アスペルガーの館の掲示板(旧)
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さき様。はじめまして、あかりです。
>あかりさんはADHDとの重複はないのでしょうか?私はADHDでもあります。そうすると、不注意という性質も加わってしまい、計算機を押し間違えてしまったりします。しかし、ADHDでも、完璧を目指すタイプがあり、それならば、ADHDであっても経理に向いているそうです。この、「完璧を目指す」というのは、ASの、「理想を遂行したがる」傾向と似ているのではないかと思いました。
私はADHDとの重複は持っています。計算機の押し間違いも多かったので、普通の人なら2回検算する
ところを5回は検算していました。又、エクセルを使い自動計算させたりしました。
私は完璧を目指すタイプなので、1円でもお金が合わなければ、どこまでも追求し、家に帰って布団の中でも決算書が合わない原因を考えました。興味のあることには集中力が強く持続するのです。
それから、不注意で(大人になって多動はなくなったのですが)よく物をなくすので、書類をなくさないよう
にファイリングに気をつけました。綺麗に揃えることにこだわりがあるので、みんなで使うものまで、ラベルを
テプラで作って綺麗に種別にファイルして感謝されたこともあります(笑)
反面、言われたことをすぐに忘れてしまうので、上司から指示を受けるときには必ずメモを持参し言われたことをすぐに書きました。忘れないように、目の付くところや手にメモは貼りました。何枚ものメモをびらびらと
手の甲からぶらさげている姿は「そこまでしなくても」と人には笑われましたが、私には必要だったのです。
又、就職して日が浅く仕事の優先順位が決められない、一度にたくさんの仕事を頼まれ混乱する等の
際は、仕事を紙に書き出し、自分では判断できないことを相談し、上司に優先番号をつけてもらいました。
また、午前はこれ、午後はこれという仕事のスケジュールを作ってもらっていたこともあります。
私は自分が苦手なことにはとにかく具体的な対策を考えました。対策なしに気持ちの持ちようで努力しても
自分には無駄だとわかっていたからです。また、職場の人がこんな私を受け入れてくれたというのも、
うまく働けた大きな原因であると感謝しています。
さきさんも、さきさんに合った職場にめぐりあえますようお祈りしています。
あかり wrote:
>私の個人的な体験ですが、経理の仕事を以前やっていました。
>何を、どういう手順で、どうするのか、がはっきりと確定していた仕事だったので
>やりやすかったです。ほとんど人と口をきく必要もありませんでしたので、
>1日中誰とも話さず、黙々と計算していた日も多かったです。
> 私は、細かい数字を合わせることにこだわりがあって、普通の人なら音を上げてしまうような
>ぐちゃぐちゃな帳簿も根気よく追求して、きれいに合わせることが出来ました。
> おかげで、その職場では「能力がある」と信頼され事実上チーフになりました。
こんにちは、さきです。私は大学生で、経理関係の仕事を目指しています。なので、あかりさんのお話しは、なるほど、と思いました。あかりさんはADHDとの重複はないのでしょうか?私はADHDでもあります。そうすると、不注意という性質も加わってしまい、計算機を押し間違えてしまったりします。しかし、ADHDでも、完璧を目指すタイプがあり、それならば、ADHDであっても経理に向いているそうです。この、「完璧を目指す」というのは、ASの、「理想を遂行したがる」傾向と似ているのではないかと思いました。
もっとも、経理には、他の要素も入ると思いますが。WAIS−Rで、経理に関係ありそうなのは数唱、算数、符号だと思います。私は、一応それぞれ年齢平均程度にはありますが、高いとはいえません。
また、あかりさんには、数字をあわせることへのこだわりがあり、だから経理に向いてらっしゃった、ということもあるのだと思います。
ですが、やはり、私にとって、経理は理想的な職場だと感じました。
wentさん、ご心配ありがとうございます。
うちの娘の場合、どうしてなのか漢字が嫌いで小学1年生から全く書かないとか、英語の辞書を引きたくないから英語は嫌だとか極端に勉強をしない傾向がありました。特に、漢字は何百回書いても覚えられなかったりしていましたので本人のやる気が失せてしまうのも分かるような気がしていました。
しかし、どんなに特殊な子供でも受験をしないといけない時が来るのは現実です。
そこで、何とか成らないのか一生懸命親の方が考えて来たわけです。
国語の文法はやりたくないけれど、趣味でファンタジー小説を書いていて、数学は中一レペルは勉強しないけれど高校レベルならやります。社会科は暗記をしたくなくて、理科はトップクラスの出来です。
この子は6才の時小児科で「天才です。気を付けて育てなさい。」と子育ての難しさを指摘されました。
小学6年生の時に神経科で「アスベルガーかも知れません。」と言われています。
芸術的センスは抜群なのです。
インターネットの「東大合格方法」を検索していて娘にやらせてみました。
英語は、辞書に頼らず訳を参考に英語を固まりで丸暗記させてみました。
1週間程経って、家庭教師の先生にみてもらったら急激に問題集が出来るように成っていると言われました。
本人は、勉強が苦痛では無くなり力を込めて自学自習するように成ったのです。
これで、長い戦いでしたが勉強に対して親の勤めは終わったような気になっています。
勉強が難しい子供に優しい勉強方法は、普通の子供にも優しい方法だと思います。
はじめまして。あかりと申します。
私の個人的な体験ですが、経理の仕事を以前やっていました。
何を、どういう手順で、どうするのか、がはっきりと確定していた仕事だったので
やりやすかったです。ほとんど人と口をきく必要もありませんでしたので、
1日中誰とも話さず、黙々と計算していた日も多かったです。
私は、細かい数字を合わせることにこだわりがあって、普通の人なら音を上げてしまうような
ぐちゃぐちゃな帳簿も根気よく追求して、きれいに合わせることが出来ました。
おかげで、その職場では「能力がある」と信頼され事実上チーフになりました。
しかし、物忘れがひどいので、机や電話にメモを貼ったり、手の甲にメモを貼って
それを見ながら仕事をしました。又、一日のスケジュールを毎日作り、仕事の漏れがないか
ひとつひとつチェックし、自分の不得意なところを補うよう工夫しました。
お客様に電話をかけるときには、あらかじめ伝えたいことを文章にまとめておき、それを
読みながら電話しました。予測される応答もいくつか紙に書き出して準備してから電話すると
パニックを防げました。
職場の人と昼休みに会話するのが、最初は大変でしたが、仕事ぶりで信頼されると
周りの人も「あの仕事よくやったね」などと話しかけてくれるようになりました。
そして、そのうちに「変な人だけど仕事が出来てユニークな人」というように受け入れられる
ようになりました。
私の場合は、こだわりが生かせ、至らないところがなんとか補えたのと、職場の人が
そんな私を受け入れてくれたのでうまくいったのだと思います。
私は、自分が思ったままのことを口にすると、人がぎょっとしたり、怒ったりされます。
その場の状況に合わない事を言ってしまうからです。だから、いつも、「これはここで
言っても良いか」とか「この言いたいことを、普通の人に伝わるように表現するには
どの言葉をどう使えばいいか」を考えながら話しています。
こうしていると、いつも自分で自分の同時通訳をしているようで、(内心の思いを一般的に
通じる言葉に通訳する)時々疲れて哀しくなります。そして鬱病を繰り返しています。
それから、子供の頃から時々、人の言葉が音声としては聞き取れるのに、意味がわからない
事があって、自分は馬鹿なんじゃないかと真剣に悩んでいました。
対義語の言い間違いも多く「暑い」と言おうとすると「寒い」と口から出てしまい、「大きい、小さい」
「上、下」もよく逆になってしまいます。このおかげでコミュニケーションでさらに気まずい思いをします。
脳の配線がどこか逆になっているのでは?と思うほどです。
あと、大きい音が苦手で、テレビの音が耳に痛くて苦痛です。他の家族は平気で見ていますが
私一人が「耳が痛いから!音を小さくして!」と音量を下げると「聞こえないよー」と苦情を言われ
ます。
とりとめがなくなってしまいましたが、同じような体験をお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか。
私は、自分のこのような特徴を今まで誰にも理解されず、人を怒らせたりすると「おまえが非常識」
と責められ、自分でも自分を責めてきました。
でも自分に自閉傾向があるとわかったこれからは、必要以上に自分を責めず、足りないところは
自分で自分を養っていくように変えていきたいと思います。
みなさん、たくさんのレスを有り難うございました。私の気持ちを受け止めてもらえてとても嬉しかった
です。私も共感を求められるのが苦手で、本当は共感していないときにどう答えたらよいかわからなかった
のですが、最近は「そうだよね」「そうかもね」「ああ、いいよね」などの返事をしています。
私は口調が平坦で抑揚がなく、感情がないように見えるらしく、親しい友人からは「アンドロイド」という
あだ名を付けられています。
なので、この場では愛想良くしなければ、と思うときは口の両端を持ち上げます。
こうすると笑顔に見えるのと声がやわらかくなって感じが良くなります。
(これは昔、会社の研修で接客の際こうしましょうと教えられたのを応用しています)
それから、ほかのお母さんの話し方を聞いて、口の中で繰り返して、家に帰って紙に書いて
読んで覚えて自分も使うようにしています。
今、私には5歳4歳の子供がおり、子供のためには幼稚園のお母さんとのつきあいを避けては
いられません。だから、必死になってがんばっています。自分の為にはやる気は出ないけど、子供の
為なら頑張れます。これも、社会適応のいい勉強の機会と思ってやっていこうと考えています。
でも、時々、疲れ果てて、休みたくなったときは一人の時間を努めてとるようにしています。
きよりん wrote:
>いちいち親が勉強方法を考えなければいけない子供です。
「勉強方法についていちいち大人がお膳立てをしている状態で、勉強している中学生が多数派となっている」というのが、私の住む地域での、現在の状況です。英語の勉強方法についての書き込みでもふれましたが、「中学生の勉強に関する状況は、私が中学生だった'70年代後半とは違うものになっている」こともふまえたほうがよいと思います。
まず、書店に並んでいる教材のタイプが変わってきています。
「どんな意味を持っているのか、自分で考える・断片的ないくつかの事柄を、自分なりの方法で体系的なものにしていく」という目的にあったものが、とても少なくなっています。
一方で次のような教材が多数派となっているように、私には思えます。
「教科書準拠で教科書だけに範囲を限定し、試験に出そうな要点だけをきちんとした解説なしに記述し、要点のこの部分はこれこれこういうタイプの問題として出題されて答えはこうなるから、それを暗記するよう要求する」という教材です。
たぶん、前者よりも後者のほうが、売れ行きがいいのだと思います。中学生用の理科や社会の用語集は、私の住んでいる田舎では、一番大きな書店にしか置いてありません。しかも、数は少ないです。出版社に問い合わせたところ、絶版になったものも多いようです。
また、中学生とその親御さんの間で人気のある塾・家庭教師とは、「それぞれの生徒にあった学習計画を講師がわざわざ立ててくれて、試験前にはポイントや出そうな問題を全科目教えてくれる(「生徒が自分で考えるよりも、時間のロスが少ない」と、本人も親御さんも捉えているようです)塾・家庭教師です。
「自分で考える習慣がつかないのなら、もっと高度な内容に入ってから行き詰まる危険性がある」などと思っている人は、少数派のようです。
書店の学参売り場でも、「大人と一緒に学参を見ている学生」が目に付きます。「世界史よりも地理のほうが楽だろうが」などといった言葉を、大人がかけているのも時々聞きます。
哀しいのですが、「本人なりに考えて、本人なりの勉強を試行錯誤しながらやっていく生徒」よりも、「理解していないけど大人にお膳立てをしてもらって点数は取ろうという方針で、やっている生徒」のほうが、目先の定期試験では良い点数を取っているようです。
「その結果、前者の生徒が、自分は頭が悪いんだと思い込んでしまう」ということもあるのではないかと、私は危惧しています。
ひょっとしたら、きよりんさんのお子さんも、「自分で考えて勉強なんてしても無意味だ。大人の助けを借りたほうが良い」というふうに思い込まされているのかもしれません。
みなさん、こんばんは、TAKです。
asmanさん、きよりんさん、wentさん、乃絵さん、Lulu_2440さん、うずまき貝さん、貴重なアドバイスをありがとうございます。早速、本人と相談しながら皆様から提案していただいたことを実践していきたいと思います。
彼は遊戯王が好きなので、ある程度英語を理解してきたところで、英語版のカードに記載されている英文を題材にしていこうと考えていました。彼はそのゲームの戦術を考えるのが大好きで、膨大な種類があるカードの役割・使用方法をすべて覚えていて、それらを組み替えて毎週勉強を始める前に新しい戦術の特徴、有効なポイントや不利なポイントについて話しをしてくれます。そういう彼を見ていると物事に対して理論的な考え方する傾向があるのではないかなぁと思います。彼はよく『単語を覚えるのに法則みたいのは無いの?』と聞いてくるのですが、うずまき貝さんのおっしゃるとおりすべてが当てはまるわけでもないので困っていました。書くことも苦手としているようなので、同じ単語を何回も書いて覚える方法もストレスを与えてしまいそうなので、覚え方のひとつとして書き取りがあることは話しました。上記の様にここ一番の集中力はすばらしいものを持っているので、まずは興味を持ってもらい、それを維持し英語に慣れてもらうことを心がけようと思います。受験まであと10ヶ月も無いと私が焦ってしまっていましたが、皆様からの言葉を頂き、当たり前ですが彼に合った方法を早く見つけてあげなければ先には進めないと思いました。
またこちらに報告を兼ねて遊びに来ますので、宜しくお願い申し上げます。
まさひろは日々ここを覗かして頂いてます。ただ皆さんの会話の内容の
レベルが高すぎて・・・・。
彼女とはここ2ヶ月会っていないですね、ただやはり心配なので、キザだと
思われますが手紙とお花を彼女の家の近くに寄ったらポストに入れてます。
会ってちゃんと決着をつけるならつけないといけなのですが、なぜか彼女の家の
近くへ行くとびびって胃が痛くなったりします。
一度彼女からもう一度やり直したいようなメールを入れてもらったのですが
僕が素直にできなくて断りのメールを入れてしまったりとお互い売り言葉に
買い言葉で全然何も進展してません。このまま自然消滅をとも思いましたが
あんな酷いことをして彼女をほったらかしにするのはという苦しみもあります。
ただ時間が経てば・・・時間がなんとか解決してくれるのではないかと
そんな勝手なことを思っています。ちなみに彼女からはメールも携帯も
繋がらないようになってます(いわゆる着信拒否です。)
TAKさん、はじめまして。
参考になるかどうかわかりませんが、私の場合、大学受験の時に英単語を覚える際に、その語幹や語尾の意味を知ってから覚えるとよく覚えられました。例えば、「fore-」という語幹は「前へ」という意味で、「forecast」はfore+cast(計算する)→前もって計算する→予想(予報)する、「foreward」はfore+ward(方向)→前方へ、などです。もちろん、すべての単語がこのようにして覚えられるわけではありませんが、こうやって覚えたものは無理にそのまま暗記したものより忘れにくいです。語幹や語尾の意味を知ることで知らない単語に出会っても意味を推測しやすいという利点もあります。こういう本もいくつか出ていると思います。ちなみに私の手元には「1度で覚える英単語(東進ブックス)」という本がありますが、もっといい本もたくさんあるでしょう。
それと、乃絵さんがおっしゃっていたように、モチベーションをつけるというのは大切です。興味のある題材を使うといいでしょうね。ある程度の英語力があってネット上で興味のあるサイトを見て回れるようになると、どんどん英語に対する興味も出てくると思います。私はBabylonという辞書ツールを使っていますが(http://www.babylon.com/display.php?id=14&tree=3&level=2)、これはとても便利です。画面上の単語をクリックするだけで意味が出てくるので辞書を引く手間をかけずに興味のあることにどんどん目を通すことができます。単語というのはあちこちで目にすることで覚えられる場合が多いと思います。「あ、この単語、さっき出てきたな」というように。
TAK様からのメッセージ:(初めまして(^o^))
>みなさん、はじめまして。この4月からアスペルガーの中学三年生の男の子の家庭教師をしております。科目は英語と数学です。数学は興味があるようですし、以前から比較的授業にも出席しているので結構理解してくれるのですが、英語はなかなか進歩していきません。根気良く毎回同じところをやっても英単語もなかなか覚えられません。
おそらく、パターン化されたものについて苦手とされているように見受けられます。
私は高校〜大学(中退)と理系一筋でしたが、理系にもかかわらず英語やドイツ語は得意です。現代国語や古文は極端に苦手でした。大学受験は現役合格組でしたが、当時の共通一次で国語に足を引っ張られて綱渡りでした。
ASの場合、2次障害に学習障害があることが珍しくなく、得意分野と不得意分野の差が極端な場合も珍しくありません。私も外国語は英語やドイツ語は得意で、フランス語・スペイン語・イタリア語やハングルもまあまあなのに、ロシア語や中国語は極端に苦手です。
学習法も一筋縄でいかないことが多く、私が高校のとき、苦手だった歴史(世界史)を得意科目にするためには発想の転換を行いました。
>歴史は暗記科目ではない。NHKの大河ドラマだ。
ドラマを楽しむような雰囲気で臨んだところ、共通一次の得点稼ぎも可能なほどの得意科目になりました。(地理はもともと得意だった)
学習法は、それぞれの人に合った方法が必ずあります。英語なら、教科書に沿った内容のほかにも、英語の歌や映画の名場面と一緒に覚える、という方法もあります。いろいろ試してみて、生徒さんに最適と思われる方法を見つけましょう。
P.S.明日から、2週間ほど出張のため自宅を離れますが、インターネットがまるっきり使えない環境ですので、この間フォーラムを留守にいたします。
(なお出張先については事情があってお教えできません)
TAKさん wrote:
>数学は興味があるようですし、以前から比較的授業にも出席しているので結構理解してくれるのですが、英語はなかなか進歩していきません。
>根気良く毎回同じところをやっても英単語もなかなか覚えられません。
文面から想像するに、その男の子は英語自体に対する興味がないのでしょうか?
だとすれば文法や英単語の演習の前に英語に対するモチベーションを与えてあげることが大事なのかな・・・と思います。
例えばスポーツが好きならスポーツ関連の新聞記事や選手のインタビュー記事を読ませるとか、
映画が好きならスクリーンプレイや俳優のインタビューを読ませるとか。単語はその都度辞書で引かせます。
「週刊ST」という英語学習新聞にはほとんどの記事に対訳がついているので、教材に使いやすいと思います。
http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/
単語の覚え方はいろんな方法があります。
東大や外語大に合格した人には、単語を何度も繰り返し書いて覚えた人、ひたすらペーパーバックを読んで覚えた人が多いです。
英語は学習というよりスポーツのように日々の練習が欠かせない一面があります。いくら時間をかけてもすぐに
上達が実感されないのも英語に興味をなくす原因の一つかと思います。
そのために、英語に対するモチベーションをキープすることは大事だと思います。
わたしも英語は散々苦労させられました。若い子たちにはくじけずに頑張ってもらいたいと思っています。
TAK wrote:
>英語はなかなか進歩していきません。根気良く毎回同じところをやっても英単語もなかなか覚えられません。
私は'77年に、地域の公立中学校に入学しました。私の住む地域の公立中学校でなされている英語教育は、私が受けていた当時と今とでは、方針が変わっているようです。私が中学時代に方針変更後の英語教育を受けていたら、おそらく中1で落ちこぼれていたと思います。「英語はなかなか進歩していきません」とありますが、「学校の方針と本人との相性が悪い」という面もあるかもしれないと、私は思います。
(私の住む地域だけのことかもしれませんが)、今の中学校の英語教育は、「文法的な間違いは多少あってよい。文法なんかよりも、会話が出来るほうがずっとよい。また、リスニング(注 私の中学時代には、ヒアリングと呼ばれていた)を重視したほうが良い。」という方針のようです。
前にもこの掲示板に書き込んだことがあるのですが、He is play tennis.という文を作っても、訂正なんかされません。それどころか、説明を求めた生徒が、「コレでも通じる。つまらないことに目くじらを立てるな。」と叱られたくらいです。
また、英語の教科書が、文法体型とあまり関係なく作られています。ですから、「学校でまともに英文法を教わっていないということが、昔の教育を受けた人には想像しにくいかもしれません。文法等の意味を考えないで棒暗記に走ってしまったため、習った範囲と違った英文では応用が利かなくなっているということに、昔の教育を受けた人は気が付きにくいかもしれません。
また、私の中学時代は、「英語と数学は頻繁に宿題が出るもの」でした。ところが、今の中学(私の住んでいる地域の)では、宿題はめったに出ないらしいです。(複数の中学生の証言によると)
英語の勉強法については、No.21966の、きよりんさんの書き込みの勉強方法が、私には合っていたと思います。「辞書を引くことで時間を使うより、英文に接する時間を増やす」という方針が、有効だったと思います。
また、「書いて覚える」という方法は、私の場合には合わないようです。「書く」よりも「見る・聞く」の方が、同じ時間内に反復できる回数が多いですし、後者のほうが、一度に複数の情報が入る(見る場合は視界内に複数の単語が視界に入るが、書く場合は、そのとき書いている単語にしか関心が向かなくなるといったようなこと)という感じがしています。
ただし、「漢字書き取り」は書かないと覚えられないですけどね。
また、「断片的な知識を幾つか集めた後、それらを体系的な知識に変えていく」ときに、「自分なりに考えて、文を書く」ことは意味があると思います。
「辞書を引かない」と書きましたが、場合によっては辞書を引くことも必要だと思います。私の経験ですが、中1の2学期頃まで、日本語と英語が一対一の対応をしていないことに戸惑っていました。たとえば、「小さい」という意味の単語が「little」「small」の2つあることに面食らいました。このような場合には、辞書を引いてみる必要があります。
また、このことを学校の先生に質問したとき、「英語と日本語が一対一になっていないことを考えて勉強するのは、よいことです。覚えさえすればいいというものではありません。」という言葉が返ってきました。この言葉は、私にとっては大きかったです。
ただ、英語の場合は、進歩や上達の具合によって勉強方法が変わってくると思います。ある程度進歩したら、辞書を引いて勉強する必要が出てくると思います。
初めまして、TAKさん。
うちの娘は病院でアスペルガ−かも知れませんと言われた事が有ります。
興味の無い事は全くと言ってやろうとしませんし、身につきません。
漢字や英語のように面倒な教科が嫌いです。
いちいち親が勉強方法を考えなければいけない子供です。
最近、英語の勉強方法を変えて勉強するように成りました。
辞書は引かずに、ガイドを見せて暗記します。
後はガイドの訳を見て、英文を中心に何度も読んだり、CDを聞きます。
だだ、この繰り返しです。
そうする事によってその訓練の中に、単語を覚える事や文法や
試験当日の長文読解が得意に成る要素があります。
そうする方が、時間の節約に成りますし、効率が良いです。
書くとすれば、英文全部を書いて行くと良いようです。
英文の固まりで単語を覚えた方が効率が良く頭の中に入ると聞きました。
娘は今、英語が大好きに成り、すらすら応用がきくように成りました。
急激な成長に家庭教師の先生もびっくりしています。
問題集は、覚えたかどうかの確認に使っています。
TAK wrote:
>根気良く毎回同じところをやっても英単語もなかなか覚えられません。
英単語など学校の勉強のことは分かりませんが、私の場合は普通の人みたいに静かな環境ではよっぽどでない限り(講師の人との相性の良し悪し)はテレビや音楽などをかけた状態で勉強します。
あとは、勉強したことをとにかくノートに書くようにします。
単語などにしても何度もノートなどに文字を書く事によってそれが視覚的に覚えられたりします。ただ暗記するだけではどうしても覚えられない場合があるので、もし今までにまだ試していなければ一度やってみては如何でしょうか?
何度も何度も同じ事を書いて行くうちに覚える事もありますのであとはその子供がどのような環境で勉強するのが良いのかを観察する事でしょうか。
参考になったかどうかは分かりませんが一応私の場合と言うことで…。
みなさん、はじめまして。この4月からアスペルガーの中学三年生の男の子の家庭教師をしております。科目は英語と数学です。数学は興味があるようですし、以前から比較的授業にも出席しているので結構理解してくれるのですが、英語はなかなか進歩していきません。根気良く毎回同じところをやっても英単語もなかなか覚えられません。みなさんの中で経験のある方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスやご意見を頂ければと存じます。宜しくお願い申し上げます。
私は元気です。連休明けで疲れる事多いと思いますが、頑張りましょうね。
いつもこの掲示板は読んでます。
私の連休は出かけないで、ずーっと家にいました。
本当に楽園気分でした。
ぱーこです。
さくらこ さんwrote:
>そんなこんなで同じ悩みの人に出会えた喜びで思わず、初めて投稿しました。なんだか、とりとめのない文章になってしまい申し訳ありません。これからも宜しくお願いします(^_^)
こちらこそ!
ASやADHDのことを、もっと知って、たくさんの人にも
理解してもらえて、暖かい支援ができるようになることを
これからの私のライフワークにして行きたい(壮大過ぎ)
と思うこの頃です。
夫との共通言語を求めて、24年くらい彷徨ってきました。
カナータイプの自閉症の人と付き合っていて
少し、『言葉ではない、何か』が通じ合うのを感じます。
すごく原始的なもの、という感じですが・・・・。
さくらこさん、一番お子さんのすばらしさを知っているのは
あなたですから、お子さんが自分を責めたり
自尊心を下げないように、手立てをうってあげてるんですね。
すごく大切なことだと思います。
私は、ASの人を知って、世界が広がったかも・・・
とにかく、勉強勉強の毎日ですが、みなさまよろしくお願いします。
みっちゃん wrote:
>ジョンさん、ありがとうございます。私の思いたかったことはいろいろありますが、そのひとつをジョンさんに代弁してしてくれてほんとうによかったです。
>本当はもっと書きたいところですが、荒れてしまいそうなので、直メールを送りたいけどよろしいでしょうか?
>この場を借りて申し訳ございません。
はじめまして、ジョンと申します。
みっちゃんさんの投稿に関して、脚本家さんが投稿していた件は、拝見していました。
私は、その件に関して投稿する権利がありませんでしたので、ただ、拝見していただけでしたが、私は、実は、みっちゃんさんに投稿を続けていただきたいと、応援したい気持ちで一杯でした。
というのは、実は、私は、自分はアダルトチャイルドだと思って、ACのサイトに投稿していたのですが、ダブルハンドルネームの件で、サイトから注意を受けて、そのACのサイトに出入りできなくなってしまったので、みっちゃんさんには、そのようなことがないように、祈っていたのでした。よかったと思っています。
さて、私は、もう49歳ですが、診断がついたのは、つい最近で、3月29日のことなのです。だからよけいに、みっちゃんさんがおっしゃるようなことに気持ちが向いてしまいます。つい最近までは、自分の考えることは、はっきりと主張していました。ところが、障害者と認定された瞬間から、私の意見は0.4%の人間の意見であって、健常者の99.1%の意見に合わせなければならない、という事態になってしまい、まだあまり慣れていないのです。しかし、一方では、学校に適応できなかったエジソンの母親は、「息子の教育は自分でやる。」と言い出して、当時の教育委員会を蹴飛ばしてしまっているわけです。(当時、アメリカに教育委員会があったかどうかは分かりませんが。)だから、エジソンの母親がエジソンの人格を優先したように、私達は、社会に適応しつつ、何も自分の人格まで否定しなくてもいいのではないか、と思ったのが素朴な疑問です。
話がそれてしまいますが、テレビ「光とともに」も同じ主旨で描かれていると思います。しかし、本当は、「社会に適応しつつ、自分の人格を否定しない」というのが、一番むずかしいのですが。しかし、こころざしは、高く持ってもいいのではないかと思っています。
私のサイトには、私も含めて、悩んでいる方達が時々来られます。幸い、アスペルガーの館ほど公共性が高いわけではないので、荒れていただいても結構です。訪問者が少ないので、書きたいことが書きたいだけ書けます。また、直メールでも結構です。吉田兼好が徒然草で、「もの言わぬことは腹ふくれることなり」と言っていますので、私同様、言いたいことは、発言してください。お待ちしています。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/9387/
ジョンさん、ありがとうございます。私の思いたかったことはいろいろありますが、そのひとつをジョンさんに代弁してしてくれてほんとうによかったです。家族からは「こだわりをすてて人と協調しなさい!」みたいなことを枕詞にしてがみがみ言うのです。私は、直しなさい、人とあわしなさい、人の言うことを素直に聞きなさい、といわれることは精神的に魂を奪われる気がしたので、おそばせながらの反抗期を迎えてるところです。
素直でいい子だったのに、、、といわれるのが自分のことを表現できないでいるいやな自分でした。今は、取り戻すようにテンション高く表現しているのです。しかし、それなのに家族や周囲から「静かにしろ」なんていわれると生きている気がしないです。前のレスにもかいてましたが、間寛平の「止まった死ぬんじゃ!」というギャグが本気になるみたいです。
本当はもっと書きたいところですが、荒れてしまいそうなので、直メールを送りたいけどよろしいでしょうか?
この場を借りて申し訳ございません。
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