
>でも、そこまで大きくなるのは大変かな。
>ほとんどの子ガメは、小さいうちに死んじゃうもんな。

 むむ…。夢を語っているようで、現実をよく把握しています
な。でもなんか素敵な夢ですね。

>だから、浜辺の石になりたいです。
>いつも海の音に耳を澄ませて、ゆったり沈んでいたいですね。
>人間になるのだけは、金輪際ごめんです。

 ゆーりさんは海が好きなんですか?この夢かなうといいです
ね。


Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3822へのコメント
No.3832  Wed, 4 Apr 2001 11:30:19 +0900  武田好史 [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:

 理科はは学ぶ内容を削減するのではなく「体系立てて」「判りやすく」に力点を置き、「歴史」「国際関係」においては「中立的な視点」を十分に配慮すべきです。
 例えばです、今は生物・天文・気象にまつわる知識は、学年毎にバラバラの感じで教えていますが、低学年では観察を重視して、季節毎にどんな変化が起こるのかを総合的に学ばせ、基礎的な自然の見方を養い、高学年ではその中にはどんなからくりがあるのかを学ぶというほうがよく理解できると思います。「まんげつはは冬は空高く見えるけど夏は低い」「たいていの草は冬枯れてしまうけども、種や球根の形で眠っていてて、春になると新しくよみがえる」「春の空は大気中のちりが多いため白っぽく見える」「秋に木々から落ちた落ち葉は、土の中の小さな生き物が分解して、森を生かす栄養になる」といったことは、このようなことによってよりよく、環境・自然を重視しなくてはならない時代の子供たちの脳裏に焼き付いていくと思います。
 戦時中の日本の歴史で重視しなくてならないのは、「どちらが悪い」ということではなく、「戦争とはいかなることなのか?」ということです。中国・東南アジアの国々でもそして日本でも、多くの人たちが命を落としました。50年たっても、これらの国々の人たちの間では、お互いの国の対する恨みが吹き出しています。
「戦争とはお互いの国が、国の利益をかけて争うことであり、双方の国に多くのダメージがふりかかるからこそ避けなければならない」という本質的なことの理解が重要であり、それには「日本が悪い」「いや中国だ」といったどちらかの側に偏った視点よりも、中立的な見方で当時の状況を捉えていくということが大切だと私は思います。それが真の平和に結びついていくでしょう。
 
 


Re: 質問(教科書これでよいのか?) 3827へのコメント
No.3831  Wed, 4 Apr 2001 06:31:28 +0900  BIS [この発言にコメントする]

>> 私が一番腹が立ったのは、小学4年生の理科でで学ぶ「植物」の数が42種から3種に減るということです。これは子供たちの自然に対する好奇心を著しくそぐものであり、また、いずれこの国の第一次産業を存亡の縁にたたせるでしょう。また、「月の満ち欠けの写真は2枚まで」ということになることもそうです。詳しいからくりはともかくとして、「昔の人は月のみちかけをを見て時の経過を感じ、日々の生活を営んでいた」ということを聞いても、きっとこの教科書で学んだ子たちは信じないでしょう。

これは悲しいですね。私は理科を勉強するのが生き甲斐(本当に命を救ってくれるほど)だったので。自分が新しい知識に出会うたびに、夢の世界に旅行に行くようにときめいたものです。


>現に存在しているものを、なぜ教えようとしないのだろう。
>好奇心の旺盛な子は、教科書で教わらなくても、月の満ち欠けに興味を持ち、
>草花にも興味をもつと思うのですが、そういう子どもに質問されたとき、
>先生は何と言って答えるのだろうか。
>「それはまだ知らなくてもいい」と言うのだろうか。

この解答を教師にされたら、当時の私は「貴方は馬鹿で尊敬できないので先生と呼ぶのをやめます。」などと答えてしまい叱られるハメになりそうです。いや、、、似たようなことを口走るイヤな子供だったので目の仇にされてましたが、、、。


Re: 質問(夢について) 3785へのコメント
No.3830  Wed, 4 Apr 2001 06:19:15 +0900  BIS [この発言にコメントする]

武田好史 wrote:
>あなたが見た夢で、奇妙だったものには、どんなものがありますか??

自分でとても奇妙と思ってもなかなか人にその奇妙さを伝えるのは難しいですね。

私は幼児期から定番の夢が何パターンかあります。
その内の一つです。

曇天の下、温泉のように水蒸気が煙った沼があって、水面から無数の木の杭がつきだしています。その木の杭にはテントウムシがビッシリと並んでくっついています。

ただただ、そんな風景が続くだけの夢です。


薬について
No.3829  Wed, 4 Apr 2001 05:58:31 +0900  PHOO [この発言にコメントする]

不登校気味の小4男子(医療機関でADHDと診断されています)の
母です。
この掲示板はよく読ませて頂いています。

環境の変化に弱い彼は新学期は落ち込みます。
医師から抗不安薬(薬の名前は解かりません)を頂いています。
朝飲ませても、夜飲ませてもいい。と言われているのですが、
朝立ち上がりの悪い彼には、いつ飲ませたらよいのでしょう?

ここに書き込むのが、不適切な内容だったらごめんなさい。

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